Alfred Dunhill ダンヒル ビジネスバッグです。
厚みのある丈夫なシュリンク革で作成されたバッグです。
持ち手から毛が生えたように繊維が出ていますが補強材が入れられている証です。
繊維系の芯材が使用されたバッグでは、よく見かける症状です。
見た目を気にしなければ必要ありませんが短く切りそろえてライターなどで炙ると
かなり見た目は改善します。
結構大きな破れ方ですが・・・・
この辺りも10センチほど・・・・
一気にこんなにも破れることはありませんので損傷を無視して使い続けたようです。
内張りを全体的に強化すればバッグの強度や耐久性もアップしますが、
あまり重いものは入れないとのことで、今回は破れ部のみ修理します。
破れた部分は負担が掛かる部分だから破れたので縫い合わせるだけでは心配。
内張りを解体して裏側から強化加工を施して組み立てました。
当社で加工した部分は新品時より丈夫になっていますので簡単に破れることはありません。
薄い布を縫製した内張りですので強化していない部分は破れる心配があります。
大きな損傷に発展する前にメンテナンスすることで良い状態を保ちながら、
長く愛用することができます。
大切にご使用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索