ヴィヴィアン財布


ヴィヴィアンウエストウッドの財布です。

 

 

 


とても綺麗な状態での修理依頼といえば・・・

 

 

 


合成皮革の内張りがベタツキ劣化しています。
カブセ裏の合成皮革は色移りして対面の革の塗装も浸食しています。

 

 

 


全ての合成皮革が劣化していますのでバラバラに解体。
本革や布地などを使用して全ての内張りを作製交換します。

小銭入れ部の色移りを取除きましたが浸食は深く補修が必要です。

 

 


塗装を浸食していた色移り部も改善させカブセ裏は本革で作製交換。
ホック金具も元のイタリー製ホックのままです。

 

 

 


使用頻度が少ないまま傷んでしまうのは残念でしたが、
ベタツキ劣化の心配はなくなりましたので安心して活用いただけます。

大切に長くご愛用ください。

 

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(お手紙紹介です)
受け取りのご連絡が遅れてしまいすみません。
受け取った日から毎日使っています。
ベタベタで滑り止めのようになっていたカード入れも小銭入れも札入れも、
なんにも問題もなく使えています。
大切にします。
ありがとうございました。

 

千葉県 M 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
合成皮革の内張りが本革になり、
ベタツキ劣化の心配は無くなりましたので、
大切に長くご愛用ください。

LV財布の修理


LOUIS VUITTON M61730 モノグラム財布です。

1995年2月にフランスの工房で作製された最高品質時代の品ですが、
すでに25年以上が経過していますので全体的なメンテナンスが必要です。

 

 


内部材には擦れや汚れが見られます。

 

 

 


マチ部材は負担が掛かる部分です。

 

 

 


折り曲げ部も同様に。。。

 

 

 


折り曲げ部の内部材も擦り切れて欠損があり縫い直すこともできません。

 

 

 


合成皮革の内張りは劣化しています。

年代物ですので各部に損傷が見られますが、
最高品質の財布ですのでリニューアルリペア加工を施します。

 

 

 


バラバラに解体。

LOUIS VUITTON財布の中でも構造的に複雑で難易度の高いモデルです。

 

 

 


出来る限り長く活用していただけるように、
モノグラム地に芯材を貼り合わせます。

 

 


弱った芯材やファスナーも交換しながら各部を強化して組み立て直しました。

合成皮革の内張りは本革で作製しましたので、
ベタツキ劣化の心配がありません。

 

 

 


裂けていたマチ部材も復活。

 

 

 


擦れや汚れも出来る限り改善させました。

 

 

 


25年前の財布ですが構造的には新品時より丈夫に仕上げています。

丁寧に活用しながら少しずつ馴染ませて長くご愛用ください。

 

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(お手紙紹介です)

お世話になります。
たった今、財布を確かに受け取りました❗
丁寧に薄紙に包んで下さり、明日母の元に届けて開けさせて頂きます。
今日も母とブログに掲載して頂いた作業の様子を拝見し、
複雑な手のかかる加工を丁寧にして下さっている事に感動しました。
母も財布を手にしたら喜ぶと思います。
そしてお心遣いまで頂きうれしいです。
この度は本当にありがとうございました。

 

神奈川県 W 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
最高品質時代の財布ですので出来る限り良い状態を保ちながら、
大切に長くご愛用ください。

グッチとモラビト


加工歴があるモラビトとグッチのクロコ革のバッグです。

 

 

 


クロコといえばMORABITOです。
最高品質のワニ革で丁寧に作製されています。

 

 

 


古いバッグですので芯材が硬化して持ち手が折れています。
他店様で加工歴がありステッチが塗料に埋もれています。

 

 

 


この辺りは折れた持ち手に接着剤を厚塗りして塗装していたようです。

 

 

 


完全にステッチが無くなり接着剤を山盛り付けて塗装した部分もあります。

安心して使用するためには芯材を交換しながら強化することが必要ですが、
ステッチまで硬化させるほど塗装して接着剤も多量に使用されていますので、
解体することができるかどうかもわかりません。

 

 

 


こちらはクロコ革のグッチです。
モラビトと同様に他店様で加工歴があり残念な状態です。

 

 

 


