フェンディ長財布の修理

ブランドバッグドクターのリペア日記
風呂上がりのように水が滴り落ちる状態で、フェンディの財布が到着です。

革や芯材がシワシワによれてしまい使用は不可能な状態です。

このままにしておくと、煎餅のようにパリパリに硬くなります。

季節がらカビの発生も考えられるため緊急オペです。

ブランドバッグドクターのリペア日記

まずは、芯材や内布をバラバラにして波打った革を形成しながら乾燥させていきます。

ちじんでしまった内布や硬化した芯材は交換しました。

ずぶ濡れの時は問題なかったファスナー付き小銭入れ部も乾燥すると、

芯材の硬化と波打ちで変形してきたため、芯材・内布を交換しました。

マークやホックの金具類はサビが出ないように

本体からはずして磨き直してつけています。

ブランドバッグドクターのリペア日記
長年、大切に使用してきた財布が復活です。

芯材や内布の交換と組みばらしで強度は上がっています。

今まで以上の年月、ご使用いただけると思います。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索