全体的に薄汚れは見られますが構造上の問題はないように見えます。
カブセを開くと金具がポロッと落ちました。
カブセ側の金具を固定するビスを紛失されています。
ビスを作成するだけで構造上は使用できる状態になりますが、
金具のメッキが変色してシミのようになっていますので、
今回は解体して金具の再メッキも施します。
再メッキ加工でシミのようになっていた金具の表面がピカッと輝きました。
メッキの厚みは0.2ミクロンで限界の厚みの高級本金メッキです。
深さ0.2ミクロンまでの傷や凹みは綺麗になくなりますので、
僅かな擦れ傷などは綺麗になくなります。
ロック金具はカブセ側金具と本体側金具が擦れたり、ぶつかったりしますので、
傷つきやすい部分です。
メッキ剥がれや変色防止のクリヤーコーティングもしていますが、
丁寧に扱いながらメッキ金具は頻繁に強く磨き込んだりしないほうが長持ちします。
大切にご使用下さい。
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