エピのガマグチ財布の修理

epi m63642 (1)
ルイヴィトン エピのガマグチ財布です。

 

 

 

 

epi m63642 (2)
折り曲げ部は革が擦り切れて口が空いています。

縫製糸が擦り切れた時点でメンテナンスしておけば重症化しないのですが、
現状のようになるとステッチのラインが消えていますので、
「縫い直すこともできない。」と直営店では断られてしまいます。

 

 

 

 

epi m63642 (3)
こちら側の折り曲げ部はもっと重症です。

何かにかじられたように革が欠損していますので、
一般的には手遅れ状態で元に戻ることはありません。

 

 

 

 

epi m63642 (4)
内側から見たところです。

 

 

 

 

epi m63642 (5)
札入れポケットの端になる角部も傷みやすい部分です。
擦り切れ破れが見られますので折り曲げ部同様の復元強化加工が必要です。

 

 

 

 

epi m63642 (6)
口金を開く度に爪が擦れてしまい摘まみ部付け根の革が破れています。
ベロ革も糸がスレスレですので縫い直します。

 

 

 

 

epi m63642 (7)
こちら側は穴が空く寸前。

 

 

 

 

epi m63642 (8)
口金金具を取り外して裏側に強化芯材を張り合わせながら再生します。

基本的に穴が空くまで酷使してから修理するよりも、
軽傷なうちにメンテナンスする方が良い状態を保ちながら愛用できますし、
メンテナンス費用も安上がりです。

ただ、口金の横に溜まり込んだホコリやゴミは時々でよいので、
清掃されることをお勧めします。

 

 

 

 

 

epi m63642 (9)
口金金具を取り外し折り曲げ部などを解体します。

 

 

 

 

 

epi m63642 (10)
作業の邪魔になるので溜まったゴミも清掃しておきました。

 

 

 

epi m63642 (11)
解体した折り曲げ部には芯材などは使用されていない構造です。

 

 

 

 

epi m63642 (12)
角部も同様に。。。。

 

 

 

 

epi m63642 (13)
両側の折り曲げ部と札入れ角部の3か所に強化芯材を入れ、
組み立て直し、他の3角は補修補色しました。

 

 

 

 

epi m63642 (14)
ベロ革の縫い直しと口金摘まみ部の擦り切れ破れも修復完了です。

 

 

 

 

 

epi m63642 (15)
同時にお送りいただいたプラダのポーチはファスナー交換。

 

 

 

 

epi m63642 (16)
革が擦り切れて大きく口が空いた状態やホコリや汚れが溜まったままでは、
財布は長持ちせず急速に傷みます。

丁寧に使用しながら時には磨いてあげると長く活用いただけます。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

レザークリエーション様

この度は大変お世話になりました。
ヴィトンエピ財布とプラダポーチの修理依頼をしました〇〇です。

手遅れ状態の財布の修理をして頂き、誠にありがとうございました。
修理の様子をブログで拝見し、長年大事に使用してきたつもりの財布が、
こんなひどい状態であったことが、
なんだかショックでもあり恥ずかしさもあり
財布に対して申し訳ない気持ちで溢れました。

一時は諦めかけたけれども、
ここまで予想以上の綺麗な修理の仕上がりに心より感謝いたします。
これからは今まで以上に大切に使っていきたいと思います。

 

神奈川県 Y 様

直営店では修理対応が不可能な状態でしたが、
ご使用いただける状態に復元できて良かったです。
大切にご使用ください。

 

ルイヴィトン バケットの持ち手と内張り交換

m42238 bucket (1)
使い込まれたルイヴィトン バケットの小さいほうです。

 

 

 

 

m42238 bucket (2)
ヌメ革は硬化して持ち手はひび割れが多数見られます。
今回は両側の持ち手を丈夫に新品作成します。

 

 

 

 

m42238 bucket (3)
本体の内張りは直営店で交換されています。
現行のヌメ革やパーツが使用され製造刻印も修理時に変えられています。

 

