ルイヴィトンのバケツバッグの内張りです。
15年ほど使用されたバッグですが、合成皮革の劣化でべた付いています。
劣化した合成皮革部分以外は綺麗な状態ですし、高品質だったころの良質なバッグです。
今回は2度と劣化しない様に本革で内張りを作成します!
汚れが目立ちやすい白色から濃い茶に色も変更して高級感を狙います。
内張りを取り外してポケットなど縫い付け部を見て見ると解けない様に表裏の糸を結び留めしています。
見えない部分の糸の処理ですが、丁寧な仕事がされていました。
最近の商品は接着剤で留めてあるだけで、糸を結び留めしてある商品はめったにありません。
表面のモノグラム地にも合皮のベタ付き汚れが数か所付いていました。
凸凹した素材のため苦労しますが全部取り除きます。
大きいサイズのバケットバッグです。
モノグラム地・ヌメ革とも高品質素材で作成した職人も一流です。
(最近の商品のヌメ革は5年も使用すれば表面がウロコのようにひび割れてしまいます)
デザインは変更せずに濃い茶の起毛革で作成しました!
内側なので写真が撮りにくいのですが、ビニール素材から本革ですので高級感あります。
オーダーメードで作成しますからポケットのデザインを変更してみたり和柄にも出来ます。
赤や黄色の革やピカピカした素材で内張り交換も可能です。挑戦者、求めます
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索