モノグラムミニの芯材劣化

lv monogram mini (1)
モノグラムミニのジャンヌです。
比較的綺麗な状態を保っていますがヨレっとした感じがします。

 

 

 

 

 

lv monogram mini (2)
正面ポケットの左側には大きく目立つシミ汚れが見られます。

 

 

 

 

 

lv monogram mini (3)
ファスナーを内側から見てみるとサビも発生しています。

当然の雨に降られるかクリーニング加工をすると見られる症状ですが・・・・
全体的には綺麗ですし保管場所に問題があるのでしょうか?

 

 

 

 

 

lv monogram mini (4)
内張りを取り外してみると本体に張り合わされた芯材がボロボロです。

 

 

 

 

 

 

lv monogram mini (5)
ヨレっとした感じに見えていた原因は芯材の劣化にあるようです。
これも保管状況や水濡れなどが引き金になるケースが多いです。

 

 

 

 

 

lv monogram mini (6)
前ポケットの芯材もボロボロでしたが全て取り除き強化芯材を入れ込みました。

布製の柔らかなバッグですのでガチガチには形成せずにソフトに仕上げています。
ヨレっとした感じがなくなりポワ~ンとした丸みが可愛いバッグに戻りました。

 

 

 

 

 

lv monogram mini (7)
かなり古いシミ汚れで悪戦苦闘しましたが目立たないようになりました。

しまい込むより丁寧に使い続けることが良い状態を保つ秘訣です。
大切に長くご使用ください。

 

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(お手紙紹介です)

お世話になりました。
先程、バックが届きました。
綺麗な仕上がりにとても満足しています。
ブログも拝見しました。
ブログで作業の様子が載せてもらえるというのも、こちらとしては、とても安心感があります。
そちらで、お願いしようと決めたのも、ブログがきっかけでした。

13年前に新婚旅行で購入し、数回使用し、ほぼ13年、一度も使用せずタンスにしまいっぱなしでした。
これからは、タンスの肥やしにならないよう、大切にバックを使用したいと思います。

ありがとうございました。

和歌山県 N 様

頻繁に愛用すると汚れや傷みがでるかもしれませんが、
今回のように保管したままで傷んでしまうよりも、
大切に愛用する方が愛着も湧きます。
色んな所に連れ出してあげてください。
ありがとうございました。

エルメス バーキン25のクリーニング補修

birkin25 (1)
HERMESのバーキン25です。
色も珍しいですがサイズが25センチですので小さくて可愛いアイテムです。

 

 

 

 

birkin25 (2)
カブセに塗料のような汚れや白いシミ汚れが見られます。

 

 

 

 

birkin25 (3)
持ち手はコバの塗料が剥がれて芯材も剥離して断面はミルフィーユ状態です。
コバ面の仕上げ直しだけで大丈夫そうに見えるのですが・・・・・

 

 

 

 

 

birkin25 (4)
底角やパイピングなど全体的にスレスレ状態ですねぇ~

 

 

 

 

birkin25 (5)
こちらの底角も同様に。。。。

 

 

 

 

 

birkin25 (6)
両側のマチもスレスレです。

 

 

 

 

birkin25 (7)
この辺りも同様に。。。。。

 

 

 

 

 

birkin25 (8)
マチも山折になっている擦れ易い部分は色落ちが見られます。

 

 

 

 

birkin25 (9)
正面の中央部には大きな擦れ傷が見られ他のスレ傷よりも深くて重症です。

南京錠をヒネリ金具にぶら下げていると必ず出る症状ですが、
しっかりとカブセを閉じてベルトも装着して正しいご使用なら南京錠は擦れません。
しかし、カブセを内側に折り込んだまま南京錠をぶら下げると本体に損傷が出ます。

 

 

 

 

birkin25 (10)
綺麗に見えていた持ち手ですが手垢汚れを取り除くと損傷具合が明白です。

汚れを取り除かないで染め直しする業者が多いですが、
当社ではできる限り汚れを取り除いて本来の状態を確認したあと染め直します。

 

 

 

 

birkin25 (11)
黒い汚れを取り除いた底角付近です。
革の表皮が剥がれて繊維が毛羽立っていますので表皮を整えて染め直します。

 

 

 

 

birkin25 (12)
汚れを取り除き毛羽立ちを整えたところですが傷が深くて重症です。
どこまで回復するかトライしてみます。

 

 

 

 

birkin25 (13)
今回は外面のみのご依頼ですが内側にも汚れが目立ちます。

 

