いったい何の残骸でしょう?
ヌメ革部分は汚れやシミがあり、革が硬化しています。
モノグラム地も底角などは擦り切れて穴が開く寸前でした。
そのままでは使えないほど、年季の入ったプチノエというバッグが元の素材です。
一つのバッグをリメイクして複数の小物に変身させました。
家族で使用される予定のストラップ4本
キーケース 一つ
使い捨てライターケース 一つ
ストラップを取り付け出来るタバコケース
シワ・型崩れなどでヨレヨレだったモノグラム地もシャキッとさせてリメイクしています。
モノグラム地の柄合わせもバッチリです。
タバコケースのご依頼でしたが、携帯電話を入れてもカッコイイかも?
タバコケースはかなり贅沢な作りでして、カブセ裏だけでなく内張りも全面モノグラム地です。
一番上の残骸画像でもわかりますが、無駄なくモノグラム地を使っています。
しかし、使い込んだモノグラム地は縮んだり伸びたりして変形しています。
柄の間隔がバラバラに変形していて生地の裁断には細心の注意と技術が必要です。
歪んだモノグラム地でリメイクするのは新品を作るより、ずっと難しいのです・・・・愚痴でした!
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索