表面は本革ですが中の芯材はボール紙です。
紙の持ち手ですから切れて当然です。補強材なども使用されていません。
カブセをほどいて持ち手の取り付け部を裏側から見たところです。
鉄の芯が入っていてビスで持ち手を固定しています。
カブセの中の芯材も紙です。
持ち手の中心部分は縫われている外周よりも厚みがあります。
中心だけが盛り上がるように(盛り芯)を作成して持ち手の中に入れます。
一番上の新しい芯は本革で作成した盛り芯です。
どんなに、高価な芯材を使っても出来上がると見えなくなる部分です。(残念!)
長年使用すると違いがでるのですが、高級ブランドでさえ、
見えない部分はコストをさげるために残念な素材を使用します。
世界一のブランドがコストダウンするって・・・・品質低下。
品質の追求こそがブランドの価値だと思うのですが・・・プライドより売上?