LV二つ折り財布


ルイヴィトンのモノグラム二つ折り財布(M61665)です。

 

 

 

 


折り曲げ部は擦り切れ欠損があり縫い直すことも出来ません。
基本的には修復不可能ですので手遅れ状態です。

 

 

 


反対側の折り曲げ部も同様に。。。。

 

 

 

 


角部も傷みやすい部分で革が擦り切れて無くなっています。

 

 

 


反対側の角部も革が無くなっています。

手遅れ状態になってから修理するよりも早めのメンテナンスをする方が、
財布やバッグは長持ちしますし良い状態を保ちやすくなります。

 

 

 


合成皮革の内張りも劣化していますのでリニューアルリペアで、
出来る限り改善させます。

 

 

 


バラバラに解体して革部の汚れや色移りを取除きました。

最高品質時代の良い品ですので擦れが目立つ部分を補修補色して、
各部を強化しながら組み立て直します。

 

 

 


最高品質時代の革ですので塗料の厚塗りはせずに補色しました。

 

 

 


各部を強化しながら角部の欠損も修復しています。

 

 

 


合成皮革の内張りは本革で作成交換しました。
折り曲げ部も縫製可能な状態に復活させています。

各部の強化加工でしばらくは固く感じますが、
使い込みながら少しずつ馴染ませてください。

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LVガリエラの修理


ルイヴィトンのガリエラPMです。
とても大きなバッグですが小さい方のモデルで大容量です。

 

 

 


天部テーピング革は擦り切れヤブレや亀裂があり、
素材劣化も重傷です。

 

 

 


テーピング革の作成交換をしたいのですが、
本体モノグラム地に亀裂が数十カ所ありテーピング交換できません。

無理矢理にテーピング革を交換しても長くはもたないですし、
亀裂が入ったモノグラム地は大きく裂ける心配があります。

 

 

 


口周りの亀裂の悪化を抑えるために本体天部を強化して、
最高品質の新品のヌメ革でテーピング革を作製交換します。

 

 

 

 


革もモノグラム地も現行品質ですので頑丈とは言えません。
逆に柔軟で軽いというメリットもあります。

 

 

 

 


モノグラム地に張り合わされた布地も亀裂部が透けて見えるほど・・・

 

 

 


厚みを増した革でテーピング革を作製交換しました。

 

 

 

 


出来る限り亀裂を隠しながら加工しています。
何より強化加工を施してありますので長持ちすると思います。

 

 

 


新品のヌメ革が色焼けして馴染むまでに、
それほど時間は掛からないと思います。

頑丈と言えるモノグラム地や革で作製されたバッグではありませんので、
丁寧に取扱いながらご愛用ください。

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(お手紙紹介です)
レザークリエーション ご担当さま

このたびは大変お世話になり、ありがとうございました。
先ほど修理していただいたGALLIERAが戻ってきました。
ブログで修理状況を拝見はしていたものの、
ぼろぼろだった開口部のテーピング交換はもちろんのこと、
直営店などで断られ続けたモノグラム地の亀裂がまったく
目立たなくなっているのを直接この目で確認できて、
驚きとともにとても嬉しいかぎりです!
ここが本当に修理のネックだったので、御社と出会えたのは大変幸運でした。
しかも、ちょうど次回修理の募集をされていたタイミングだったので、
私は本当にラッキーでした!
開口部の補強もばっちりしていただいたので、
これからひきつづき愛用していくうえでとても心強いです。
あとはヌメ革が周りとなじんでいくのを待つばかり・・・なので、
出かける日はしばらくこれを持って出ようと思います。

 

東京都 I 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
現行品質のバッグですので丁寧に取扱いながら、
大切に長くご愛用ください。

セリーヌ巾着


セリーヌの巾着バッグです。

 

 

 

 


革の劣化で口紐が切れています。

 

 

 


革が劣化して数カ所が切れていますので紐部を作成交換します。

 

 

 


前ポケットの内張りは合成皮革素材の劣化が見られます。

 

 

 


本体の内張りも同様に。。。。

 

 

 

 


口紐や内張りの劣化からもわかるとおり年代物です。

リニューアルリペアを施すのが安心ですが、
今回は口紐と内張りを本革で作成交換します。

 

 

 

 


解体。

 

 

 

 


内張りを取除いた本体を裏返して前ポケットの内張りを作成します。

 

 

 


デザインや構造を変えることなく本革で内張りの作成交換完了です。
合成皮革のようなベタツキ劣化の心配はありません。

 

 

 


口紐も丈夫に作成しました。
内張りの作成交換で少し本体外面も補正されたように見えます。

古い品ですので負担が掛かるショルダーベルトは、
切れてしまう前に強化しておくのが安心です。

大切に長くご愛用ください。

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YSLカサンドラ


イヴサンローランのカサンドラです。

 

 

 


