ルイヴィトン のショルダーバッグ(チュールリー)と財布です。
1999年11月にアメリカの工房で作成された両面カブセの財布は、
ヨーロッパや日本の仕様より大きくカードポケットも多いです。
とても綺麗な状態ですが年代物ですので・・・
合成皮革の内張りが劣化しています。
1986年1月に製造されたチュールリーは各部に損傷が見られます。
ショルダー付け根革は切れています。
最高品質のヌメ革が使用されていた頃のバッグですが、
とても古い品ですのでヌメ革は限界です。
変形型崩れも見られます。
バラバラに解体して各部を強化しながらヌメ革パーツを作成交換します。
付け根革を取り外してみるとモノグラム地にも亀裂が見られます。
同様に。。。
モノグラム地も各部に強化加工が必要です。
変色した金具も磨き直します。
嫌になるほど磨けばピカピカになります。
USAヴィトン財布の内張り交換完了。
全ての合成皮革を張り替えました。
今では貴重な財布で羨ましいです。
本革で作成しています。
全てのヌメ革パーツを最高品質の革で作成交換しました。
裂けていたファスナーも新品交換。
当社で作成したパーツは新品時より丈夫です。
丁寧に活用すれば長く愛用できる状態に復活しました。
大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索
(お手紙紹介です)
こんばんは。
先程、バッグと財布が無事に届きました。
前回はルイヴィトンのマリーとジャンヌを修理して頂き、
この度は2度目の依頼でした。
しっかり修理してもらおうと決断してから、
時間が経ってしまいましたが、
こうして再び丁寧に対応して頂き感謝しております。
2点ともまるで新品のようです。
お出かけできる日が待ち遠しいです。
大切に使います。
ありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします。
愛媛県 S 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
最高品質時代の良い品ですので、
大切に長くご愛用ください。。