カブセ天部はフ割れを補修した形跡があります。

 

 

 


接着剤で貼り付けて塗装しただけですので次々に剥がれてきます。

 

 

 


マチのヤブレ部の断面に塗料が付いていますので、
破れていることを放置したまま塗装していたようです。

 

 

 


塗装した後に発生した亀裂には塗料が付いていません。

 

 

 


前後面は底面の高さに合わせるように、くの字に折れ曲がっています。
底面は擦れやすくステッチは擦り切れてホツレています。

 

 

 


前後面の底部は変形して折れ曲がっています。

 

 

 


折れ曲がっていた部分をのばしてみるとフ割れも発生して、
劣化した芯材の粉が出ています。

 

 

 


ロック金具にも黒い塗料が付いています。
金具の取り付け穴から劣化した芯材の粉が出てきます。

 

 

 


不思議な構造のショルダーベルトはクロコではなく型押し革です。
他店様で作製交換された代用品だと思います。

 

 

 


他店様で残念すぎる加工歴があり解体することも困難な状態ですが、
ヤブレや変形があり、何より芯材の劣化がありますので、
リニューアルリペア加工を施します。

グッチのロゴプレートは上下を逆さまに取り付けてあります。
ロゴが逆さまなのも残念ですがグラグラ動く状態はもっと残念。

 

 

 

 


カブセ裏はスエード革ですが起毛が磨り減り少しベタベタしていますので、
作製交換します。

 

 

 


モラビトも芯材劣化があり粉が出てきていますが、
今回は持ち手の復元強化加工のみ御依頼いただきました。

 

 

 


悪戦苦闘しながら解体して芯材を取除きました。

 

 

 


ボロボロです。
他店様で加工する前に御依頼いただいていれば・・・

取り返しが付かない加工が施されたバッグでしたので、
ノークレーム加工でお引き受けしましたが、
解体すると想像以上にボロボロです。
活用できる持ち手の状態に戻るでしょうか?

 

 

 


リニューアルリペアを施すグッチはバラバラに解体します。

 

 

 


内ポケットの天部も折れ曲がった状態。

 

 

 


亀裂が見られたマチ天部も解体して強化します。

 

 

 


劣化した芯材は全て作成交換します。

 

 

 


ロック金具の裏側は瞬間接着剤や塗料が多量に使用されていました。

 

 

 


カブセを解体して芯材を剥がし取るところです。

 

 

 


製造時からフ割れが多数あったようでワニ革の破片で補修してあります。

 

 

 


前後面も同様に小さなワニ革を多量に貼り付けて補修してあります。
生産時に革の厚みを整える漉き加工に問題があったように思います。

各部の状態からもリニューアルリペアの選択は正解だと思います。

 

 

 


他店様で作製したパーツを加工するのもどうかと考えましたが、
傷みやすい付け根付近は解体して強化しておきます。
革の裏側から見るとクロコ革でなく型押し革であることがわかります。

 

 

 


ロゴプレートとロック金具は取り付け脚を付け直して丈夫にしました。
他店様での接着材や塗料汚れも改善させています。

 

 

 


モラビトは持ち手を強化してグッチは芯材や内布やカブセ裏を交換。

リニューアルリペアしたグッチから取り外した芯材や内布などが多量です。

 

 

 


強化して縫い直した持ち手は接着材も取除き丈夫に復活。

生産時の漉き破りもなくクロコに精通したモラビトらしい作り込みです。
個人的にはリニューアルリペアするならモラビトです。

 

 

 

 


構造的には新品時より丈夫に復活しています。

数カ所に亀裂がありバラバラになる寸前で使用できない状態でしたが、
安心して活用いただける状態です。

 

 

 


グッチもリニューアルリペアで丈夫に復活です。
大きく折れ曲がって変形していた底面もスッキリです。

 

 

 


後面の変形もなくなりました。

 

 

 


底面のホツレや変形もなくなりました。

 

 

 


カブセ裏はスエード革で、内ポケットの内布も張り替えています。
ロゴマークも正しい方向でグラつき無く固定しています。

 

 

 


変形していたショルダー付け根も丈夫になりました。

 

 

 


