ヴィトンの古いセカンドポーチ（コンピエーニュ）を解体したところです。
小さなバッグですが「携帯ケースとその仲間たち」を2セット作成します。
リメイクする素材は古いバッグを解体した材料です。
縫い跡・織りシワ・変形・キズ・汚れなど問題が山積みです。
モノグラム地の場合、避けて通れないのが柄合わせです。
変形や汚れを修正しながら柄を合わせて組み立てますのでパズルより難しいです。
「携帯ケースとその仲間たち」の完成です。
僅かに残骸が残っただけで有効に活かせたんではないでしょうか？
カブセの裏側にもモノグラム地がキラッ！っと贅沢仕様です。
ストラップはホック留めですのでバッグの持ち手やベルトに取り付ければカワイイです。
内側は本革ですし各部に強化加工していますので頑丈です。
携帯電話に付けるミニミニストラップも可愛いでしょ！
「携帯ケースとその仲間たち」でした。
ｂｙ レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索
ヴィトンのミュゼット・サルサです。（縦長の小さいサイズ）
横長の小さいサイズはミュゼット・タンゴでどちらを購入しようか迷われた方は多いはずです。
どちらも可愛くて便利なバッグなんですがショルダーベルトが短くて斜め掛けができません。
ショルダーベルトの長い方だけをロングサイズで作成します。
画像一番上の新品ヌメ革は真っ白で違和感がでますので使い込んだ革色に加工して作成します。
取り外した元のショルダーベルトと比べると一目瞭然です。
斜め掛けして使えると、これまで以上に便利になり使用頻度がアップすると思います。
ﾊﾞｯｸル金具側の短いショルダーやループ革などは元のままですが違和感ありません。
当社で作成したショルダーベルトは最高級の革に補強芯を挟み込んで作成していますので頑丈です
こちらはミュゼットタンゴで横長タイプです。
カブセが短いので使いやすいのは、ミュゼットタンゴの方かもしれません。
すでに廃番商品で購入できなくなりましたので大切にごしようください。
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（お手紙紹介です）
お世話になります。
本日バッグが届きました。
思った通りの仕上がりで満足しています。
○○○○○もありがとうございました。
これから大切に使っていきます。
ありがとうございました。
静岡県 Ｔ様
これまでとは別の使い方が出来て使用頻度が増えると思います。
大切にご使用ください。
ありがとうございました。
ヴィトンカップ限定商品のショルダーバッグです。
両側のマチにポケットがありますが、伸び縮みする網素材に伸縮するテーピングが使用されています。
（携帯電話を入れて使用されていますのでゴムが切れて伸びていますし擦れもあります）
こちらのポケットは傷んでませんでしたがデザインを考慮して両側ともヌメ革でテーピングします。
切りっぱなしの網素材にテーピングを縫い付けていたようです。
飾りのためのポケットかな？と思うような作りです。
本体に縫い込まれたマチ部分は網の布地もちぎれています。
ポケット天部全体を補強加工して本体に縫い込まれる部分の強度もアップさせます。
ヌメ革のテーピングが取り付けられると補強加工は見えなくなりますが新品時より頑丈です。
高級感もアップしましたしデイリーにご使用いただけるポケットになりました。
シリアルナンバーが刻印されたバッグですが、プチリメイクで世界に一つのバッグになりました！
大切にご使用ください。
ｂｙ レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索
ルイヴィトンのバケツバッグの内張りです。
15年ほど使用されたバッグですが、合成皮革の劣化でべた付いています。
劣化した合成皮革部分以外は綺麗な状態ですし、高品質だったころの良質なバッグです。
今回は2度と劣化しない様に本革で内張りを作成します！
汚れが目立ちやすい白色から濃い茶に色も変更して高級感を狙います。
内張りを取り外してポケットなど縫い付け部を見て見ると解けない様に表裏の糸を結び留めしています。
見えない部分の糸の処理ですが、丁寧な仕事がされていました。
最近の商品は接着剤で留めてあるだけで、糸を結び留めしてある商品はめったにありません。
表面のモノグラム地にも合皮のベタ付き汚れが数か所付いていました。
凸凹した素材のため苦労しますが全部取り除きます。
大きいサイズのバケットバッグです。
モノグラム地・ヌメ革とも高品質素材で作成した職人も一流です。
（最近の商品のヌメ革は5年も使用すれば表面がウロコのようにひび割れてしまいます）
デザインは変更せずに濃い茶の起毛革で作成しました！
内側なので写真が撮りにくいのですが、ビニール素材から本革ですので高級感あります。
オーダーメードで作成しますからポケットのデザインを変更してみたり和柄にも出来ます。
赤や黄色の革やピカピカした素材で内張り交換も可能です。挑戦者、求めます
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レノマのショルダーバッグです。
ショルダーベルトが短いので延長加工で対応します。
ショルダーはギリギリの先端で使用されていたようです。
変形して傷んでいましたので5センチほどカットしました。
（延長したい長さに5センチ分上乗せして作成します）
一枚革で構成された造りですが革の厚みが2ミリあり、簡単には折れ曲がりません。
革をめくり上げて見ると折り曲げる部分だけ溝のように革の厚みを薄く加工してあります。
2本のレールのように革を薄く加工しました。
これで、折り返し部分もスッキリと仕上がり元のショルダーとの違和感が無くなります。
革を加工する職人以外は革の厚み加工には目がいきません。
しかし、革の厚みをどうするかが強度や美しさなどを決める重要な加工なんです。
ショルダーベルトの延長加工完成です。
スッキリ見えるようにショルダーの先端を少しだけ細く仕上げているのがわかりますか？
すぐに気が付いた方は弟子に認定します。
ｂｙ レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索
新品のミラショーンの財布です。
別の財布の金具の開閉具合が好みで、ミラショーンの財布に移設出来ないかとご依頼いただきました。
凹ホックは2個縦並びで付いています。ホックを取り外すと2個の穴が開いてしまいます。
カブセ裏の凸ホックも取り外すと穴が開いてしまいます。
＊最悪は凹ホック穴をワッペンで隠して、カブセ側はミラショーンのサインを無視してカブセを切断加工すると
ご了解をいただき移設作業進めました。
金具の取り付け位置や全体のバランスを工夫しながら移設いたしました。
ロック金具の取り付け部には内張り布を一度解体して補強芯を入れ込んで強化しています。
元々ロック金具を取り付ける様には出来ていない財布なので、
補強強化して取り付けないと変形や金具付け根の破れが数年で発生します。
取り付けたロック金具で2個あった穴の下の穴を隠せる事に成功しましたので、違和感なく仕上がりました。
ホック穴は裏側からのみ革を当て表側に当て革が出ない様に加工出来ました。
シルバー色のミラショーンのサインも金具とマッチしていていい感じです。
大切にご使用ください。
ｂｙ レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索