オルセーの修理

pochette orsay (1)
1997年9月に製造されたルイヴィトンのオルセーです。

後ポケットの天部が変形しているのが残念ですが、
年代を考えると良好な状態を保っています。

 

 

 

 

 

pochette orsay (2)
外周のコバ面の擦れなどは見られますが前面も綺麗です。

 

 

 

 

pochette orsay (3)
しかし、内張りの合成皮革素材の劣化は重症です。

 

 

 

 

 

pochette orsay (4)
劣化してからの放置期間が長かったために他の部材に色移りしています。

 

 

 

 

 

pochette orsay (5)
内ポケットも同様に。。。。

 

 

 

 

pochette orsay (6)
解体してみるとモノグラム地に芯材が張り合わされた丁寧な作りで、
最高品質時代のバッグであることがわかります。

 

 

 

 

 

pochette orsay (7)
内ポケットも解体。

 

 

 

 

pochette orsay (8)
外ポケットの天部の変形も補正しながら本革で内張りをさ作成します。

 

 

 

 

 

pochette orsay (9)
ポケット天部を強化することで変形もスッキリです。

 

 

 

 

 

pochette orsay (10)
内張りは本革。

 

 

 

 

pochette orsay (11)
外周全体のコバ面も仕上げ直して内張りの本革仕様加工の完了です。

高品質なモノグラム地で丁寧に作成されていたころのバッグですので、
丁寧に活用しながら長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

レザークリエーション様

本日、バックが届きました。

加工の様子、ブログで拝見いたしました。
タンスのこやしどころか、
使用できない程劣化したバック達が蘇る様に、
心から感動しました。

実はアマゾンの付け根革の修理は、
こちらで見積もりをいただく前に、
別の修理店へいくつか問い合わせをしました。
しかし、カシメの復元は出来ないと言われ、
なかなか修理に踏み切れないでいましたが、
何とかこちらに辿り着き、見事に復元していただきました。

オルセーは内張り以外に外周も綺麗に仕上げて頂き、
ありがとうございました。

蘇らせて頂いたバック達、
これからは丁寧に大切に使おうと思います。
心より感謝申し上げます。

広島県 O 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
古い品だけに丈夫な素材で丁寧に作成された良いバッグです。
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。
ありがとうございました。

アマゾンの修理

amazone monogram (1)
1999年製造のルイヴィトンのアマゾンです。

 

 

 

 

 

amazone monogram (2)
ショルダーの付け根革はそろそろ限界を迎えています。

 

 

 

 

 

amazone monogram (3)
革には伸びる繊維の向きがあります。
こちらの付け根革は革が伸びる方向でパーツ作成されたものです。

 

 

 

 

 

amazone monogram (4)
こちら側の付け根革は革が伸びない方向でパーツ作成されています。

状態の違いは一目瞭然ですが、どちらも15年以上経過していますので、
解体して強化加工を施します。

 

 

 

 

 

amazone monogram (5)
糸がほどけて紛失する前にループ革も縫い直しが必要ですね。

 

 

 

 

 

amazone monogram (6)
内ポケットの中の合成皮革はベタ付き劣化が発生。

 

 

 

 

 

amazone monogram (7)
内張りを取り外してポケットと付け根革を解体。

 

 

 

 

amazone monogram (8)
対面の本革への色移りが残念です。
内張りの中のポケットですので人目には触れない部分ですが、
色移りした部分は汚れを取り除いても表皮が傷んでいます。

 

 

 

 

 

amazone monogram (9)
付け根革は一枚の革を折り曲げた構造です。

内側は革の繊維も荒くボソボソ状態になっています。
表皮から深い層ほど繊維が荒く強度的にも弱いです。

 

 

 

 

 

amazone monogram (10)
厚みを半分に加工してボソボソの部分を取り除きましたので4枚に。

元の革を強化して使用すると他のパーツとの色やけ具合も違和感がでません。

 

 

 

 

amazone monogram (11)
強化芯材とヌメ革を張り合わせて付け根革の強化加工の完了です。

 

 

 

 

 

amazone monogram (12)
モノグラム地側も強化して縫製しています。

 

 

 

 

 

amazone monogram (13)
ループも縫い直し完了。

 

 

 

 

amazone monogram (14)
ショルダーの付け根革は負担が掛かる部分ですが、
本革仕様になった内ポケットも含めて安心して活用いただける状態です。

大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

レザークリエーション様

本日、バックが届きました。

加工の様子、ブログで拝見いたしました。
タンスのこやしどころか、
使用できない程劣化したバック達が蘇る様に、
心から感動しました。

実はアマゾンの付け根革の修理は、
こちらで見積もりをいただく前に、
別の修理店へいくつか問い合わせをしました。
しかし、カシメの復元は出来ないと言われ、
なかなか修理に踏み切れないでいましたが、
何とかこちらに辿り着き、見事に復元していただきました。

