プラダの底角修理

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前後面全体にアイレット金具が取り付けられたプラダのバッグです。

 

 

 

 

 

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底角のパイピング革が擦り切れて白い芯材が露出しています。

 

 

 

 

 

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こちらの底角もスレスレです。

 

 

 

 

 

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こちらの底角はパイピングの芯材の露出はありませんが、
表皮が剥がれて革の繊維が毛羽立っています。

 

 

 

 

 

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今回は底角のみ部分的な補修のご依頼ですが上角もスレスレです。

 

 

 

 

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こちらの上角も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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柔らかく擦れに弱いナッパレザーが使用されていますので、
持ち手も表皮が剥がれています。

 

 

 

 

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同様に。。。。

 

 

 

 

 

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持ち手の右側付け根の亀裂は解体して復元強化加工を施します。

 

 

 

 

 

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同様に。。。。

 

 

 

 

 

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内張りを解体して持ち手を取り外して付け根付近を解体したところです。
芯材に使用されているボール紙は取り除いて強化芯材と入れ替えて組み立て直します。

 

 

 

 

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底角4角の部分補修と前右の付け根の復元強化加工の完了です。

 

 

 

 

 

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上角よりも擦り切れて芯材が露出していた底角の方が綺麗になっています。

 

 

 

 

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付け根も強化されて強度アップしています。

 

 

 

 

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デリケートな革ですので出来る限り良い状態を保ちながら、
大切にご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

レザーレクリエーション様

お世話になっております。
早速お直ししていただきまして、ありがとうございました。

今週は、ほとんど不在にしており、
来週11日(火)の18時以降の到着でお願いできますでしょうか。

それから、ブログ、拝見したしました。
修理課程がよくわかり、仕上がりに感動しております。
ありがとうございました。

プラダのバッグに関して、以前見積もりをしていただいたときにご提案いただいた、
下記の内容を、いずれお願いする場合は新規で次回の受付を待つしかないでしょうか?

東京都 M 様
新たにご依頼をいただく場合は受付期間にご依頼いただくしかありません。
受付を開始する数日前にはホームページに予告掲載します。
大切にご愛用ください。