このバッグは2003年製造の品ですが、
この頃になるとヌメ革は飴色まで変色することはなく経年劣化でひび割れます。![]()

強化加工で革の質感まで変えることは不可能で、ひび割れは消えませんが、
負担が掛かる部分ですので安心して活用できるように加工します。

強化されたショルダーの先端部は新品時より強度アップしています。
丁寧に使用されていますので引き続き大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索
このバッグは2003年製造の品ですが、
この頃になるとヌメ革は飴色まで変色することはなく経年劣化でひび割れます。![]()

強化加工で革の質感まで変えることは不可能で、ひび割れは消えませんが、
負担が掛かる部分ですので安心して活用できるように加工します。

強化されたショルダーの先端部は新品時より強度アップしています。
丁寧に使用されていますので引き続き大切に長くご愛用ください。
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このまま放置すれば大きく裂ける可能性が高く、
使用不可能になる事が考えられます。
モノグラム地が硬化して亀裂が発生すると新品時に戻ることはありません。
ここまで悪化する前に強化しておくのが最善でしたが、
バッグを使い続けるためには悪化させないような加工が必要です。
解体して裏側から強化芯材を入れて、これ以上悪化しないように補強します。![]()

こちらの付け根革は切れていませんが限界を迎えていますので要交換。
モノグラム地が欠損してしまうと縫製ができませんので、
直営店では断られてしまう手遅れ状態です。
良い状態を保つには軽傷なうちにメンテナンスを施すのが最善です。

付け根革を新品作成してモノグラム地は裏側から強化加工を施しました。

付け根革は新品時より丈夫になり活用いただける状態に復活しています。
付け根革と同じようにショルダーベルトの付け根も負担が掛かる部分です。
その辺りをチェックしながら大切にご愛用ください。
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折り曲げ部に擦り切れ欠損が見られますが、
ご自身で塗料を塗って加工されています。

内側の様子です。
右側に大きな小銭入れがあり開いてみると・・・・
折り曲げ部ですので擦り切れ欠損があると思われますが、
塗料で革質が変化して修復が困難な状態です。![]()
この部分を裏側から見てみると・・・・

内張りに布を張り合わせて周囲には黒い塗料を塗りつけています。
おそらく、内部材の折り曲げ部を強化したいのだと推測しますが、
合成皮革の内張りと表面の革は別のパーツですので、
折り曲げ部の強化加工にはなっていません。![]()
この部分を強化するためには解体して強化芯材を、
内張りと革の間に挟み込む必要があります。
修復は不可能な状態に悪化させていますので解体して本革仕様に変更します。

札入れの外面側の内張りは本革が使用されています。
外面の革と内張りの革の間に強化芯材を入れ込んで強化します。

先ほど内張りと同様に、こってりと塗られた塗料を出来る限り取り除きました。

こちらは小銭入れの底角になる部分ですが強化加工が必要な状態です。

折り曲げ部4か所を強化しながら外周のコバ面を仕上げ直しました。

小銭入れの底角も強化していますので安心して使用いただける状態に復活です。
ご自身の加工で革質が変化した折り曲げ部の修復には限界があり、
悔やまれる部分ですが、出来る限り改善させましたので、
大切に長くご愛用ください。
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(お手紙紹介です)
レザークリエーション様
カルティエ・カボション2つ折り財布が手元に届きました!
見事に復活していて使うのがもったいないぐらいです(^^♪
満足しています、頼んで良かったです。
ありがとうございます
静岡県 S 様
ご自身での加工がなければ、もっと良い状態に復活したと思います。
損傷を与える素人加工はせずに、出来る限り軽傷なうちに、
正しいメンテナンスを繰り返すのが理想です。
大切にご愛用ください。

傷みやすい折り曲げ部やベロ革以外まで擦り切れホツレが見られますので、
各部にホツレが発生したままで活用されていたようです。

傷みやすい折り曲げ部はホツレだけでなく口が空いています。
黒く見える部分は表皮が剥がれた部分に汚れが染み込んだ状態ですね。![]()

角部の剥がれなどは補修して整えた後、コバ面を仕上げ直します。

ベロ革や付け根ループも表皮が擦れた部分に黒い汚れが染み込んでいます。
傷みやすいベロ革や折り曲げ部は強化加工を施すのが最善ですが、
今回はホツレの縫い直しで対応します。

コバ面を仕上げ直し、ホツレが無くなれば見た目は整いますが、
強度や耐久性は長年使用された財布のままであることに変わりありません。

革を折り曲げた構造の底角付近も擦れが見られます。
この辺りはコバ仕上げのない構造ですので擦り切れると復元は難しくなります。

基本的に丁寧なご使用を続けられた財布ですが、
少し、メンテナンスのタイミングは遅いように感じます。
また、ホツレとコバ仕上げの最低限の加工だけで強度アップはしていません。
耐久性は長年使用された状態のままですので、
引き続き、丁寧に取り扱われることをお勧めします。
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リードを取り付けるD型金具の付け根が切れています。
散歩中に犬が引っ張ると負担が掛かる部分ですね~![]()

解体してみるとボロボロになったボール紙の芯材が出てきました。
表面のモノグラム地と裏面のヌメ革のそれぞれに強化加工を施し組み立てます。

負担が掛かる部分ですので丈夫に仕上げていますが、
構造上、傷みが出やすい部分ですので、
強く引っ張らないように散歩させるのが賢明です。
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H金具のデザインからゴールド金具のベアンが古いタイプです。
素材も作り込みも古いモデルの方が高品質です。

他店様で縫い直し加工をされている品ですので、
今回はコバ面の仕上げ直しのみ承りました。

ベロ革と折り曲げ部はベアンでは傷みが出やすい部分です。
この部分も他店様で縫製されたようですが一目飛ばしの不思議な縫製です。

折り曲げ部と同様に剥がれた革を貼り直して整えたあとコバ仕上げします。

シルバー金具のベアンも折り曲げ部などコバ面は塗料が剥がれています。

こちら側も同様に。。。。
コバ面を整える加工を施したあと仕上げ直します。

こちらは札入れとカードポケットだけのシンプル仕様のドゴンです。
折り曲げ部に革のダブツキが見られますが使用上は問題のない状態です。

外面の折り曲げ部は糸が擦り切れて擦れも見られます。
ドゴンは折り曲げ部を解体して強化芯材を入れ込んで縫製します。

ベロ革も擦れやすく傷みやすい部分です。
今回はホツレの縫い直しとコバ面の仕上げ直しで対応します。

内側の糸は紺色のままですが外面の糸は色抜けして白っぽく見えます。

大きくほどいて折り曲げ部の内張りを剥がしたところです。
強化芯材を挟み込んで縫製します。

古いベアンは全体的にコバ塗料が剥がれていましたが仕上げ直し完了です。

コバ面は厚み部分で面積は小さいですが重要な部分です。
コバ面が綺麗になれば財布全体の印象も良くなります。

ドゴンは折り曲げ部に強化加工を施しながらコバ面を仕上げなおしています。
傷みやすい部分ですので折り曲げ部の強化加工は耐久性をアップに有効です。

ベロ革は色抜けした糸を取り除いて全体的に縫い直しました。
光の反射で白く見える部分がありますがコバ面も仕上げ直しています。

今回は必要最低限の加工のみでしたが、
将来的には全体的な加工を施されても良い財布です。
ドゴンもベアンも折り曲げ部とベロ革が傷みやすい部分ですので、
その辺りに注意しながら使用すれば良い状態を保ったまま長く使用できます。
大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索