宅配修理の受付日のお知らせ

長らく受付停止でご不便をお掛けして申し訳ありません。
12月15日(月)10時30分から宅配での修理受付を再開いたします。
受付日時になりましたら「お問い合わせフォーム」から、
メールにて御依頼ください。

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グルカNo5の修理

使い込まれたグルカNo5です。

ほとんど表皮が剥がれて濃い茶色の部分が少し残る程度です。

持ち手はコバ面の塗料が剥がれて革の接着も剥がれています。

使い込んだ雰囲気も楽しめるタイプのバッグですので、
擦れや汚れは気にしなければ問題ないのですが・・・

外周テーピング革が擦切れて欠損しています。

反対側も同様に。。。
本体の損傷をガードするためのテーピング革は消耗パーツと考えます。

附属のショルダーベルトを取り付ける付け根革には亀裂があり、
芯材が露出した状態です。

反対側の付け根革は革の擦切れ欠損だけでなくホツレがあります。

付け根革の上部には本体布地の擦切れがあります。
放置していると穴が広がり使用不可能になりますので対策が必要です。

バッグ後面の底部も本体布地が擦切れて大きく裂けています。

手遅れ状態と言える損傷です。

ショルダー先端革も付け根革と同じように負担が掛かるパーツです。

解体。

傷みの激しさからリニューアルリペア加工もご提案しましたが、
今回は必要最低限の加工で対応いたします。

切れた付け根革やショルダー先端革は復元強化加工を施します。

ボール紙のような芯材はボロボロです。
付け根革の擦れていない部分を見ると本来の革色がわかります。

マチ天部の革を大きく作成交換することで擦切れ穴を隠し、
付け根革の縫い付け部も強化します。

後面の大きな擦切れヤブレも放置出来ませんので大きく解体。

マチ天部の革パーツも取除きました。

後面のヤブレ部も解体して強化します。

ショルダー先端革に強化芯材を挟み込んで丈夫に復活。

持ち手のコバ面も仕上げ直しました。

マチ天部の帯革やテーピング革を作製交換しながら、
付け根革も強化芯材を入れこんで丈夫に復活させています。

刻印入りカシメ金具も元通りに復元しています。

反対側も同様に。。。

ファスナー引き手革も強化しています。

大きく裂けていた底面も強化しながら組み立て直しています。

必要最低限の加工だけでも傷みが激しく大掛かりな加工になりましたが、
引き続き活用いただける状態に復活しました。

これまで十分に活躍してくれたバッグですので、
今後は労るように大切に長くご愛用ください。

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プラダとセリーヌ財布の修理

プラダとセリーヌ財布とビーズのガマグチバッグです。

色褪せしたプラダの持ち手はコバ面から芯材の繊維が出ています。
持ち手はコバ面を仕上げ直します。

ファスナーの引き手革は作製交換が必要。

内張りのヤブレはプラダでは定番のトラブル。

銀粉汚れが各部に見られるセリーヌ財布は革巻きホックが破損。

コンパクト財布でも小銭入れやカードポケットがあり便利。

画像では解りにくいですが内側にも銀粉汚れが多数見られます。

カブセ付け根はカードポケットとの縫い合わせで厚みが変わり、
傷んでいますので強化します。

内側から見るとポケットで厚みが変わる部分の損傷がわかります。

小銭入れのホックはバネが片側だけになり破損しています。

全体に見られる銀粉汚れは気にされていませんでしたが・・・

目立つ銀粉だけでも取除こうと思っています。
外面の凹ホックも片側のバネが奥に入り込んでいて少し不安。

革巻きホックは両側とも交換します。

小銭入れのホックは内張りを解体して取り外しました。

折り曲げ部を解体して芯材を入れこんで縫製しているところです。

ビーズバッグは口金金具に巻かれた合成皮革が劣化しています。

本体から口金金具を取り外して合成皮革を剥がし取り、
今回は本革で作成します。

悪戦苦闘の末、解体。

持ち手のコバ面を仕上げ直して引き手革を作製交換しました。
紛失していた持ち手付け根のループ革も作製しておきました。

内張りは全ての縫い合わせ部を強化して縫製。
バッグ全体の耐久性がアップしています。

内ポケットの中も強化して内ファスナー引き手革も作製交換しました。

革巻きホックの作成交換も完了。
各部に見られた銀粉汚れも出来る限り取除きました。

小銭入れの凹ホックはイアタリーホックで交換。

折り曲げ部を強化してコバ面を仕上げ直しました。

外面の凹ホックも交換しました。
銀粉汚れがなくなるとスッキリです。

ビーズバッグの口金金具を本革で巻き替えて組み立て完了。

今回は本革で作成しましたので合成皮革のような劣化は心配なし。
実はエルメスが使用するトリヨンクレマンスという高級皮革です。

3点とも丁寧に活用すれば長く愛用いただける状態です。
大切に長くご愛用ください。

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LVボストンバッグ修理


丁寧に使用されてきた印象のキーポルバンドリエールです。

 

 

 


マチに帯革があり附属ショルダーを取り付ける事が出来るのが、
キーポルバンドリエールの特長です。

最高品質時代のバッグですが製造から27年以上経過していますので、
刻印入りカシメ金具やD型金具も変色して革は劣化しています。

 

 


附属のショルダーベルトも革が劣化しています。

 

 

 


ショルダーベルトにD型金具が付いているということは・・・

 

 

 