 

 

 

birkin25 (14)
内側も少しだけクリーニングしてしまいましたが、
持ち手や天部のコバ仕上げも完了しクリーニングの完了です。

 

 

 

 

birkin25 (15)
構造上、持ち手の付け根付近は擦れやすい部分ですが、
綺麗に復活しています。

 

 

 

 

birkin25 (16)
マチ部分も同様に。。。。

 

 

 

 

birkin25 (17)
重症だった底角付近も整いました。

 

 

 

 

birkin25 (18)
持ち手や南京錠で付いた擦れ傷も綺麗になり気持ちよくご使用いただけます。

 

 

 

 

birkin25 (19)
高価なバッグでも愛用していれば擦れ傷や汚れは避けることができません。
早め早めのタイミングでメンテナンスを繰り返すことが賢明です。

大切にご使用下さい。

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PRADA財布のテーピング交換

prada taping (1)
PRADAのナッパレザーの長財布です。

 

 

 

 

prada taping (2)
柔らかく薄いデリケートな革ですので擦れには弱い素材です。

 

 

 

 

prada taping (3)
外周の革を取り外してみると0.3ミリの厚みです。
擦れ易い部分ですので穴が空いてしまうのも仕方ないですねぇ~

 

 

 

 

prada taping (4)
本当はもう少し厚みのある革で仕上げたいところですが、
ご依頼通り同じ厚みのままでテーピング交換します。

 

 

 

 

 

prada taping (5)
外周のテーピング革の作成交換の完了です。

少しでも擦れに強いようにテーピング革は牛革に仕様変更しています。
ナッパレザーと同じような上質な手触りの牛革を選択していますので、
違和感なく耐久性がアップしています。

大切にご使用下さい。

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クロコダイル(ワニ革)トートバッグの修理

CROCODILE (1)
横幅45センチ以上ある大きなワニ革のトートバッグです。

自立しませんので吊り下げていますが、
変形というか型くずれというか高級皮革らしくない佇まいです。

 

 

 

 

 

CROCODILE (2)
両側のマチが大きく裂けています。

 

 

 

 

CROCODILE (3)
マチの帯革には亀裂が見られます。

 

 

 

 

CROCODILE (4)
持ち手の付け根も同様に。。。。

 

 

 

 

CROCODILE (5)
内張りはシンプルですが本革仕様です。

 

 

 

 

CROCODILE (6)
内側のマチ天部にはパーツが外れた跡が見られます。

 

 

 

 

 

CROCODILE (7)
このパーツが外れたようですが、反対側も限界ですねぇ~

 

 

 

 

CROCODILE (8)
内張りと持ち手などを解体して、それぞれの芯材も取り外します。

 

 

 

 

CROCODILE (9)
ボール紙の芯材は硬化していてパキパキです。

 

 

 

 

CROCODILE (10)
金具もサビサビ。

 

 

 

 

CROCODILE (11)
持ち手を取り外したので本体側の付け根革も解体して強化します。

持ち手の付け根革を解体すると、
帯革の下でバッグ本体のワニ革を継いでいるのがわかります。
大きなバッグですので前面3枚、後面3枚のワニ革で構成されているようです。

 

 

 

 

CROCODILE (12)
このバッグはマチの帯革を接着材だけで組み立ててありステッチは飾りでした。

爬虫類のバッグには多く見られる接着仕上げですが、
長く愛用していると接着が剥がれてバラバラになり強度不足です。

 

 

 

 

CROCODILE (13)
芯材を交換して本体と縫製して頑丈に組み立て直します。

 

 

 

 

CROCODILE (14)
持ち手の付け根も劣化した芯材を取り除きました。
多数ある亀裂を繋ぎ合わせて強化芯を入れて組み立てます。

 

 

 

 

CROCODILE (15)
ボロボロだった持ち手の復元強化加工の完了です。

 

 

 

 

CROCODILE (16)
金具のサビも取り除き付け根は新品時より丈夫に仕上げています。

 

 

 

 

CROCODILE (17)
かなり重症だったマチですが頑丈に復活しました。

 

 

 

 

CROCODILE (18)
反対側のマチも同様に。。。。

 

 

 

 

CROCODILE (19)
底角やパイピングの擦れ傷も補修補色加工しています。

 

 

 

 

CROCODILE (20)
小さなパーツも芯材を強化して取り付けています。

内側の天部周りのワニ革部材も解体すると亀裂が多数ありましたが、
全体的に強化芯材を貼り合わせて復元しています。

 

 

 

 

CROCODILE (21)
各部に強化芯材をいれて接着ではなく縫製して組み立てました。
自立しない状態のバッグでした高級皮革のバッグらしくスッキリしました。

大切にご使用下さい。

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ベルトを短く加工する

lv cut (1)
全体に四角いパンチング加工されたヴィトンのベルトです。

 

 

 

 

lv cut (2)
10センチ短く加工するご依頼をいただきましたが、
切り取れる部分がありません。

カット加工は不可能と判断される業者が多いのではないでしょうか?

