ダンヒル長財布の折り曲げ部の強化

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長年活用されたダンヒル長財布です。

外面にはブランドロゴマークもなくシンプルな財布だけに、
折り曲げ部の変形が目立ちます。

 

 

 

 

 

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裏面から見ても同様に。。。。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部は糸がホツレ、革が擦り切れて欠損も見られます。

 

 

 

 

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内張りを剥がして強化芯材を入れ縫製しコバ面を仕上げなおす工程ですが、
変形も酷いので・・・・

 

 

 

 

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反対側の折り曲げ部はもっと変形しています。

 

 

 

 

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内部材にはダンヒルのロゴマークが見られます。

傷や汚れなどは見られますが折り曲げ部が丈夫になれば、
まだまだ、活躍してくれる状態です。

 

 

 

 

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今回は小銭入れファスナーの引手革も作成します。

 

 

 

 

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二つ折りの財布を大きく開くと天部全体がシワになるのは構造上の問題です。
構造の説明は割愛しますが耐久性が高くなる構造です。

 

 

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折り曲げ部の復元強化加工の完了です。

 

 

 

 

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反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

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引手革も作成完了。
デザインやサイズはダンヒルですが強化して丈夫に仕上がっています。

 

 

 

 

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外周のコバ仕上げも完了して、まだまだ活躍してくれそうです。
シンプルな黒革の財布ですが良質な素材が使用された良い品です。

大切に長くご愛用ください。

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ルイヴィトン馬蹄型コインケースの加工

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ルイヴィトン タイガM30374 馬蹄型コインケースです。

 

 

 

 

 

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未使用に近い状態で損傷は見られませんが折り曲げ部に強化加工を施します。

小銭入れ側の外周にステッチが見られますが、
折り曲げ部にステッチがなく、カブセ側は内縫い構造です。

 

 

 

 

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カブセ側は内側にもステッチが見られません。

 

 

 

 

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強化芯材を入れ込んで接着とコバ仕上げで強度アップは可能ですが、
カブセ側と本体側のステッチで芯材を縫い付けなければ、
耐久性も強度も半減します。

 

 

 

 

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カブセ側のマチ革を剥がすとステッチが出てきました。

 

 

 

 

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本体側もカブセ側も縫製をほどいて折り曲げ部の内張りを剥がします。

 

 

 

 

 

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強化芯材を挟み込んで芯材も縫製して組み立て直します。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部の強化加工の完了です。

 

 

 

 

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厚みが増し丈夫になったコバ面も仕上げ直し頑丈になりました。

 

 

 

 

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馬蹄型コインケースは高い技術を要する構造ですので生産性も悪く、
他の小銭入れと比較すると、かなり高額です。

優秀な工房でなければ請け負えない製品で、
1994年12月の製造でドイツの工房で生産された品です。

最高品質のコインケースですので大切に長くご愛用ください。

 

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エピのガマグチ財布の修理

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ルイヴィトン エピのガマグチ財布です。

 

 

 

 

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折り曲げ部は革が擦り切れて口が空いています。

縫製糸が擦り切れた時点でメンテナンスしておけば重症化しないのですが、
現状のようになるとステッチのラインが消えていますので、
「縫い直すこともできない。」と直営店では断られてしまいます。

 

 

 

 

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こちら側の折り曲げ部はもっと重症です。

何かにかじられたように革が欠損していますので、
一般的には手遅れ状態で元に戻ることはありません。

 

 

 

 

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内側から見たところです。

 

 

 

 

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札入れポケットの端になる角部も傷みやすい部分です。
擦り切れ破れが見られますので折り曲げ部同様の復元強化加工が必要です。

 

 

 

 

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口金を開く度に爪が擦れてしまい摘まみ部付け根の革が破れています。
ベロ革も糸がスレスレですので縫い直します。

 

 

 

 

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こちら側は穴が空く寸前。

 

 

 

 

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口金金具を取り外して裏側に強化芯材を張り合わせながら再生します。

基本的に穴が空くまで酷使してから修理するよりも、
軽傷なうちにメンテナンスする方が良い状態を保ちながら愛用できますし、
メンテナンス費用も安上がりです。

ただ、口金の横に溜まり込んだホコリやゴミは時々でよいので、
清掃されることをお勧めします。

 

 

 

 

 

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口金金具を取り外し折り曲げ部などを解体します。

 

 

 

 

 

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作業の邪魔になるので溜まったゴミも清掃しておきました。

 

 

 

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解体した折り曲げ部には芯材などは使用されていない構造です。

 

 

 

 

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角部も同様に。。。。

 

 

 

 

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両側の折り曲げ部と札入れ角部の3か所に強化芯材を入れ、
組み立て直し、他の3角は補修補色しました。

 

 

 

 

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ベロ革の縫い直しと口金摘まみ部の擦り切れ破れも修復完了です。

 

 

 

 

 

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同時にお送りいただいたプラダのポーチはファスナー交換。

 

 

 

 

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革が擦り切れて大きく口が空いた状態やホコリや汚れが溜まったままでは、
財布は長持ちせず急速に傷みます。

丁寧に使用しながら時には磨いてあげると長く活用いただけます。

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(お手紙紹介です)

