ルイヴィトン サンクルー ショルダーの修理

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ルイヴィトンのサンクルーです。

シンプルなショルダーバッグですが質実剛健な構造で「鞄」と呼べるバッグです。
現行品に多い「袋物構造」と違い本来のヴィトンらしさが味わえるバッグです。

 

 

 

 

 

lv saint cloud (2)
右側の付け根革が切れてショルダーベルトが外れています。

20年近く前の品ですので最高品質の革が使用されています。
今回はパーツを新しく作成せずに元の革のまま復元強化加工します。

 

 

 

 

lv saint cloud (3)
内張りがありますので縫製するためにはバッグ本体の解体も必要です。

付け根革は一枚革の構造で芯材などは使用されていません。
切れた部分をつなぎ合わせて裏側から補強加工を施して組み立て直します。

 

 

 

 

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付け根革の復元強化加工の完成です。

 

 

 

 

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裏側にもヌメ革を貼り合わせて芯材をサンドしていますが厚みは元のままです。

 

 

 

 

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新品時より丈夫に仕上げていますが貴重なバッグですので、
大切にご使用ください。

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miumiuミュウミュウ がま口の再生

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綺麗な状態のmiumiu長財布です。

 

 

 

 

miumiu gama (2)
大きなガマ口の中にファスナーポケットのある構造ゆえに・・・・

 

 

 

 

miumiu gama (3)
口金を閉じても全体に隙間があり、しっかりと閉じれない状態です。
変形したりツマミが折れたりトラブルが多いガマ口です。

 

 

 

 

 

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軽傷ですと本体から口金を取り外す必要はありませんが、
今回は重症でしたので一度取り外して加工しました。

 

 

 

 

miumiu gama (5)
しっかりと開閉を確認して本体に取り付けます。

 

 

 

 

miumiu gama (7)
当然ですが口金金具の隙間から小銭が抜け落ちることはなくなりました。

ただ、使用されている口金金具の強度や中にあるファスナーポケットの負担など、
構造や強度に心配がある財布ですので丁寧に開閉して良い状態を保つ事が重要です。

大切にご使用ください。

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(お手紙紹介です)

有限会社レザークリエーション様

昨日 修理品を受け取りました。
大変お世話になり ありがとうございました。

加工の様子も拝見しました。
インターネットで海外から購入した長財布ですが
あまりの 粗悪な作りにがっかりしていました。

地元の靴・鞄修理専門のチェーン店でも2件も断られとても困っていました。
ていねいに調節していただき、やっと使い始められます。

また こちらの都合で発送の無理をきいていただき とても助かりました。
ほんとうに ありがとうございました。

神奈川県 T 様

お受け取りのご連絡ありがとうございます。

口金金具だけでなく外面の型押し革もデリケートな素材で
耐久性は高くありません。
出来る限り丁寧に取り扱う他に良い状態を保つ方法はありませんので、
優しくご使用ください。

便利に使える構造と可愛いデザインの財布ですので、
大切にされると手放せないほど愛着が湧いてくる品です。

ありがとうございました。

OLD CHANEL マトラッセの復元修理

old chanel (1)
シャネルのチェーンショルダーバッグです。
古い品ですが高品質な革が使用され良い状態に見えます。

 

 

 

 

old chanel (2)
底角なども大きな損傷はありません。

 

 

 

 

old chanel (3)
シャネルマークもゴールドメッキを維持しています。

 

 

 

 

 

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1ミリ程度のズレですが少し左よりに付けられているマグネット金具。
この程度の事は気にしなかった頃のオールド・シャネルです。

 

 

 

 

old chanel (5)
内側も大きな損傷は見られません。

しかし、カブセの裏側や内張りにポツポツと粉のようなものが・・・・・

 

 

 

 

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カブセ付け根の縫い合わせ部の隙間から出てきているようです。

 

 

 

 

old chanel (7)
反対側からも・・・・

 

 

 

 

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内ポケットのファスナー裏側には粉が溜まって黄色く見えます。

画像では伝わらないのですが実は芯材が劣化していまして、
外面から触ってもゴロゴロした違和感があります。

 

 

 

 

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解体して芯材を交換します。

 

 

 

 

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マトラッセの芯材はスポンジなんですが、硬い小石のように硬化しています。

外面から触ってもゴロゴロしていた違和感の理由がわかりましたが、
劣化してからも長い年月が経過しているようですねぇ~。

 

 

 

 

old chanel (11)
キルティングのステッチが全面にありますから、一目一目ほどくしかありません。

しかし、少し触ると粉が飛び散るので、1マスづつストッキングのような布を切り取り、
清掃してからステッチをほどきます。

 

