ヴィトンのリュック


ルイヴィトンのリュックサック(モンスリ)です。

 

 

 

 


1998年に作製されたバッグですのでモノグラム地もヌメ革も丈夫です。

 

 

 

 


ショルダーベルトには2個のループ革があります。

 

 

 

 


こちら側は1個しかなく紛失されていますので作製します。

 

 

 

 


ヌメ革を細く裁断しただけの口紐は20年を超えると限界です。
丈夫な口紐を作製します。

 

 

 

 


底面には大きな擦り切れ穴が空いています。

底面の作製交換が常套手段ですがヌメ革に柔軟性がある状態ですので、
最高品質時代の革を交換すること無く修理します。

 

 

 

 


解体。

 

 

 

 


縫い込まれていた部分は白いままで日焼けしていません。
裏側から強化しますが・・・

 

 

 


お聞かせいただいていなかったのですが瞬間接着剤を使用されていました。

瞬間接着剤を使用した部分は革が硬化して元には戻りません。
素人修理の中では取り返しが付かない最悪のダメージ加工になります。

 

 

 

 


口紐は一枚革ではなく両面ともヌメ革でステッチを追加しました。
結ぶのも面倒ですのでループも作製して開閉しやすくしています。

 

 

 

 


欠損していたショルダーのループ革も作製。
当社で使用するヌメ革は当時の素材に負けない最高品質の革です。

 

 

 

 


擦切れて大きな穴が空いていた部分は強化しながら修復。

余計な手間でしたが瞬間接着剤も出来る限り削り取って、
柔軟性を回復させています。

 

 

 


久々に見たモンスリでしたがヴィトンのリュックの代表モデルです。
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

こんばんは、先程リュックが到着致しました。
お願いした3箇所全て、丁寧にお直しくださって、感激しております。
購入時は破れていたことで悲しい気持ちでしたが、
きれいに修理をしていただいたリュックを見て、
これでようやく自分のリュックになった気がします!すごく嬉しいです。
これから大事にたくさん使わせていただきますね✨
またどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

 

岐阜県 K 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
丁寧に活用すれば長く活躍してくれる状態です。
大切にご愛用ください。

バケットのヌメ革交換


ヌメ革パーツにシミ汚れが見られるルイヴィトンのバケットです。
全体的に変形型崩れもある状態ですが高品質時代のバッグです。

 

 

 

 


ヌメ革パーツは経年劣化で硬化しています。

 

 

 

 


同様に。。。

 

 

 

 


ベタツキ劣化した内張りの汚れが底面に付着しています。
内張りの汚れが底面に色移りするのは構造的に不可能ですが・・・

 

 

 

 


劣化した内張りはご自身で取り除いて廃棄したようです。

 

 

 

 


ファスナーの裏側にハサミで切り取った内張りの残骸が残っていました。
取り外した内張りの汚れが底面に付着したと考えられます。

 

 

 

 


バラバラに解体。
外面のヌメ革パーツを作製交換しながら本革で内張りを作製します。

 

 

 

 


天部のテーピング革は修理歴があるようです。

 

 

 

 


モノグラム地やヌメ革を傷めてしまう接着剤が使用されていました。

 

 

 

 


予定外の加工ですが接着剤も取り除きます。

 

 

 

 


変色や青錆が見られる金具類も取り外しました。

 

 

 

 


底鋲の取り付け脚が歪んだままで取り付けられていました。
刻印入りカシメ金具や底鋲は再利用出来る状態に再生加工します。

 

 

 

 


金具を磨くと違いは歴然。

 

 

 

 


本革で内張り作製して外面のヌメ革パーツの作製交換の完了です。

 

 

 

 


底面の色移り汚れも改善して底鋲の変色も綺麗になりました。

 

 

 

 


付け根革やショルダーベルトなどは強化しながら作製していますので、
構造的には新品時より丈夫です。

本体の型崩れも改善させましたので気持ちよく活用いただけると思います。
大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

修理されたバッグを先ほど受け取りました。
HPの修理過程の画像も拝見致しました。
もう使えないだろうなと思っていたバッグを綺麗に復活させて頂き感動しました。
以前の修理はヴィトンのリペアサービスでお願いしたものですが、
あまり質の良いものではなかったのですね。。
大切に長く使います。
この度は本当にありがとうございました。
お心遣いも嬉しかったです。

三重県 H 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
活用できない残念な状態でしたが丈夫に復活させましたので、
大切に長くご愛用ください。

ポパンクールの修理


ルイヴィトンの(ポパンクール・オ)です。

 

 

 

 


2005年製造で15年近く経過したバッグですので、
底角はテーピング革が擦り切れています。

 