レザークリエーション様

この度は大変お世話になりました。
ヴィトンエピ財布とプラダポーチの修理依頼をしました〇〇です。

手遅れ状態の財布の修理をして頂き、誠にありがとうございました。
修理の様子をブログで拝見し、長年大事に使用してきたつもりの財布が、
こんなひどい状態であったことが、
なんだかショックでもあり恥ずかしさもあり
財布に対して申し訳ない気持ちで溢れました。

一時は諦めかけたけれども、
ここまで予想以上の綺麗な修理の仕上がりに心より感謝いたします。
これからは今まで以上に大切に使っていきたいと思います。

 

神奈川県 Y 様

直営店では修理対応が不可能な状態でしたが、
ご使用いただける状態に復元できて良かったです。
大切にご使用ください。

 

セリーヌ ショルダーバッグの金具修理

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古いセリーヌのショルダーバッグです。

各部に擦れ傷が見られ使い込まれた様子です。

 

 

 

 

 

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ショルダーベルトは上下のどちらでも固定できて長さ調整が可能です。

 

 

 

 

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ショルダーベルトを長くすると、こんな感じです。

 

 

 

 

 

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各部に引っかき傷や擦れ傷が見られます。

 

 

 

 

 

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ショルダーベルトもスレスレ。

 

 

 

 

 

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コバ面は仕上げ直しが必要です。

 

 

 

 

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大きなセンターのロック金具はベルトのバックルのようなデザイン。

 

 

 

 

 

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開くとこんな感じ。。。。

 

 

 

 

 

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セリーヌのロゴマーク部分でカブセを留める仕様なんですが・・・・

 

 

 

 

 

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付け根のカシメが折れて外れていますのでカブセを留められない状態です。

 

 

 

 

 

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内張りを解体してロック金具を取り外しました。

 

 

 

 

 

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外れたパーツを加工してビスで固定する仕様に変更してロック金具を再生します。

 

 

 

 

 

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本体にロック金具を取り付けて再生完了です。

 

 

 

 

 

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これでカブセをロックすることが可能になり復活しました。

 

 

 

 

 

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ショルダーベルト先端の金具は青錆で可変ボール部が作動しない状態でしたが、
ベルトを長く伸ばしてもマチの金具とかみ合うようになりました。

 

 

 

 

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本体のコバ仕上げも完了。

 

 

 

 

 

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ベルトのコバ面も仕上げ直し、擦れ部も少し補色しておきました。

 

 

 

 

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古いブランドバッグは金具が破損するとメーカーにパーツがないことが多く、
修理が不可能になるケースが多いです。

金具を解体して再生しましたので元のデザインのまま活用いただけます。
大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

担当様

バッグが一昨日、無事に到着しました。
綺麗に修理して頂いて、妻も大変喜んでおります。

ブログを拝見しましたが、考えていたよりずっと複雑で手間のかかる修理であったと驚きました。
また、返ってきたバッグを見て「革が綺麗になっている」と妻が申しておりましたが、
補色もして頂いたと知り感謝しております。

この度はありがとうございました。
またご縁がございましたら、宜しくお願いします。

東京都 T 様

お受け取りのご連絡ありがとうございます。
最高品質時代の良いバッグですので大切に長くご愛用ください。

ありがとうございました。

ルイヴィトン バケットの持ち手と内張り交換

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使い込まれたルイヴィトン バケットの小さいほうです。

 

 

 

 

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ヌメ革は硬化して持ち手はひび割れが多数見られます。
今回は両側の持ち手を丈夫に新品作成します。

 

 

 

 

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本体の内張りは直営店で交換されています。
現行のヌメ革やパーツが使用され製造刻印も修理時に変えられています。

 

 

 

 

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付属ポーチは未修理でベタ付き劣化が見られます。

 

 

 

 

 

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付属ポーチの内張り交換は当社にご依頼いただきました。
内張りの張替はバラバラに解体する必要があります。

 

 

 

 

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内張り交換の完了です。
2度とベタ付き劣化しないように合成皮革から本革に仕様変更しています。

 

 

 

 

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持ち手は最高品質のヌメ革を使用して作成しています。

強化芯材を革でサンドして縫製していますので丈夫で長持ちします。

 

 

 

 

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現行品のように変色する頃には表皮がひび割れてしまうような革でなく、
変色しながら強度アップしていく最高級のヌメ革です。

少し色やけさせてから使用されると汚れが染み込みにくいし、
汚れても目立ちません。

現行の革よりも変色が早いので少しずつ馴染んで違和感が無くなります。
大切に長くご愛用ください。

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エピのアクセサリーポーチのストラップ修理

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ルイヴィトン エピのアクセサリーポーチです。

 

 

 

 

 

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接着だけのストラップは全体的に剥がれています。

 

 

 

 

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接着面は劣化したボンドが固まっていて、
元通りに接着しなおしてもすぐに剥がれてしまいます。

 

 

 

 

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0.1㎜の厚みで接着面を取り除いたところです。

 

 

 

 

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元々、芯材が使用されていない接着だけの構造のストラップですので、
僅か0.2㎜でも薄くなると強度が低下します。

安心して使用できるように強化芯材を挟み込んでステッチを掛けます。

 

 

 

 

 

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強化芯材を挟み込んで丈夫なストラップになりました。

 

 

 

 

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本来はバッグに取り付けて使用するアクセサリーポーチですが、
ミニバッグとして単体で活用される場合には有効な加工です。

大切に長くご愛用ください。

 

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