ヘビ革は0.2~0.3ミリ程度の厚みしかなく、
破れるとウロコがポロポロと剥がれて欠損してしまいます。
革が薄い上に破れているので先端の金具を取り外すにも注意が必要です。
この金具を取り外せない業者は多いですが・・・・・
大きく破れた部分に目がいきますが外周もスレスレでヘビ革が欠損しています。
カブセを解体するだけで多くのパーから構成されていることがわかりますねぇ~。
また、ヘビ革の本来の色は黒で全体的に色落ちしていたこともわかります。
穴空き欠損部と外周擦り切れ部を復元したあと補色して組み立てます。
ヘビ革の修復だけでなくカブセ全体の芯材も交換していますので、
安心してご使用いただけます。
外周のテーピング革の角部なども少し補修しておきましたので、
しばらくは大丈夫ですが次回のメンテナンス時にはテーピング交換をお勧めします。
大切にご使用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索
(お手紙紹介です)
レザークリエーション様
この度は、大変お世話になりました。
お財布ですが、確かに受け取っております。
思っていた以上にきれいにリペアされていて
とても感激しております。
大切に使います!
ありがとうございました。
岩手県 N 様
爬虫類革はデリケートですがレアな財布ですので、
大切に長くご愛用ください。