 

 

 

lv cut (3)
バックル金具の付け根には刻印がありデザインは変えたくないとのご依頼です。

 

 

 

 

lv cut (4)
10センチ短く切り取りたいがデザインや刻印などは変更しない?
本体はパンチング加工の穴とLV刻印が並ぶ特殊な構造。。。。

短かく加工するだけでも難易度の高い構造ですが、
刻印を残しながらデザインを変えずに10センチ切り取るとなると・・・・

 

 

 

 

 

lv cut (5)
ベルトを解体して表面革はパンチング部でカットして裏面は先端からカットしました。

表革と裏革と別々のカット加工を施し強化芯材を入れ込んで組み立てています。
とても面倒なカット加工ですが強度を保てる最善策です。

 

 

 

 

lv cut (6)
刻印やデザインも変更なく安心してご使用いただけます。

大切にご使用下さい。

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ルイヴィトンガマ口財布のリニューアルリペア加工

lv gama (1)
ルイヴィトンのガマ口財布ですがヴィトンらしさを感じないほどボロボロです。

 

 

 

 

lv gama (2)
ボロボロです。

 

 

 

 

lv gama (3)
内側の部材とサイズが合わないほど変形しています。

 

 

 

 

lv gama (4)
折り曲げ部だけでなく角部にまで亀裂が見られます。

 

 

 

 

lv gama (5)
反対側の角も同様に。。。。

 

 

 

 

lv gama (6)
ベロ革もコバの塗料が剥がれて芯材もふやけた様に見えます。

表面よりコバ面は汚れや水分を吸い込みやすく、
コバ仕上げの塗料が剥がれると傷みが早くなります。

 

 

 

 

 

lv gama (7)
ベロ革も亀裂だらけで口金のツマミはメッキが剥がれています。

 

 

 

 

lv gama (8)
外面のモノグラム地が縮んで変形していますので張り合わされた革は波打っています。
擦れ傷も多数ありますので全体的な加工が必要です。

 

 

 

 

lv gama (9)
全体的に重症ですので合成皮革の内張り劣化は当然の症状です。

 

 

 

 

 

lv gama (10)
解体して合成皮革を取り除きました。

 

 

 

 

lv gama (11)
内部材も折り曲げ部は擦り切れて穴があいていました。
モノグラム地が縮んで内部材が外周より大きいので擦れ易いのでしょう。

 

 

 

 

lv gama (12)
この辺りも擦り切れて欠損しています。

今回は全体に復元強化加工を施し組み立て直します。

 

 

 

 

lv gama (13)
口金金具は再メッキ加工でゴールド金具の復活です。

 

 

 

 

lv gama (14)
ベロ革も復活!

 

 

 

 

lv gama (15)
内部材もスッキリ!

 

 

 

 

lv gama (16)
コバ仕上げもスッキリです。

 

 

 

 

lv gama (17)
各部に強化加工も施して合成皮革の内張りは本革仕様!
丈夫に仕上がっていますので長く愛用いただけます。

大切にご使用下さい。

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(お手紙紹介です)

本日、修理品のお財布を受け取りました。
「ヴィトンらしさを感じないほどボロボロ」だった私のお財布が、新品同様に生まれ変わり、
ヴィトンらしさを取り戻していて、感激しました。

ブログの写真で修理の過程を確認させていただいたことで、より信頼感が増しました。
丁寧なお仕事に頭が下がります。

せっかく綺麗に仕上げていただいたお財布なので、大事に使って長く愛用したいと思います。
本当にありがとうございました。

 

青森県 I 様

安心して長くご使用いただける状態に復活させていますが、
どのような加工を施すよりも大切に使用することが、
財布を長持ちさせる最善策です。

また、重症化する前にメンテナンスを繰り返すことも、
良い状態を保ち続けるには有効です。
大切にご使用下さい。