・ホック交換です
ホックのバネがなくなっています。メッキも剥がれて薄くなっています。
ブランドでよく使われているイタリーの高級ホックを使用しています。
ロック交換・再生
ロック金具の再生修理や金具パーツの部分作成・新品ロック交換などおまかせください。
ホックを交換するとホックに、ロック金具を交換するとロック金具に目がいくのは当然です。
しかし、交換した金具自体より金具の付け方や付ける部分の強度の方が重要なのです。
マグネットやホックやロックなど、すべての金具の取り付け部の状態に応じた補強加工を
施して金具の交換・再生を行います。
ロエベのビジネスバッグです。
センターのロック金具がグラグラしていました。
金具自体は破損していないため補強付けなおしで固定します。
持ち手のループ革もちぎれかけていましたので、補強加工です。
ループは補強芯を挟み込み組直し、かぶせの中の鉄芯も磨いてバリ取りをしました。
ロック金具は完全固定でグラツキはなくなりました。
ナス管・Dカン・尾錠・その他
金具類を交換する技術以前に、クオリティの高い金具を選択することが必要です。
時にはブランドのロゴはあきらめても、高品質の金具へ交換されるべき場合もあります。
6連キーケースのホルダー金具などは一部のブランドを除いて代用パーツで交換をおすすめします。
代用金具に交換する場合も各ブランドにふさわしい金具パーツを選定使用しています。
メッキ
マーク金具が魅力のシャネルの財布です |
金色は剥がれて小キズも多数あります
財布を解体してマーク金具を取り外しました |
ブランドのロゴマークは輝いていないと・・・ |
財布に取り付けると全体まで綺麗に見えます
再メッキ加工のためには、バックから金具を取り外し、金具を分解し単品パーツにします。
剥がれかけたメッキをすべて取り除き磨きなおしたあと再メッキ加工します。
その後、単品パーツを組み上げ、バックに付けなおし完成です。
新品以上の輝きと品質に生まれ変わりますが、かなり高価な修理です。
同じパーツがあれば新品交換のほうが低価格になります。
当社では指でこすると剥がれ落ちる簡易メッキ(メッキペン)をメッキ加工と呼びません。
金具の取り外しや分解組み立ては行いますが、メッキ加工は専門会社へ外注しています。
ロゴ入りカシメ・再生
(デザイン変更を伴うリメイク加工は受け付けていません)
カシメやハトメは通常一度きりの使用で取り外し付けなおすことは出来ないパーツです。
ブランドロゴの付いたカシメ金具が無地の代用品に変えられてしまう修理屋さんがほとんどですが、
復元強化修理では小さな金具パーツも再生します。
持ち手付け根革とファスナー引手のロゴ入りカシメがとれています。
小さなパーツですが、代用パーツではバック全体が偽物のように見えてしまいます。
元どうりのロゴ入りパーツで復元再生されるとカッコイイです!
がま口のツマミ部分が取れています。 |
財布から口がね金具をはずしてロー付けして再生します。
財布に金具を取り付けた後、開閉の調節をして完成。
部品を紛失していなければリペアは可能です。
御依頼方法は画像をクリック!