オルセーは内張り以外に外周も綺麗に仕上げて頂き、
ありがとうございました。

蘇らせて頂いたバック達、
これからは丁寧に大切に使おうと思います。
心より感謝申し上げます。

広島県 O 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
古い品だけに丈夫な素材で丁寧に作成された良いバッグです。
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。
ありがとうございました。

ヴィトン トロータの修理

lv Trotteur (1)
使い込まれたルイヴィトンのトロータです。

 

 

 

 

 

lv Trotteur (2)
ショルダーの付け根革が切れてショルダーが外れています。

 

 

 

 

 

lv Trotteur (3)
こちら側は、まだ切れていませんが・・・・

 

 

 

 

 

lv Trotteur (4)
一枚の革を折り曲げただけの構造ですので、
内側やコバ面は革の繊維が毛羽立っています。

 

 

 

 

lv Trotteur (5)
裏側から見ると、そろそろ限界を迎えているようです。

 

 

 

 

 

lv Trotteur (6)
内張りを解体して付け根革を取り外しました。

片側の付け根革は完全に切れてしまっていますが、

元の

 

 

 

 

lv Trotteur (7)
縫い付け部の状態は良好です。

 

 

 

 

lv Trotteur (8)
モノグラム地の裏側には布テープが張り合わせてあり、
負担が掛かる部分には強化加工が施されています。

当社では2種類の芯材を張り合わせた強化芯材を使用して、
モノグラム地の裏側から補強して縫製します。

 

 

 

 

lv Trotteur (9)
今回は元の革パーツを交換することなく復元強化加工で再生しました。

 

 

 

 

lv Trotteur (10)
こちら側も同様に。。。。

 

 

 

 

lv Trotteur (11)
ヌメ革交換していませんので他のパーツの色焼け具合とも違和感なく、
強化芯材とヌメ革で強化されたことで強度的にも丈夫です。

大切に長くご愛用ください。

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エピ財布のクリーニング

orange epi (1)
ルイヴィトン オレンジのエピ財布です。
外周は全体的にスレスレで表皮が削れた部分に黒く汚れが染み込んでいます。

 

 

 

 

 

orange epi (2)
折り曲げ部には擦り切れヤブレも見られます。

 

 

 

 

 

orange epi (3)
反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 

orange epi (4)
カブセ周りも。。。。

 

 

 

 

 

orange epi (5)
外周の変色した黒い汚れが目立ちますが外面は全体的に汚れや擦れがあり、
使用するのが困難なほど損傷が激しい状態です。

 

 

 

 

 

orange epi (7)
内側部材も革が擦り切れて黒い芯材が露出するまで愛用されています。

 

 

 

 

 

orange epi (8)
この辺りも同様に。。。。

 

 

 

 

orange epi (9)
外面に比べて傷みにくい内部材ですが擦れや汚れは各部に見られます。

 

 

 

 

 

orange epi (10)
内部材ですが、こちらの角も革が擦り切れて黒い芯材が露出しています。

出来れば折り曲げ部などの擦り切れ部の強化加工を優先したいところですが、
今回は外面に補修補色加工と引手金具のメッキを承りました。
 

orange epi (11)
外周の黒い汚れを取り除いて補修補色加工の完了です。

 

 

 

 

 

orange epi (12)
引手金具は新品交換し、カブセ裏の汚れも改善しています。

 

 

 

 

 

orange epi (13)
外面だけでなく内部材の擦り切れヤブレも補修しておきましたが、
傷みやすい折り曲げ部なども強化加工などは施していません。

耐久性や強度は長年愛用されたままですので、
丁寧に取り扱いながら愛用されることをお勧めします。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

レザークリエーション様

お世話になっております。

お財布受け取りました。
とても綺麗な仕上がりに感動致しました。

引手金具も新品でしたり、
修理をお願いした箇所のみが浮き出ないようにバランスよく補修していただき、
本当にお任せして良かったです。

財布を譲ってくれた母にも、
見せたところ綺麗な仕上がりに驚いておりました。

丁寧に扱って、また長く使用したいです。
〇〇〇〇〇のプレゼントもとても嬉しかったです。
財布共に大切に使わせて頂きます。

修理したいものがある時は、またご依頼させて頂きます。
本当にありがとうございました。

岩手県 K 様

毎日のように活用する財布は損傷を避けることができません。
日増しに少しづつ悪化するので修理のタイミングは難しいかもしれませんが、
重症化してから加工するよりも早めのメンテナンスをするのが最善です。
大切にご愛用ください。

オールド ヴィトンのファスナー交換

old vuitton (1)
作成された年代は1970年代だと思われるルイヴィトンのバッグです。

 

 

 

 

 

old vuitton (2)
4箇所の付け根革には擦り切ホツレが見られます。

高品質な革と丈夫なモノグラム地で作成されているバッグですが、
縫製などに歪みがあり技術的に洗練されていない頃の品です。

しかし、この無骨な感じが当時のルイヴィトンの魅力です。

 

 

 

 

old vuitton (3)
底角の4か所には擦り切れヤブレも見られます。
当時は底角の縫製も難しかったのか底角にはステッチを入れていない構造です。

 

