ホワイトハウスコックスのジッピーウォレットをファスナー交換で解体。
外周ファスナーに内側の小銭入れと同じサイズの細いファスナーが
使用されていますので耐久性に問題があったと考えます。
折り曲げ部は擦り切れて革が欠損して大きな穴が空いています。
反対側も同様に。。。
ここまで放置してしまうと基本的には手遅れ状態です。
角部も擦り切れて穴が空き白い芯材が露出しています。
角部4箇所と両側の折り曲げ部の擦り切れ欠損部を修復してから、
ファスナー交換します。
外周に使用しても問題ないサイズの最高品質ファスナーで交換完了。
引き手革もワンサイズ大きく作製していますので丈夫です。
大きく口が空いたように裂けていた折り曲げ部も復活。
角部の擦り切れも同様に。。。
擦れや汚れが目立った外面も少しだけ改善させておきました。
後継者不足で2022年末に廃業してしまった英国ブランドですが、
日本のブランドとして復活するようです。
大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索