ルイヴィトンのベルトです。
5㎝短くなる様にカット加工をご依頼いただきました。
高級感のあるバックル金具が使用されています。
バックル金具を取り外し、革ベルト部をカットしてバックル金具を付け直せば完了する簡単な加工?・・・と
一般的なベルトをカット加工された経験者なら気軽に挑戦したくなりますよねぇ。
左側のネジ山を破損させています。
バックル金具の裏面にあるビスを取り外せばカット加工出来そうな感じはするのですが、
ヴィトンやグッチやブルガリなど高級ブランドのベルトカットは簡単ではありません。
素人加工を早めに断念していただいたので、
今回はビスの損傷だけですがバックルやベルトを傷つけてしまう事が多いです。
バックルから取り外して診るとベルトの先端部の形状は複雑です。
ベルト革の加工も必要ですので、潔くプロに任せるか沢山食べて太るかの選択です。
5㎝カットして先端を元の形状通りに加工しました!
入手できない特殊なビスですが新品作成して取り付けてあります。
ブランド品の加工を正確にすることはプロの修理店でも少ないのが現状です。
素人加工で正確な修理をする事は不可能に近いので大切な品は当社にお任せください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索