もちろん本物のヴィトンの小銭入れです。しかし、刻印入りのマーク金具の色が・・・・
本来は左のように金色(真鍮の無垢色)です。メッキなどはされていません。
一部の年代の商品にメッキ加工されたマーク金具が使用されています。
ベルニシリーズなどは多くの商品にメッキ金具が使用されていますが
所詮メッキですから剥がれてしまいシルバー色になってしまいます。
偽物の多くがメッキ金具を使用してるのでちょっと残念なパーツです。
メッキされていない真鍮無垢材のままですと、黒く変色しても磨けば元どうりです。
使い込んで汚れて行く感じも愛着が湧きます。
直営店でも20年ほど前は陳列された商品の金具をピカールなどの
研磨剤をつけて磨いていました。(メッキは磨けば剥がれてしまいます)
ファスナーの引き手やロック金具・がま口金具など
バッグには多くの金具が使用されていますが高級ブランドですら
メッキパーツにどんどん入れ替わっています。
(表面加工して見た目だけを整えたメッキ金具や安い革などに変更して、
購入する人にばれない様に品質が低下した商品をつくる)
「本物が偽物品質をつくる」ご時世だと嘆いても仕方ありません。
古~いブランドバッグや財布をお持ちなら大切にご使用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索