carlos falchiのポシェットです。
カブセや口周りを革ヒモで絞り込んだカジュアルなデザインです。
白系色ですが丁寧に使用される方ですので綺麗な状態に見えるのですが・・・・・
白系はお洒落なんですが少しの汚れでも目立ってしまうのが難点です。
両側のマチにある飾りボタン付近にもシミ汚れが!
絞りヒモやショルダーや内ポケットを取り外してみました。
各所に汚れがあっても全体的には綺麗に見えるでしょ!・・・・・・しかし!
折り込まれていた部分と山になっていた部分との色の違いを見ると汚れてたことがわかります。
汚れの酷い部分があるとその他の部分は綺麗に見えるでしょ!・・・・引き続き・・・しかし!
カブセ部の汚れのみ取り除いてみました。
本体との違いが一目瞭然です。
全体的に薄汚れていた全容が汚れを取り除くと、ようやく露呈した形です。
この後、全体の汚れを取り除き各部を補修した後、補色加工を行います。
内張りの無い一枚革で作成されたバッグですのでバックスキンの裏面は残念な状態です。
外面の補修のみで承っていますし、起毛革部分の補色は難易度が高いのですが・・・・
全体の補修補色加工の完了です。
薄汚れ疲れ果てた感じは無くなり、お洒落感の復活です。
シミ汚れも無くなりました。
苦労しましたが、そのままに出来ずカブセ裏も綺麗に!
スッキリしましたので気持ち良くご使用いただけると思います。
大切にご使用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索