未使用に近い状態で損傷は見られませんが折り曲げ部に強化加工を施します。
小銭入れ側の外周にステッチが見られますが、
折り曲げ部にステッチがなく、カブセ側は内縫い構造です。
強化芯材を入れ込んで接着とコバ仕上げで強度アップは可能ですが、
カブセ側と本体側のステッチで芯材を縫い付けなければ、
耐久性も強度も半減します。
本体側もカブセ側も縫製をほどいて折り曲げ部の内張りを剥がします。
馬蹄型コインケースは高い技術を要する構造ですので生産性も悪く、
他の小銭入れと比較すると、かなり高額です。
優秀な工房でなければ請け負えない製品で、
1994年12月の製造でドイツの工房で生産された品です。
最高品質のコインケースですので大切に長くご愛用ください。
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