ヴィトンのタイガラインの(Lozan)です。
ストラップ取り付け可能ですが、クールでカッコいいバッグですので手で持って使用したいデザインです。
各部に小キズなど使い傷みはありますが大きな損傷はありません。
持ち手は傷みやすく表面のコーティングは剥がれていますが強度的には、まだまだご使用になれそうです。
傷みやすい部分の代表でもあるバッグの底角は4か所とも傷んでいます。
革が擦り切れて芯材まで傷んできていますので、早めの修理を施すのが賢明です。
持ち手やファスナーなどはボロボロになってもパーツ交換すればOK!ですが、
底角はバッグ本体ですしパーツ交換は出来ない部分です。
芯材補修・革補修など下地を整えた後、表面を磨き込み塗料を7~8回重ね塗りして仕上げています。
底角だけでなく底面コバを全体的に仕上げ直しました。スッキリ!です。
底角の擦れキズは避けようのない損傷ですが定期的に補修するとバッグが長持ちする上、
良い状態で長く愛用する事が出来ます。
底角や革のコバ面は僅かな面積しかありませんが、重要度の高い部分です。
しかし、丁寧なご使用を心がける以上のメンテナンスはありませんので、大切にご使用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索