ヴィトン長財布の内張り

ブランドバッグのリペア日記

ヴィトンの長財布(M58008)です。

カブセ裏のポケットの内張りが外れています。

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カブセを開ける度に引っ張られる部分ですから、頑丈にしてほしい箇所です。

しかし、合成皮革の内張り素材を両面テープで貼りつけただけです。パンチ!

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貼りシロは5ミリ程度ですし両面テープで貼りつけただけですので、剥がれて当然です。ショック!

このポケットのすぐ下にはカード入れポケットが6か所ありますが、全て両面テープ仕上げです。汗

最近の製品の品質低下には愕然としますが、世界のスーパーブランドでさえ一度落とした品質は

並大抵の努力では元には戻せません。

(高品質な製品を作り続けるという概念すら消えたブランドがほとんどで残念です)

*15年以上前に購入されたブランドバッグや財布は大切にしてください。

素材や作りこみが高い品質で構成された本来のブランドバッグです。

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カブセ外周を解体して裏側から補強加工したあと内張りを縫いとめました。チョキ

補強芯材と内張りや革を張り合わせて縫いとめていますので財布の強度もアップしています。

反り返って革が剥がれることはもうありません。

この程度の手間暇や材料を省略するブランドなんて残念です。

昔の製品は見えない部分でも貼りシロをもっと多くとって頑丈に貼りつけてありました。

高価なブランド品を購入する側も、もっと品質を見極める力を身につけて、

バッグや財布を選ばないと品質や値打ちも判らずブランドマークで購入したのがバレバレです。にひひ

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