ルイヴィトン ベルトのカット加工


ベルト全体に小さな四角い穴がパンチングされて格子柄になったヴィトンのベルトです。

 

 

 

 


12センチ短く加工したいのですがバックル側も先端も切り取れる部分がありません。
短くするのも長くするのも困難なデザインです。

 

 

 

 


穴だらけのベルト中央にはLV刻印が刻まれていて、
デザイン変えずに短くするのは不可能?

 

 

 

 


長さ調整の穴が6個あります?

短くするためにLV刻印を無視して穴を追加されたようですが、
間隔も少し広いようでバランスが悪く残念です。

ベルトやショルダーの調整穴は通常は奇数です。
奇数でないと「真ん中の穴」というものが存在しなくなります。

「真ん中の穴」に合わせてサイズ選びすると痩せても太っても調整可能ですし、
装着した時もバランスがよく見えます。

 

 

 

 


悪戦苦闘しましたが12センチカット加工の完了です。

 

 

 

 


ベルトのデザインを変更することなく加工しています。

穴を追加してしまう前にご依頼をいただいていたら・・・・と少し残念ですが、
今回は本来の「真ん中の穴」に合わせてカット加工のご依頼をいただきましたので、
装着時もバランスよく服装や体型の変化にも調整可能です。

丈夫に仕上げていますので強度の心配もありません。
安心して活用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索