こちらのマチは付け根革が切れています。

丈夫な最高品質時代のキーポルでも付け根革は革を折り返しただけの構造。
大きなバッグで負担が掛かる部分ですので丈夫にしたい部分です。

 

 


経年劣化で革の柔軟性が低下したヌメ革パーツを作成交換します。

 

 

 


附属パーツは購入出来ますので加工しない予定ですが・・・

 

 

 


切れたベルトを瞬間接着剤で貼り付けている状態。
切れて紛失する事を考えるとバッグに取り付けるのは不安です。

 

 

 


バラバラに解体。

丁寧に使用されていたこともありますが最高品質時代のモノグラム地は、
過剰品質と言えるほど丈夫で、さすがルイヴィトンといえる素材です。

 

 


切り取った刻印入りか締め金具は再生します。

 

 

 


南京錠と比べると音波洗浄だけでも綺麗になりましたが、
もう少し磨いて組み立てます。

 

 

 


外面のヌメ革パーツを作成交換しながら組み立て直し、
リニューアルリペア加工の完了です。

 

 

 


負担が掛かる付け根革などは内側にもヌメ革を貼り合せ、
強化芯材も挟み込んでいます。

 

 

 


ショルダーベルトの先端も革を折り返すだけでなく、
全体に強化芯材を挟み込みながら組み立てています。

 

 

 


マチの帯革も同様に。。。

 

 

 


予定外ですがネームタグのベルトを作成。
南京錠も磨いておきました。

 

 

 


買換えることが出来ない高品質時代のキーポルをより丈夫に復活させています。

 

 

 


ヌメ革は塗装加工などが施されていない素のままの革ですので、
日増しに色や消して変色します。

新品時からミンクオイルクリームなどを薄く塗り込んでおけば、
革の柔軟性を保つ効果があり取り扱いしやすいです。

大切に長くご愛用ください。

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ディオール金具修理


クリスチャンディオールのショルダーバッグです。

 

 

 


シャネルやディオールなど古いバッグに使われている事が多いロック金具。
差し込み式の金具で古くなると破損して開閉不可能になります。

 

 

 


正面の大きなロゴ金具はメッキハガレを改善させます。

 

 

 


破損したロック金具はマグネット式のロック金具に変更します。

 

 

 


擦れやすい底角には擦切れヤブレが見られますが今回は見送られました。

 

 

 


カブセの付け根もテーピング革に亀裂が発生しています。

 

 

 


カブセ折り曲げ部も亀裂や欠損が見られますので早めのメンテナンスを
お勧めします。

 

 

 


金具を取り外して再メッキします。

 

 

 


ロック金具を取り外した部分は大きな穴が空いています。
取り付け部を強化したあとマグネットロックを固定します。

 

 

 


ロゴ金具の再メッキ加工の完了です。

 

 

 


苦労しましたが凸側ロック金具もマグネットタイプに変更。

 

 

 


本体側も同様に。。。

 

 

 


機械式のロック金具に比べて破損することが少ないマグネットロックは
使いやすく長持ちします。

 

 

 


底角やカブセなど擦切れヤブレや亀裂がありますので、
丁寧に取扱いながら大切にご愛用ください。

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OLD GUCCI Repair


グッチのショルダーバッグです。

底面などの変型だけでなく塗装などの加工歴もあり、
状態が良くないバッグです。

 

 


古い品ですので素材の劣化なのか塗装のハガレなのか判断できません。

 

 

 


今回はリニューアルリペア加工を承りました。
活用には支障ないロゴマークですがメッキが剥がれていますので再メッキします。

 

 

 


負担が掛かる付け根革やショルダーベルトの先端が切れています。

切れているだけなら問題ありませんが瞬間接着剤を使用して、
革パーツだけでなく本体にも損傷を与えているようです。

 

 


反対側の付け根革も同様に。。。

バッグや財布に瞬間接着剤を使用すると修復効果よりも損傷の方が大きく、
取り返しが付かなくなります。

 

 

 


合成皮革の内張り劣化を取除いて使用されていたようです。

 

 

 


解体。

 

 

 


瞬間接着剤を使用されていた付け根革も取り外しました。

裏面と比較すると本来の革色と塗装された色が違うようです。

 

 

 


接着材で硬化した革が本体に張り付きGG地も硬化しています。

 

 

 


反対側も同様に。。。

付け根革を縫い付ける針が貫通しないほど硬化しています。

 

 

 


塗料や汚れを取除くと擦れ具合が鮮明になり本来の革色が出てきました。

 

 

 


今回は本体全体に強化芯材を入れこんで変型を補正しながら強化します。

やり過ぎのように思いますが買換えることが出来ない品ですので、
少しでも長持ちするように変型を補正しながら強化します。

 

 

 

 


付け根革を作製して縫い付け部に張り付いた硬化した革を削り取り縫製。
縫い付け部も強化していますので新品時より丈夫です。

ショルダー先端部も負担が掛かる部分ですので強化しています。

 

 


同様に。。。

 

 

 


内張りは本革で作成していますのでベタツキ劣化の心配はありません。

 

 

 


押し潰れて変型していた本体も補正し形状が復活。
何より本体強度のアップが最大のメリットです。

 

 

 


ロゴマークも再メッキして革パーツの擦れや汚れも改善しスッキリです。

本体の形状を整えながら強化して損傷を与えられた付け根革も丈夫になり、
安心して長く活用いただけます。

本来の革色に近くなりグッチらしさも戻っています。
大切に長くご愛用ください。

 

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