新品のポールスミスのバッグです。
新品の不良品のためホツレ修理です。
ショルダーを取り付けるための付け根革がホツレていました。
新品ですから糸がユルイ程度でしたが、一度取り外して、しっかり付け直します。
付け根革を取り外したものです。
革の内側にはリボン布が補強材として貼り合わせてあります。
それほど、珍しくも無い修理ですから、ブログにアップするつもりは無かったのですが・・・・
ポールスミスのバッグの補強芯にレスポートサックのリボンが・・・・
中国の同じ工場で生産しているのでしょうか?
このように、組み立ててしまうと絶対に見えない箇所なんですが・・・
実は長年ブランドバッグや財布をバラバラにしていますと、結構あることなんです。
イタリーで製造された財布などには多く見られるんですが、
解体しないと見えない部分の部材に他のブランドロゴが刻まれていて驚きます。
ダブルネームの隠れたコラボレーションです。
その他、作成した職人のサインや落書きを発見することもあるんですが、
そのようなバッグは上手に作られている事が多いです。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索