新品に近い状態のグッチのショルダーバッグです。
二目ほど糸のホツレがあります。
このホツレを修理するには内張りが邪魔になり、パイピングの縫い合わせ部も邪魔になります。
二目のホツレを縫い直すには多くの糸を解いて解体し二目のホツレを縫い直した後、もう一度組み立て直します。
どこも解体せず縫い直せる部分なら簡単な修理ですが、一目のホツレを縫い直すために
バッグを大きく解体することも度々あります。
「たかがホツレ!されどホツレ!」なんです。
当社では現品診断して修理方法を決めます。
修理方法が決まれば修理価格も決定し納期も同時に決まります。
「少し、ホツレがあるだけなんです!」とよくお問い合わせいただくのですが、現品を見て構造確認しないと、
僅かなホツレでも大変な加工になることも・・・・
また、ブログやHPを見て「全く同じ損傷です!」とお問い合わせいただくことも多いですが・・・・
全く同じ損傷かどうかは当社で現品診断して判断します。
ブログやHPに掲載しているものは修理の過程や仕上がり具合を参考にしていただくためです。
当社で修理やリメイクされたお客様の加工価格を漏えいすることはありません。
ご理解いただけると幸いです。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索