製造から17年以上が経過した ルイヴィトン サックプラです。
最高品質のヌメ革モノグラム地で作成されたバッグですが、
内張りの合成皮革の劣化は経過年数からも避けられません。
劣化した内張りを取り除くには本体をバラバラにする必要があります。
持ち手の付け根革を縫い付ける本体天部にはボール紙の芯材があります。
しかし、ボール紙ですから、すでにボソボソで破れも見られます。
ご依頼いただきました内張り作成とは関係ない部分ですが芯材を補修して、
本革で内張りを作成します。
ベタ付き劣化が発生しないように本革仕様で内張り作成の完了です。
大きなバッグですので強度アップや使いかっての向上を目指して、
内張り作成しています。
シンプルなバッグだけに高品質な素材が使用された年代のサックプラを
購入されていたことは大正解です。
長く活用できる良い品ですので大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索