 

 

 

m42238 bucket (4)
付属ポーチは未修理でベタ付き劣化が見られます。

 

 

 

 

 

m42238 bucket (5)
付属ポーチの内張り交換は当社にご依頼いただきました。
内張りの張替はバラバラに解体する必要があります。

 

 

 

 

m42238 bucket (6)
内張り交換の完了です。
2度とベタ付き劣化しないように合成皮革から本革に仕様変更しています。

 

 

 

 

m42238 bucket (7)
持ち手は最高品質のヌメ革を使用して作成しています。

強化芯材を革でサンドして縫製していますので丈夫で長持ちします。

 

 

 

 

m42238 bucket (8)
現行品のように変色する頃には表皮がひび割れてしまうような革でなく、
変色しながら強度アップしていく最高級のヌメ革です。

少し色やけさせてから使用されると汚れが染み込みにくいし、
汚れても目立ちません。

現行の革よりも変色が早いので少しずつ馴染んで違和感が無くなります。
大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

エピのアクセサリーポーチのストラップ修理

pochette accessoires (1)
ルイヴィトン エピのアクセサリーポーチです。

 

 

 

 

 

pochette accessoires (2)
接着だけのストラップは全体的に剥がれています。

 

 

 

 

pochette accessoires (3)
接着面は劣化したボンドが固まっていて、
元通りに接着しなおしてもすぐに剥がれてしまいます。

 

 

 

 

pochette accessoires (4)
0.1㎜の厚みで接着面を取り除いたところです。

 

 

 

 

pochette accessoires (5)
元々、芯材が使用されていない接着だけの構造のストラップですので、
僅か0.2㎜でも薄くなると強度が低下します。

安心して使用できるように強化芯材を挟み込んでステッチを掛けます。

 

 

 

 

 

pochette accessoires (6)
強化芯材を挟み込んで丈夫なストラップになりました。

 

 

 

 

pochette accessoires (7)
本来はバッグに取り付けて使用するアクセサリーポーチですが、
ミニバッグとして単体で活用される場合には有効な加工です。

大切に長くご愛用ください。

 

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

ルイヴィトン アマゾンの付け根革

m45236 amazone (1)
ルイヴィトンのアマゾンです。

 

 

 

 

m45236 amazone (2)
付け根革が切れていますので両側とも作成交換します。

 

 

 

 

 

m45236 amazone (3)
付け根革を取り除くためには内張りの解体が必要です。

 

 

 

 

m45236 amazone (4)
一枚革を折り曲げただけの構造ですが長年頑張ってくれました。

刻印入りカシメ金具は切断しなければ取り除けない金具です。
通常は再利用できないパーツですが再生加工を施します。

 

 

 

 

m45236 amazone (5)
裏面にもヌメ革を張り合わせて強化芯材を挟み込んで作成しました。
二つ折りにして縫い付けられた部分は6層構造になり頑丈です。

 

 

 

 

 

m45236 amazone (7)
本体側も強化して縫製していますので新品時より丈夫です。

15年以上経過したバッグですが丁寧に使用すれば、
まだまだ頑張ってくれそうです。

大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

レザークリエーション様

本日、バッグを受け取りました。

とても嬉しく思っております。
本当にありがとうございました。
永く使っていきたいので、またお願いすることがあるかと思います。
その時には、またよろしくお願いいたします。

福島県 I 様

お受け取りのご連絡ありがとうございます。
丁寧に活用されれば長く愛用できる状態です。
丈夫なモノグラム地が使用されていたころのバッグですので、
大切に長くご愛用ください。

ありがとうございました。

ルイヴィトン スポンティーニの修理

m47500 spontini (1)
ルイヴィトン スポンティーニです。

 

 

 

 

m47500 spontini (2)
本来は化粧品を入れるバッグですがショルダーベルトを取り付けるのも可能です。

 

 

 

 

 

m47500 spontini (3)
通常のバッグよりも薄いヌメ革が使用され1枚の革を折り曲げただけの構造です。

 