 

 

 


本体モノグラム地まで少し擦れていますがギリギリセーフです。

 

 

 

 


ポパンクールは革が劣化すると底角だけでなく上部も切れてしまいます。

 

 

 

 


4カ所とも切れていますので対策が必要ですが、
刻印入りかカシメ金具を取り除かなければテーピング交換できません。

 

 

 

 


擦り切れヤブレや革の劣化が見られますので、
少し厚みを増した新品のヌメ革で作製交換します。

 

 

 

 


テーピング革の交換をすれば刻印入りカシメ金具がなくなるので、
修理を諦めて擦り切れたままで使用される方も多いです。
しかし、放置していると本体が傷んでしまいます。

 

 

 

 


テーピング革の上部が切れていた理由は・・・

 

 

 

 


モノグラム地ある切り込みが原因。
切り込みから亀裂も発生しています。

 

 

 


カシメ金具を取り付けるための穴は必要ですが、切り込みは・・・?

 

 

 

 


切り込みはマチ部材を縫い合わせる位置をマーキングするためだけのもの。

モノグラム模様を合わせるためにマチを取り付ける位置は重要ですが、
切り込みに加えて厚みも変わる部分ですのでテーピング革が傷みます。

 

 

 


最高品質のヌメ革に半分だけミンクオイルを塗ってみました。
すぐに乾いて白くなりますが色焼けが早くなり馴染みやすくなります。

 

 

 


刻印入りカシメも再生してテーピング革の作製交換の完了です。
天部の革パーツも同時に交換しておきました。

 

 

 


少し厚みを増した分だけ耐久性や強度が上がっています。

 

 

 

 


切り込み部はテーピングの下で強化しておきました。

 

 

 


おそらく一年もしないうちに色合いも馴染んでくると思います。

外周のテーピング革はデザインだけでなく本体を守るためのパーツです。
底角などの擦れは避けられませんので消耗パーツと考える方が良いです。

大切に長くご愛用ください。

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ノエのヌメ革交換


長年頑張ってくれた様子のルイヴィトンのノエです。

 

 

 

 


シミや汚れだけでなく革の劣化も見られますが、
最高品質の革やモノグラム地が使用されていたころの良いバッグです。

 

 

 

 


擦り切れて裂けたと言うよりも劣化して裂けたような底角。
全体を解体してヌメ革パーツを作成交換します。

 

 

 

 


刻印入りの金具を取り除かなければ革パーツの交換はできません。

 

 

 

 


バラバラに解体。

 

 

 

 


変色した金具には青錆もあります。

 

 

 

 


洗浄だけした金具と磨き込んだ金具。
この作業が一番大変です。

 

 

 

 


刻印は金具だけではありません。

刻印があるヌメ革パーツは交換してしまうと残念ですので、
裏側からヌメ革を貼り合わせて丈夫にしています。

 

 

 

 


ヌメ革パーツを作成交換してリニューアルリペアの完了です。

 

 

 

 

 


金具も磨いた甲斐がありました。

 

 

 

 

 


刻印入り金具も復活させています。

付け根革やショルダーベルトなど負担が掛かる部分は芯材をいれています。

 

 

 

 


しばらく色焼けさせてから使用する方が扱いやすいです。
自己責任になりますがミンクオイルを塗っておくのも良いと思います。

塗装されていないヌメ革は傷や汚れを気にせずに使い込み、
少しずつ色やけする変化を楽しむのが良い素材です。

大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)
こんばんは。
昨日無事に受け取りました。

もう使えないかなと思っていたノエですが
まるで新品のように生まれ変わっていて
開けた瞬間、娘と一緒に感激の声をあげました。
特に金具の復活がすごいですね!

母から私、私から娘へとまだまだ活躍出来そうです。
捨てずに修理をお願いして良かったです。

大変なお仕事だと思いますが
これからも頑張って下さい。
応援しております。
本当にありがとうございました。

兵庫県 Y 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
余計な表面加工がされていない本来のヌメ革ですので、
使い込むと味が出てきます。
大切に長くご愛用ぐださい。

プラダの内布ヤブレ


ルイヴィトン エピ財布とロンシャン長財布とプラダのバッグです。

 

 

 

 


ロンシャン長財布には全体に擦れが見られますが、
今回は外周ホツレ部の縫い直しのみのご依頼です。

 

 

 

 


底の折り曲げ部だけでなくカブセ付け根も負担が掛かり傷みやすい部分です。

 

 

 

 


部材を接着して縫い直します。

 

 

 

 


最高品質時代のエピの長財布ですが各部に損傷が見られます。

 

