財布の修理


使い込まれた様子のグッチとコーチの長財布です。

 

 

 

 


コーチ財布は外面の擦れや色あせが重症です。

 

 

 

 


表皮が剥がれて革の繊維が露出。

 

 

 

 

 


汚れを取り除いたあと表皮が剥がれた部分を補修して整え補色します。

 

 

 

 


グッチの財布はホックのバネが欠損。
特殊なホックですが同じイタリーメーカーのホックで交換します。

 

 

 

 


折り曲げ部など擦れやすい部分のテーピング革は擦り切れて破れています。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 


角部も擦れやすい部分です。

 

 

 

 


本体の折り曲げ部も同様に。。。。

 

 

 

 


擦り切れて破れた個所を部分的に作成交換します。

 

 

 

 


よく見るとカブセの外周もスレスレで多数の穴が空いています。

 

 

 

 


アップにするとこんな感じで放置できない状態。

 

 

 

 


ホック交換とテーピング革のヤブレ部の修復完了です。

 

 

 

 


スレスレだったカブセは全体的にテーピング革を作成交換しました。

 

 

 

 


破れていた折り曲げ部も改善。

 

 

 

 


同じイタリーのホックですので凸側のホックは交換しなくても問題なし。

 

 

 

 

 


スレスレで白っぽくなっていたコーチ財布も黒革に復活。

 

 

 

 

 


表皮が擦れて繊維が露出した底角や外周も同様に。。。。。

 

 

 

 


カブセも改善。

 

 

 

 


活用していれば財布の擦れや汚れは避けることができませんが、
擦り切れヤブレや色あせが改善すると気持ちよく使用できます。

大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索