 

 

 

 

m47500 spontini (4)
ショルダーベルトを活用されることが多いと強度不足の構造ですので、
デザインやサイズなどは変えずに両側とも丈夫にします。

 

 

 

 

m47500 spontini (5)
内張りを解体してみると縫いつけ部には布テープが張り合わされています。

縫製した糸を留めるためにボンドが多量に使用されています。
この部分も強化して組み立て直します。

 

 

 

 

 

m47500 spontini (6)
前回は直営店で修理したとのことですが、
今回は強度アップを希望されて当社にご依頼いただきました。

 

 

 

 

 

m47500 spontini (7)
ヌメ革で強化芯材を挟み込んで丈夫な付け根革を作成しました。

本体の縫い付け部も強化加工を施して組み立てています。

 

 

 

 

 

m47500 spontini (8)
製品のように一枚の革を折り曲げるだけなら簡単ですが、
内側のヌメ革は外面のヌメ革よりも内径になりサイズが小さくなります。

革を伸ばした状態で加工できませんので立体的に作成していく必要があります。

 

 

 

 

m47500 spontini (9)
ミシン目が切り取り線のようになり一瞬で、ちぎれると出先などでは困ります。

今回の仕様ですとかなりボロボロになるまで使用しても、
簡単に切断してしまうことはありません。

消耗パーツですが新品時より丈夫に仕上げていますので安心して使用ください。

 

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

(有)レザークリエーション様

先ほどカバンを受け取りました。
お世話になりました。
かわいい〇〇〇〇〇までいただきまして
ありがとうございました。

どこか強化修理するところは無いかとずっと探していて、
やっとレザークリエーション様を見つけ、
考えに考えて思い切ってお願いしようと
したら受付停止中で・・

また受付再開を待って・・
やっと使えるようにしていただいて嬉しいです。
また、何かありましたらよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

 

神奈川県 T 様

お受け取りのご連絡ありがとうございます。
うまくタイミングが合わなければご依頼いただくのも難しい当社ですが、
受け付け再開を気長にお待ちいただき、ご依頼ありがとうございました。

当社は手間を惜しまずに加工していますので、対応本数が少なくなります。
また、他店様や直営店で断られた難易度の高いご依頼が多いことも要因です。

1年に何度かはご依頼いただけるタイミングがありますので、
うまく当社を活用いただけると幸いです。

ありがとうございました。

 

 

 

ヴィトン ルコの付け根革の修理

m51155 luco (1)
ルイヴィトンのルコです。

 

 

 

 

m51155 luco (2)
付け根革が切れています。

一枚の革を二つ折りにしただけの構造で芯材などは使用されていません。

 

 

 

 

 

m51155 luco (4)
切れていない付け根革もクタァ~としています。
今回は4か所の付け根革を作成交換します。

 

 

 

 

m51155 luco (5)
本体を解体して付け根革の縫いつけ部を内側から見たところです。
シンプルなバッグですが全体に芯材が張り合わされた良いバッグです。

手間とコストがかけられた良品ですがシンプルな外観からは伝わらない品質。
当然のように廃盤になっています。

 

 

 

 

m51155 luco (6)
付け根革を取り外し本体の縫いつけ部も強化します。

 

 

 

 

m51155 luco (7)
元は1枚の革を折り曲げただけの付け根革ですが、
裏面にもヌメ革を張り合わせ強化芯材を挟み込んで作成しました。

製品と比べると材料費は2倍以上で手間は3倍、時間は5倍以上かかりますが、
安心して活用いただける仕様です。

 

 

 

 

m51155 luco (8)
新品のヌメ革は真っ白ですが少し焼けた革を使用しています。
大差ないかもしれませんが少しだけ馴染むのが早くなるかと思います。

 

 

 

 

m51155 luco (9)
全体に芯材が張り合わせれた丈夫なルコですが、
負担が大きな付け根革の縫いつけ部は、
より頑丈に強化加工を施して縫製しています。

大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索