 

 

 

old chanel (12)
強度のためでなく革を「ヘリ返す」ために入れられた芯材ですのでペラペラです。

 

 

 

 

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劣化したスポンジの粉ホコリと戦いながら綺麗に取り除きました。
これからステッチを全て取り除き、新しい芯材を貼り合わせた後、再び縫い直します。

 

 

 

 

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マトラッセの復活です。

 

 

 

 

 

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丁寧に使用していても内側の芯材や内張りなどの劣化は避けようがありません。

最高品質の革が使用されていた頃のシャネルですので、
引き続き大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

ご担当者さま

このたびはお世話になりありがとうございました。
とてもきれいに仕上げていただいて感激です。
ブログも拝見いたしました。
あのボロボロ内容物に苦労していただいた様子が目に浮かび・・・
本当にありがとうございました。
これからも大切に使わせていただきます。

三重県 Y様

内側は残念な状態でしたが、その他は素晴らしいコンディションです。
とても高品質な革が使用されたバッグですし、何よりデザインが可愛い!
大切にご使用ください。

 

FENDI ZUCCAの補修

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FENDI ZUCCA柄のバッグです。

 

 

 

 

fd (2)
後面カブセに小さな亀裂があります。

 

 

 

 

fd (3)
小さな切り傷ですがご自身で接着剤を使用されたようで白い汚れが目立ちます。

 

 

 

 

 

fd (4)
亀裂がこれ以上広がらないように解体して裏側から補強します。

 

 

 

 

fd (5)
裏側から芯材を貼り合わせましたので悪化する心配はなくなりました。

出来る限り接着剤の汚れを取り除いてみましたが、
接着剤で繊維が硬化していますので、これ以上加工するのはリスクが高いです。

余計な損傷を与える前にご依頼いただいていればと・・・・残念!

 

 

 

 

fd (6)
小さな傷でも織物は繊維がほどけるように悪化しやすです。

しかし、瞬間接着剤などで補修されるのは危険ですし、
取り返しがつかない状態になることが多いです。

早めにプロの修理店に依頼されるのが最善です。

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BALLYバリー クラッチバッグの修理

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かなり使い込んだバリーのバッグです。

 

 

 

 

 

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後面のポケットやカブセの天部の色落ちや擦れ傷も重傷です。

 

 

 

 

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カブセ付け根付近ですがホツレやコバ塗料の剥がれなどがあり、
芯材もヨレヨレの状態です。

 

 

 

 

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マチ部材は大きく裂けて破れています。

 

 

 

 

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底マチも同様に。。。。

 

 

 

 

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反対側と比べると軽傷に見えますが、この部分も破れていて重傷です。

 

 

 

 

bally renew (8)
内側の合成皮革は、しっかりと劣化しています。

この状態のままでも使用を続けるほど愛着のあるバッグらしく、
今回はリニューアルリペア加工で安心して使用できる状態に復活させます。

 

 

 

 

bally renew (9)
解体からスタートですがマチ部材は新品作成します。

 

 

 

 

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これは、バッグの中に入っていた芯材です。

 

 

 

 

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パキパキに硬化していますので芯材も作り直し内張りは本革仕様で作成します。

 

 

 

 

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リニューアルリペア加工の完了です。

 

 

 

 

 

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デザイン・サイズ・構造は変えることなく本革仕様の内張りにしました。
頑丈な芯材を使用していますので高級感と共に強度もアップしています。

 

 

 

 

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後面ポケットの内側も本革で張り替えています。

 

 

 

 

bally renew (15)
20年以上活躍してきたバッグですが新品時以上に頑丈になっていると思います。
できれば、もう少し早めのタイミングでメンテナンスして、
良い状態を保ちながら長く愛用いただければ幸いです。

大切にご使用ください。
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シャークスキンのハンドバッグの金具修理

Shark (1)
シャークスキンのハンドバッグです。

 

 

 

 

Shark (2)
カブセをロックするヒネリ金具が破損しています。

 

 

 

 

Shark (3)
ヒネリ部分が抜けています。
ヒネリタイプの金具は同様の破損が多いです。

 

 

 

 

Shark (4)
負担がかかる部分ですので土台も外れかけの状態です。

 

 

 

 

Shark (5)
解体して裏側から見てみると固定脚の強度が弱く浮いた状態です。
この部分も工夫してしっかりと固定する必要がありますねぇ~。

 

 

 

 

Shark (6)
金具の裏側も閉じられていて再生困難な状態ですが、
元より丈夫に再生して組み上げました。

ここからは秘密の加工を施しましたので画像はここまでです。
大切にご使用ください。

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