 

 

 


底の折り曲げ部は縫い直す部分が擦り切れて無くなっています。

基本的には手遅れと判断される修理店が多くなる症状ですので、
メンテナンスのタイミングとしては遅いです。

 

 

 


カブセの折り曲げ部も縫い直す部分が無くなっていますので手遅れです。

 

 

 

 


反対側も擦り切れて大きく口が開いています。

 

 

 

 


カブセ裏は手垢汚れなどで黒くなり数カ所にボールペン汚れもあります。

 

 

 

 


マチ部材も表皮が剥がれて白くなった部分があり変形も見られます。
マチ部材にもボールペン汚れがあります。

 

 

 

 


プラダは定番の内布ヤブレです。

 

 

 

 


画像の様な状態で縫製されているのが本来の姿ですが・・・

 

 

 

 


手縫いで全体的に自己流修理されています。

 

 

 

 


この辺りも同様に。。。

自己流で手縫いされた部分を解体するのは手間が掛かるだけでなく、
無数の針穴を開けて損傷を与えていますので残念です。

 

 

 


エピの財布はリニューアルリペア加工を施します。

 

 

 

 


マチ部材は擦れやボールペン汚れだけでなく変形が重傷です。

 

 

 

 


張り合わされた薄い革を破らないように剥がして強化芯材を入れます。

 

 

 

 


マチ革は0.2ミリの厚みですので指先で裂くことができます。

 

 

 

 


底やカブセの折り曲げ部も内張りを剥がして強化しながら修復します。

 

 

 

 


カブセ裏や小銭入れの中など汚れを取り除くと擦れ具合が鮮明です。

 

 

 

 


プラダの内張りは解体して縫い合わせ部には強化加工を施し縫製します。

 

 

 

 


擦れや汚れを改善させながら組み立て直しリニューアルリペアの完了です。

 

 

 

 


折り曲げ部の復元強化加工も完了して縫製できる状態に復活です。

 

 

 

 


底の折り曲げ部も同様に。。。。

 

 

 

 


擦れやボールペン汚れだけでなく変形型崩れも改善させながら、
マチ部材は丈夫に復活。

 

 

 

 


ホック金具も磨き直してボールペン汚れも目立たなくなりました。

 

 

 

 


プラダの内張りも手縫いあとが無くなりスッキリです。
全体的に強化して縫製していますのでバッグ全体が強度アップです。

 

 

 

 


3点とも引き続き活用いただける状態に復活していますので、
丁寧に取り扱いながら大切に長くご愛用ください。

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ヴィトン財布修理


ルイヴィトンのモノグラム財布(M61730)です。
カブセの角部は擦り切れて欠損した状態です。

 

 

 


製造から22年以上が経過した年代物ですので各部に損傷が見られます。

 

 

 

 


擦り切れて黒い芯材が露出。

 

 

 

 


こちら側も同様に。。。。

 

 

 

 


折り曲げ部はコバ塗料が剥がれて糸がほつれて、
部材が剥がれて口が開いても使い続けていたようです。

 

 

 

 


コバ塗料のハガレを放置したまま使い続けると、
革が劣化して欠損してしまいます。

 

 

 

 


折り曲げ部だけでなく革が無くなっていますので縫い直せません。

 

 

 

 


内部材の折り曲げ部もボロボロ。

 

 

 

 


ファスナーも擦り切れて大きな穴が空き、各部材も擦り切れています。

 

 

 

 


小銭入れの中もボロボロ。

 

 

 

 


各ポケットの内張りは劣化しています。

全体的に損傷があり手遅れ状態まで放置された財布ですが、
バラバラに解体して財布として活用できる状態に復活させます。

 

 

 

 


外面のモノグラム地は角の欠損だけで無く折り曲げ部も損傷があります。
劣化した合成皮革の内張りを本革で作成しながら各部を強化します。

 

 

 

 


1998年2月にスペインで作成された最高品質時代の財布であることが、
この財布の唯一の救いですが色移りが激しいです。

 

 

 

 


各部に復元強化加工を施しながらリニューアルリペアの完了です。

 

 

 

 


最高品質のファスナーで交換しながら本革仕様の小銭入れにグレードアップ。

 

 

 

 


擦り切れ欠損やヤブレも改善させています。

 

 

 

 


角部や折り曲げ部の欠損も改善させながら全体を強化しました。

丈夫になったことでしばらくは硬く感じると思いますが、
使い込みながら少しずつ馴染ませてください。

一度は限界を超えるまで酷使された財布ですが、
買い換えることが出来ない品質の財布ですので、
大切に長くご愛用ください。

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