フェンディのバッグです。
持ち手の付け根が4か所とも切れています。
ご自身でボンドを塗りベトベトです。
瞬間接着剤やボンドで修理は不可能で、損傷しか与えませんのやめましょう!
本体にはダメージないようです。
裏面の方が重症ですがボンドは付いていませんので本体は大丈夫でした!
持ち手中央も亀裂があり革も劣化しています。
今回はプチリメイクで両側の持ち手を延長して作成します。
持ち手が切れるほどですから角は擦れて芯材が見えています。
上側の角も同じで全部で8か所補修が必要です。
こんな感じです。ご自身では気にならない角部分も他人のバッグの角は目立ちます。
この状態ならスッキリ使用できます。
内張りを剥がして持ち手縫い付け部を内側から見たところです。
どうやら、赤茶色のカシメ金具と僅かの縫い付けで取り付けされているようです。
ボロボロになった持ち手を取り外せました。
持ち手の左側取り付け部の下から金具が現れました!
後ろ面の左にも同じ金具があり、ショルダーを取り付けるための物なんです。
金具は持ち手の裏側にあり、かなりの負担が持ち手側にあるようです。
スッキリと持ち手が取り付け出来ず、ショルダーを使用すれば負担は数倍です。
金具を見る限りショルダーは使用されていませんので、迷わず取り外します。
持ち手を延長して作成しました。
常にショルダーとして使用しなくても買い物の途中で肩に掛けたい時など便利なサイズです。
使用頻度の少ないバッグもプチリメイクで活用出来るバッグに変身します。
頑丈な持ち手になっていますので、ドンドンご使用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索ンドバッグ」で検索