
長年、使い込まれたルイヴィトンの定期入れと携帯ケースとタバコケースです。

タバコケースはカブセのコバ塗料が剥がれ傷んでいます。

反対側も同様に。。。。

亀裂や欠損もあり傷みやすい部分ですので強化します。

年代物ですので内側の革は擦れや汚れだけでなく素材が劣化しています。

同じように底角も擦れやすくコバ仕上げが必要。

ガラパゴスな携帯ケースもコバ塗料が剥がれています。
タバコケースのような損傷は見られませんのでコバ面のみ仕上げなおします。

反対側も同様に。。。。

定期入れも年代物で内側にも擦れが目立ちます。

表皮が剥がれた部分に補修加工を施さなければ補色できない状態です。![]()

内側がスレスレ状態ですので傷みやすい外面は重症です。

タバコケースはカブセの付け根まで解体して強化芯材を入れ込みます。
マチ部分まで強化芯材を入れ込むことで強度は格段にアップします。

反対側も同様に。。。。

定期入れも解体して強化しながら擦り切れ欠損部も補修します。

反対側も同様に。。。。

口が空いたまま使用されていたことで縮み変形があり、
擦り切れ欠損もありますので組み立て直すはの至難です。![]()

タバコケースの折り曲げ部の強化加工とコバ面の仕上げ直しの完了です。

擦れや汚れや劣化が見られたカブセの裏面は補修補色加工で改善。

携帯ケースのコバ仕上げも完了です。

傷みが激しく欠損も見られた定期入れの折り曲げ部も丈夫に復活です。

内部材の擦れや汚れも改善。

3点とも十分に頑張ってくれた品ですが引き続き活躍してくれる状態に復活です。
財布など小物類は傷みやすいですし年代物の古い品ですので、
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索