残念すぎる加工が施されたモラビトとグッチのクロコ革バッグでしたが、
活用いただける状態に復活です。

モラビトは劣化した芯材の粉が少し出てきますが、
素材や作り込みはグッチよりも高品質です。

大切に長くご愛用ください。

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エピ モンソー


LOUIS VUITTON エピのモンソーです。
年代物で擦れや傷が目立ちますが最高品質時代のバッグです。

 

 

 


傷んだ持ち手は切り取って廃棄されています。

 

 

 


マチ底が裂けるのもモンソーの特徴です。

 

 

 


カブセとマチの縫い合わせ部も負担が掛かる部分です。

 

 

 


底角は表皮が剥がれて革の繊維が毛羽立っています。

 

 

 


内ポケットの中の合成皮革は劣化してベタベタです。

 

 

 


ロック金具の差し込み部先端は樹脂が磨り減って、
開閉はスムーズにできません。

 

 

 


擦れやヤブレや劣化だけでなく変形や持ち手の欠損がありますので、
全体を解体してリニューアルリペアを施します。

 

 

 


前ポケットのマチも裂けていますので内張りを剥がして復元強化します。

 

 

 


前ポケットの中はカビは発生。

 

 

 


ファスナーを取り外した内部材も強化加工が必要です。

 

 

 


マチ底部分も内張りを剥がして強化芯材を挟み込みます。

 

 

 


各部を強化しながら組み立て直しリニューアルリペアの完了です。

 

 

 


スムーズに開閉できるようにロック金具も加工しました。

樹脂のように磨り減りませんが丁寧に開閉しないと、
本体側の金具に打痕が付きやすいです。

 

 

 


ポケットやマチなど各部のヤブレも改善して強度もアップしています。

 

 

 


ポケットの中のカビや汚れも綺麗になりました。

 

 

 


底角の擦れや変形も改善させながらコバ面も仕上げ直しています。

 

 

 


切れてしまう持ち手は1ミリほどサイズアップしながら、
丈夫に作製してあります。

ボール紙の芯材は本革にするなど3種類の芯材を使用しています。

 

 

 


残念すぎる状態でしたが芯材を交換しながら各部を強化して、
擦れや汚れも改善させました。
劣化した合成皮革の内張りは本革で作製交換しています。

構造的には新品時より丈夫になっていますが、
買い換えできないモデルですので大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

バティニョール


とても頑張ってくれた様子のルイヴィトン バティニョールと、
本体がくの字に折れたオーストリッチ革のバッグです。

バティニョールのモノグラムもベコベコ状態です。

 

 

 


オーストのバッグは合成皮革の内張りが劣化しています。

 

 

 


前ポケットだけでなく本体も同様に。。。。

 

 

 


持ち手のコバ面は仕上げ直しが必要。

 

 

 


ルイヴィトン バティニョールはヌメ革が限界です。

 

 

 


底角だけでなく硬化した革はバキバキ状態。

 

 

 


革パーツはひび割れ劣化があり金具も変色しています。

 

 

 


天部テーピング革は擦れやすく表皮が無くなった状態です。

 

 

 


外面のヌメ革パーツを作製交換します。

 

 

 


パイピング革も交換しますのでバラバラです。

 

 

 


ヌメ革パーツを作製交換してもベコベコ状態のモノグラム地が残念。

 

 

 


金具の変色も残念すぎますので、まずは尾錠だけ磨いてみました。

 

 

 


オーストリッチは合成皮革から本革に素材を変えて作製交換の完了。

 

 

 


持ち手コバ面も仕上げ直しました。

 

 

 


バティニョールのヌメ革パーツの作製交換も完了。

付け根革や持ち手先端など負担が掛かる部分は裏側までヌメ革です。
この辺りの品質の違いは理解してもらえない部分ですが重要。
一般的には金具の変色が改善していることの方が喜ばれますが・・・

 

 


パイピング革も少し厚みを増した革で作製。
重傷だったマチ底付近のベコベコ変形も改善させておきました。

 

 

 


本体のくの字に折れたりベコベコ変形も強化しながら改善。

 

 

 


内側ですがナスカン金具の付け根革も作製しておきました。

 

 

 


オーストのくの字に折れた変形も改善させましたので自立します。
どちらのバッグも丁寧に活用すれば長く活躍してくれる状態です。
大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)
有限会社レザークリエーション 御中

こんばんは。
本日は、大変お世話になりありがとうございました。

主人が帰宅後、出来上がったバッグを見せたところ
「えっ?新品やん!?どういうこと?」との嬉しすぎる反応!!!
正に、甦り以上の出来栄えに、ただただ驚いておりました!

