全体に擦れや汚れが見られ元の色がわからないほど重症のシャネルです。
アップで見てみると・・・・・
表皮が擦れて革の繊維が露出した部分に汚れが染み込んでいます。
天部のファスナーサイドやパイピング革は表皮が剥がれてボロボロです。
ポケットの中の縫い合わせ付近に本来の革色に近い部分が残っていました。
白い部分は表皮が剥がれて革の繊維が露出していることが鮮明です。
バッグの外面は一皮むけた状態で、そこに汚れが染み込んでいます。
この状態まで酷使しながら使い続けることはお勧めできませんね。
限界を超えて酷使されたボロボロのシャネルですが、
内張りは本革が使用された高品質時代の良いバッグです。
外面ほどではありませんが、内張りにも擦れが見られます。
ここまで酷使されたバッグですが金具類のメッキはゴールドです。
最近の品よりメッキの厚みがあるころの金具で長持ちです。
持ち歩けないほど酷使されてボロボロのバッグでしたが、
悪戦苦闘の末に復活です。
長年、頑張ってくれたバッグですので今後は限界を超えるまで使用せずに、
早めのメンテナンスを施されることをお勧めします。
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