ショルダーベルトだけを見ても革紐が編み込まれて凝ったデザインです。
この部分を縫い直すためには、編み込まれた革紐を取り外し、
ショルダーの表革と裏革を解体して内縫いし直す必要があり手間暇が掛かります。
縫い合わせの糸にかなりの負担が掛かっている証拠です。
手間暇を掛けて元通りに縫い直しても、
同じように糸が切れるか?
革が裂ける!・・・・・対策が必要です。
これが原因でショルダーベルトが必要以上に伸びてしまい、
縫い合わせ部に負担が掛かって両側とも同じトラブルになっていたようです。
しかし、革紐を編み込むためのポンチ穴が
縫い合わせのステッチを切断するように空けられているのは・・・・なぜ???
この辺の感性というか気配りが量産品には欠けているところですねぇ~
ご安心ください!
ポンチ穴を今さら移動することはできませんが糸が切断されないように
工夫して縫い直しています。(*^^)v
ショルダーベルト中央部の縫い合わせ付近は新品時より頑丈になっています!

少し残念な部分は今回の加工で解消しましたし、本体などの作り込や素材は良質です。
高価な良いバッグですので大切にご使用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索
(お手紙紹介です)













