今回はマチ底の修理ですが何も問題ないように見えます。

 

 

 


実は革が裂けています。

 

 

 


マチ底を解体して強化しながら組み立て直し修復します。

 

 

 


マチ底ヤブレ部の復元強化加工の完了です。

丈夫に仕上げていますので同じ部分が裂ける心配はありません。

 

 

 


修理とは関係ない話ですがYSLのロゴ文字型のロック金具を考案した、
金具の設計者はすごく優秀な方だと思います。

 

 

 


このバッグの原価はロック金具が占める割合が大きいと思います。

精度の高い金具ですのでトラブルも少なく、
丁寧に開閉すれば破損の心配もありません。

大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

こんにちは!
お世話になります。

たった今、修理して頂きましたカサンドラ受け取りました。
お忙しい中、迅速なご対応ありがとうございます!

とても綺麗で、あれ?左右どちらが破れていたんだっけ?
とわからなくなるほどでした(*^^*)

目立たない箇所ではあるものの、
購入して1年ほどで破れてしまったので、
とてもショックだったのですが、
また新品のように戻って本当に嬉しいです!
少し、荷物をぱんぱんに入れ過ぎていたかな…と反省もあるので、
今後は慎重に扱っていきたいと思います💦

以前より、ブログを拝見させて頂き、
ブランドバッグの修理は絶対にレザークリエイション様でお願いするぞ!
と思っておりましたので、この度お願い出来まして本当に良かったです!

ブログに紹介して頂いた記事も、
早速拝見致しました(^^)
私もこの金具のデザインと、
装飾と実用性のバランスが取れていた所が気に入って購入したので、
嬉しかったです!

素敵なおまけもありがとうございました!
また、何かありました際には是非ともお願いしたいと思っております✨

この度は本当にありがとうございました!

 

静岡県 Y 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
金具や構造が良いバッグだけに、もう少し良い革が使用されていたら、
縫い目から裂けることもなかったのですが、
今回は片側だけの強化でしたので詰め込みすぎや型崩れは要注意です。
出来る限り良い状態を保ちながら大切にご愛用ください。

ケリーバッグ修理


エルメスのケリーバッグとエピのプチノエとルブタン財布です。

 

 

 

 


プチノエは付け根革が切れています。

 

 

 


反対側も限界です。
変色したカシメ金具を取り外して部分的に作成しながら強化します。

 

 

 


他店様で塗装したバッグですので本来の状態がわかりませんが、
各部に亀裂などが見られる状態です。

 

 

 


天部にも亀裂がありますが今回は付け根革の御依頼です。

 

 

 

 


持ち手は塗装剥がれも発生しています。

加工歴がある品は本来の状態がわかりませんので、
修理を受け付けるには大きなリスクがあります。

 

 

 


ルブタン財布の折り曲げ部には擦れだけでなく変形も見られます。

傷みやすい部分ですので強化加工をご提案しましたが、
今回はコバ仕上げで対応します。

 

 

 


角部も同様に。。。。

 

 

 

 


カードポケットの破れや小銭入れのマチの変形から、
少し詰め込みすぎかもしれません。

 

 

 


裂けたカードポケット部を解体して復元強化加工を施します。

 

 

 

 


素材の経年劣化や損傷が激しいエルメスのケリーバッグは、
全体的な加工が必要です。

 

 

 


こちらの付け根革も切れています。

しかし、付け根革よりも無数のひび割れが見られるカブセや持ち手の方が、
革の劣化が激しく重傷です。

 

 

 


カブセの内側も擦れや汚れだけでなくカビが発生していたような、
シミが全体に見られます。

 

 

 


内ポケットは間仕切りステッチが劣化してほつれています。
大きく解体して擦れなども改善させながら縫い直します。

 

 

 


底角だけでなく外周は表皮が擦り切れてなくなっています。

 

 

 


残念すぎる状態で、劣化した革が新品時に戻ることはありませんが、
カブセ付け根など負担が掛かる部分は強化加工を施して、
急激な悪化を抑える加工が必要です。

 

 

 


マチ部材やカブセ付け根の切れた部分は強化しないと、
大きく裂ける心配があります。

 

 

 


プチノエの内張りを解体してカシメ金具を取り外しました。
刻印があるカシメ金具は元通りに再生して付け直します。

 

 

 


傷んだ部分を作成します。

 

 

 


ルブタン財布も解体して裂けた部分を強化しながら再生します。

 

 

 


附属パーツを取り外しました。

 

 

 


持ち手の裏面は縫い直すことも出来ないほど擦り切れて欠損しています。

 

 

 


付け根革を取り外すとカシメ金具が隠れています。

 

 

 


カブセ天部に入れられた鉄芯を固定するためのカシメ金具です。
当然、鉄芯を取り外さなければ付け根革を付け直すことはできません。

 

 

 