「修理に出して良かったなぁ~。これならずっと使えるやん!」
とも言ってくれて、しかもバックが2つだったことも初めて知ったらしく
(ちゃんと伝えたのですが、理解してなかったみたいです・・・)

「これは、こんだけの(修理代のこと)すごい値打ちあるわ!ほんまに凄いな!」
と、普段は服にも鞄にもあまり関心の無いタイプなのに
まるで自分の鞄かのように喜んでくれたので、私も更に嬉しくなりました。

今回、ご縁が頂けたことに感謝すると共に、修理への丁寧なお心遣いを感じ
どちらのバッグも購入時以上に愛しさが更に加わり、本当に素敵になりました。
本当にありがとうございました。

早速、オーストリッチの方には、ラッピーをコサージュにして巻いたり
「記念写真」を取って、一人で「Before ⇒ After」しております。笑

教えてくださったミンクオイルも、近日中に購入しようと思っています。

 

大阪府 W 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
丈夫に仕上げていますので大切に長くご愛用ください。

エブリンとガンボライン


シャネルのガンボラインとエルメスのエブリンです。

 

 

 


外面に色あせや擦れが見られるガンボラインのバッグは、
底角など各部に表皮が剥がれた損傷が見られます。

 

 

 


こちら側の底角も革の繊維が露出して毛羽立っています。
黒革パーツもありますので修復が困難です。

 

 

 


汚れが染み込んでいて目立ちませんがCHANELのココマークもスレスレ。

 

 

 


後面ポケットも擦れた部分に汚れが染み込んでいます。

 

 

 


傷や擦れが目立ちますが全体的に色あせや汚れもあります。

 

 

 


天部は擦れが重傷です。

 

 

 


薄汚れに加え、ボールペン汚れも見られます。
汚れを取除き本体の外面を補修補色加工します。

 

 

 


エルメスのエブリンも擦れが激しい状態です。

 

 

 


同様に。。。

 

 

 


マチ底もスレスレです。

 

 

 


全体に擦れや汚れが見られるだけでなくテーピング革は擦り切れています。

 

 

 


天部のテーピング革は擦れだけでなく劣化してボロボロです。

 

 

 


金具の磨り減り具合からも十分に活用されたバッグですが、
今回は外周のテーピング革を厚みを増した代用革で作製交換しながら、
外面の補修補色加工を施します。

 

 

 


テーピング革を取り外して出来る限り汚れを取除いた状態です。

 

 

 


CHANELガンボラインも同様に。。。

 

 

 


汚れを取除くとココマークの擦れも鮮明になりました。

 

 

 


後面ポケット外周に染み込んだ汚れも取除きました。
このままでは塗料を吸い込むだけですので補色出来る状態に補修します。

 

 

 


本体も黒革パーツもクリーニングと補修補色加工の完了です。

 

 

 


同様に。。。

 

 

 


スレスレだった天部も改善しました。
ボールペン汚れも消えています。

 

 

 


エブリンの補修補色加工とテーピング革の作製交換も完了です。

 

 

 


後面も同様に。。。。

 

 

 


傷みが激しかった底マチも出来る限り改善させています。

 

 


どちらも持ち歩きにくいほど擦れや汚れが見られましたが、
引き続き活用いただける状態に復活しました。

出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)
無事受け取りました、本当にありがとうございました。
スレスレだったのが、新品のように綺麗になっていて驚いています!
梱包も丁寧にしていただき、感謝しかありません。
今は嬉しくて飾っていますが、大切に使わせていただきますね。
どうもありがとうございました!

 

北海道 K 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
活用すれば擦れや汚れは避けようが無い損傷ですが、
出来る限りよい状態を保ちながら、
大切に長くご愛用ください。