
ルイヴィトンのドーヴィルとエピ長財布です。

右革の付け根革が切れています。
製造から22年が経過していますので革が劣化で硬化していることが原因です。

前ポケット天部のテーピング革もパキパキに硬化しています。

革に柔軟性がなくなるとひび割れや欠損が発生します。

内張りを解体して付け根革4箇所とポケット天部のテーピング革を
新品のヌメ革で丈夫に作製交換します。

製造から7年のエピ財布には素材劣化は見られませんが、
傷みやすい折り曲げ部などにホツレやコバ面の割れやハガレが見られます。

反対側の折り曲げ部も同様に。。。
塗料が剥がれたコバ面から白い芯材が見えていますので、
この状態なら強化加工の必要はありません。

糸が残っていても擦れて細くなった糸は取除いて縫い直します。

凹側ホックは片側のバネが折れて欠損していますので交換が必要です。
代用のイタリーホックで交換します。

内張りを解体して4箇所の付け根革とポケットのテーピング革を取り外しました。

テーピングは少し厚みを増した革で作製して付け根革は強化して作製します。

外周のホツレ部の縫い直しとコバ面の仕上げ直しを施し、
ホック交換でカブセも閉まるように復活です。

4箇所の付け根革とテーピング革の作製交換の完了です。
植物タンニン鞣しされた最高品質のヌメ革を使用していますので、
数ヶ月で色合いも馴染んできます。

負担が掛かり傷みやすい部分をメンテナンスしたことで、
引き続き活用出来る状態に復活しています。
大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索