仕方なく着いてしまう、底角の擦り傷です。
バッグや財布など使用していると、ブランドに関係なく傷や汚れができます。
特に底角などは大切に使用していても傷つきやすいですが、見た目に良くないだけでなく、
表面のすれてしまった部分から、汚れや水分などを吸収して黒く変色します。
革の表面がすれてなくなってしまうと塗料を革の中に吸い込んで発色しません。。
革の表面を補修して整えてからの補色染め直しが必要になります。
バッグ全体にキズや汚れ、シミができた場合も、
全体を補色染め直し、美観を取り戻すことが可能です。
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染め替えはしないで!
黒いバッグを白に染め変えるなどの色変えは「復元強化修理」ではいたしません。
技術的には可能ですが、染め変えた白いバッグを使用している間に小キズが出来てしまうと、
白く染め変えたバッグに元の黒色が目立ちすぎ、使えなくなるのです。
キズを付けずにバッグを使い続けるのは不可能なので、すぐに使用するのが嫌になります。
「復元強化修理」では元の色か同系類似色のみ染め直しいたします。
6連キーケースのホルダー金具の残骸です。
鍵を取り付けてあるフック部分が次々に抜け落ちていきます。
新品から3カ月持たないケースも多々あります。
鍵を取り付けるフックを定期的に入れ替えローテーションするのは有効な対策です。
しかし、金具は何度新品に交換しても壊れますので、
当社推奨のホルダー金具への交換をお勧めします。
ベルトサイズ調整加工・ショルダーベルト長さ調整加工
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お気に入りのベルトも油断して食べ過ぎるとサイズが合わなくなります。
近頃はダイエットブームの影響でしょうか、ベルトを短く加工される方が多いです。
ベルトを長くする加工は素人では難しいため問題ないのですが、
短くするために、不用意に穴開けをされることが多いです。
ブランドベルトやショルダーベルトの尾錠穴は等間隔であけられています。
しかも、3つ穴や5つ穴の奇数が多いです。
適当に開けた穴はバランスがくずれ、ベルトやバックのフォルムが歪になるのです。
ほとんどの場合、等間隔で2つまでなら穴開けによる調整でよいですが、
それ以上の穴開けは、おすすめできません。
先から切るか、センターで切るか、両サイドからバランスよく切るか、
短くする長さやデザインにより決定します。
ベルトもショルダーも長く加工するにも、短くするにも全体のバランスを崩さず加工します。
長すぎるしょるだーを中央で団子結びにして持たれてる方はせっかくのバックが台無しです。
調整加工でスッキリスマートに変身させましょう。
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エルメスの新品時計です。2つベルト穴を追加しました。
これ以上開けると装着したときベルトの先が余りすぎて邪魔になります。
ベルトの幅も時計本体に近ずくほど幅広になっているため尾錠に通らなくなります。
これ以上短くする時はベルトのカット加工をお勧めします。
穴開けもベルトカットも出来上がりのバランスが重要なのです。
画像クリックでショルダー延長加工の様子が見れます!
ショルダーの長さを短く加工することも、長く継ぎ足し加工することも可能ですが、
強度を上げながらバランスや色を考慮し違和感無く加工することが必要です。
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