 

 

 

 

old vuitton (4)
今回は大きく裂けたファスナーの交換のみ承りました。

内張りは本革が使用されて当時のままです。
持ち手の付け根の縫製も無骨で歪みが見られますがカッコいいです。

 

 

 

 

old vuitton (5)
破れたファスナーと開閉するためのスライダー金具は新品交換して、
エクレール社の刻印がある引手部はパーツ変更せずに再利用します。

 

 

 

 

 

old vuitton (6)
ファスナー交換の完了です。

縫製だけでなく技術の進歩でファスナーの性能も格段に上がっています。

 

 

 

 

 

old vuitton (7)
2度と新品購入できない時代の古いバッグですので、
愛用するには付け根革や底角など負担が掛かる部分はメンテナンスが必要です。

出来る限り良い状態を保ちながら、ヌメ革パーツなどは交換が必要になるまでに、
最善の加工を施しておくことをお勧めします。

 

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

商品受け取りました。
とっても綺麗に返ってきて感激です。
また利用させて頂きます。
ありがとうございました。

大阪府 S 様

お受け取りのご連絡ありがとうございました。
新品に買い替えることができない品ですので、
大切に長くご愛用ください。

ロザンのリニューアルリペア

lozan (1)
ルイヴィトンのタイガラインのビジネスバッグ(Lozan)ロザンです。

酷使するビジネスバッグですが丁寧に使用されています。
最低限の加工だけでもよいと感じる状態ですがリニューアルリペア加工を
ご依頼いただきました。

 

 

 

 

 

lozan (2)
底角の擦れは避けられない損傷です。
タイガ地が縮んで底面の外周は革が芯材より小さくなっています。

 

 

 

 

 

lozan (3)
綺麗な状態ですので余計な塗装は最低限にする予定ですが、
擦れて白くなった部分や表皮が剥がれた角部などは補修補色加工が必要です。

 

 

 

 

 

lozan (4)
この辺りも同様に。。。。。

 

 

 

 

 

 

lozan (6)
丈夫な持ち手ですが握る部分は表皮が剥がれて汚れが染み込んでいます。

 

 

 

 

 

 

lozan (5)
前後に大きなポケットがあり、センターにファスナー付きの本体がある構造です。

 

 

 

 

 

lozan (7)
ファスナーを空けると大容量の本体です。

前後のポケットも本体部も内張りは合成皮革が使用されています。
現在はベタ付き劣化は発生していないようですが、
リニューアルリペア加工ですので解体して本革で張替交換します。

 

 

 

 

lozan (8)
本革のように見える内張りも合成皮革の表面が剥がれてきているのを見れば、
合成皮革素材であることがわかります。

 

 

 

 

 

lozan (9)
バラバラに解体しました。
パーツ点数が多いだけでなく、ビジネスバッグはパーツの面積も大きい。

 

 

 

 

 

lozan (18)
なので、今回は3~4枚の革が必要になりそうです。

 

 

 

 

 

lozan (10)
こちらは底マチの部分です。

解体しないと気が付かないような亀裂が各部にみ見られます。

 

 

 

 

 

lozan (11)
ファスナーのベロ革付け根も亀裂が・・・・

どちらも負担が掛かる部分ですので解体して強化芯材を挟み込みます。

 

 

 

 

 

lozan (12)
こちらはマチ部材ですが・・・・

縫い込みが浅いようで、全体的に0.5㎜も縫い込まれていませんでした。

 

 

 

 

 

lozan (13)
縫い外れている縫製不良個所もあり、
乱暴な使い方をする方ならマチが裂けてバラバラになっていたかも?

縫い込まれていて解体しないと見えない部分ですが、
リニューアルリペア加工を選択いただいたのは正解のようです。

 

 

 

 

 

lozan (14)
問題のない状態ですが今回は負担が掛かる付け根革も強化します。

 

 

 

 

 

lozan (15)
付け根革の裏側には白い布テープで補強してありました。
特に問題ない状態ですが、もっと丈夫な芯材に入れ替えます。

 

 

 

 

lozan (16)
強化芯材を挟み込んで裏側からも本革を張り合わせて、かなり頑丈です。

 

 

 

 

lozan (17)
持ち手の汚れを取り除くと本来の姿が・・・・

 

 

 

 

lozan (19)
合成皮革部を本革で張り替えてリニューアルリペア加工の完了です。

 

 

 

 

 

lozan (20)
底マチの縫い合わせ部は強化加工で丈夫になり、
底面のコバ仕上げも施してスッキリです。

 

 

 

 

 

lozan (21)
外面的には元通りですが付け根革も新品時より丈夫です。

 

 

 

 

 

lozan (22)
持ち手も染み込んだ手の脂分や汚れを取り除いて補修補色しています。

 

 

 

 

 

lozan (23)
擦れて白くなっていた部分も綺麗になりました。

 

 

 

 

lozan (24)
マチ部材など縫い込み縫製が不安でしたが、
バラバラに裂けてしまう事がないように、しっかりと縫製しています。

大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索