ワニ革バッグの修理

caiman (1)
カイマンだと思われるワニ革素材のバッグです。

小さなセカンドバッグですがワニ革を継ぎ足して作成していますので、
フ模様がバラバラです。

良い素材は使用されていないバッグですので色落ちもあり、
本来は黒いバッグですがグレーに見えます。

 

 

 

 

 

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得意先業者からは後面の小さな傷補修の依頼でしたが・・・・

 

 

 

 

 

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バッグの持ち主は画像の大きな裂けめを修理したいのではないでしょうか?

ワニ革のバッグであることに間違いはありませんが、
通販などで販売されている中国製の品は継ぎ接ぎ加工で作成していることが・・・

1~2㎜革を重ねて接着しているだけですので耐久性はありませんね。

 

 

 

 

 

caiman (3)
外周パイピングなど各部に擦れや色褪せが見られますので、
補修補色加工も施します。

 

 

 

 

 

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全体的に色褪せてパイピング革などに擦れも見られましたが、
本来の黒いバッグに復活です。

裂けていた革の継ぎ足し部も補修しています。

 

 

 

 

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このバッグの持ち手やマチ部や底面はワニ革素材ではなく、
型押し加工されたワニ革風の素材です。

革を接ぎ合わせた素材でも本物のワニ革を部分的に使用していれば、
ワニ革バッグとして高額販売できます。

しかし、耐久性だけでみると型押し革の方が丈夫かもしれませんね?

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索