内ファスナーポケットもカビが発生していたようです。
ファスナーも限界を超えていますので交換が必要。

 

 

 


鉄芯だけでなくカブセ裏やファスナーも取り外しました。

 

 

 


長年のご使用で良いところが残っていない状態のケリーですが、
年代物ですので作り込みは丁寧で高品質です。

 

 

 


各部に強化加工を施しながら組み立て直します。

 

 

 


マチの縫い合わせ部は裂けています。

 

 

 


マチ天部は負担が掛かる部分ですので内張りを剥がして、
強化芯材を入れ込みます。

 

 

 


ルブタン財布のカードポケットの復元強化加工の完了です。

 

 

 


コバ面も仕上げ直しました。

 

 

 


プチノエの付け根革も丈夫に部分作製完了。
刻印入りカシメ金具も磨き直して再生しています。

 

 

 


エルメスのケリーバッグもリニューアルリペアの完了です。
ご要望通り、出来る限り濃い紺色で補色しています。

 

 

 


切れていた付け根革は新品時より丈夫に強化して、
限界を超えていた持ち手は作成交換しました。

カブセの両サイド折り曲げ部やマチ天部なども強化加工を施して、
構造的には丈夫になっています。

 

 

 


ユルユルだったヒネリ金具も長持ち優先で少し固めに加工してあります。

出来る限り見た目も改善させましたが劣化した革の表皮に、
ひび割れが出てくるのは避けようがありません。

すでに限界を超えるまで活用された年代物ですので、
今更、細かなひび割れを気にして活用しないのはもったいないと思います。

構造的には新品時より丈夫になっていますので、
丁寧に取扱いながら大切にご愛用ください。

 

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(お手紙紹介です)
有限会社レザークリエーション 御中

お世話になっております。
出来上がったバックの写真を拝見いたしました。
驚きと、感謝の気持ちでいっぱいです。
特にケリーは祖母が使っていたものがよみがえり、
将来娘に渡せるよう
これから大事に大事に使っていきます。
現物を見た母も「魔法がかかったみたい」と
興奮気味に電話をかけてきました。
実は他にも数点修理したいバックがあります….
次回の修理受付日を逃さないよう、更新を心待ちにしております。
3月に入りましたが、寒さが残る日もあるかと思います。
お風邪などひかれませんように。
本当にありがとうございました。

 

ハワイ州 M 様

ケリーは各部の強化加工などで構造的には活用いただける状態に、
仕上げることが出来ました。

しかし、保管状態や使い方の問題もあるだけでなく、
年代物ですので素材劣化が見られるバッグであることに、
変わりはありません。

出来る限り丁寧に取扱いながら、
大切に活用されることをお勧めします。

マトラッセ再生


シャネルのチェーンショルダーバッグ(マトラッセ)です。

チェーン中革の色と本体を比較すると焦げ茶色のように見えるほど
色あせています。

 

 

 


カブセや底角には擦れが見られます。

 

 

 

 


こちらの底角も同様に。。。

 

 

 


カブセの角や外周も擦れやすい部分です。

とても良い革が使用されていた頃の古いマトラッセですが、
使い方も丁寧です。

 

 

 


擦れや紫外線の影響で色あせた黒革が茶色っぽく見えます。

 

 

 

 


ベロ革の外周も擦れやすく表皮が剥がれています。

 

 

 


底面の外周も同様に。。。

 

 

 


マトラッセの芯材が劣化して大きな凹みになっています。

古いマトラッセでは避けようが無い症状ですので後面なども同様の状態です.
しかし、本体前面が一番目立ちますので活用できる状態に復活させます。

 

 

 


マトラッセの型が内張り側にも膨らんでいます。

ポケットの中にカビのような白い汚れが見られますので、
予定外ですが改善させておく必要がありそうです。

 

 


附属パーツを取除いて汚れを取除き本体前部に芯材をいれます。

カブセと比較すると本体前面のマトラッセが重傷であることがわかります。

 

 

 


芯材を入れるためにロック金具とホックを取り外しました。

ホックは再利用できないパーツですが古いタイプのホックですので、
再生して元通りにします。

 

 

 


内張りにも外面にも数種類の芯材が使用されていて、
構造的には丁寧に仕上げられた丈夫なバッグなんですが、
表面の革が柔らかくデリケートですし芯材劣化で弱い印象を
持ってしまいます。

 

 

 


外面のクリーニングと補修補色加工で色あせや擦れが改善しました。

 

 

 


凹みが重傷だった前面のマトラッセはこれ以上悪化しない芯材を選択。

 

 

 


カブセと比較しても前面マトラッセが改善して持ち歩きやすくなりました。
チェーン中革と比較しても本体が黒革になりシャネルらしさの復活です。

内側のカビのようなシミも綺麗になりましたので、
丁寧に取扱いながら大切にご愛用ください。

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