ルイヴィトン・モンスリの擦り切れ破れの修理

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新品の真っ白のヌメ革をアンティーク補色してパーツ作成中です。

この画像でヴィトンであることはわかると思いますが・・・

 

 

 

 

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一枚の平な革に見えるパーツも裏側から見ると厚みを加工しているのがわかるでしょ!

縫い合わせ部や折り返し部分など厚みを整える加工が必要なのが、
布や合成皮革のパーツと違う本革パーツの特殊な部分です。

 

 

 

 

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正体はルイヴィトンのモンスリ M51135 のリュックでした。

ところで、どこのパーツかわかります?

 

 

 

 

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後面の、この部分を作成して取り替えます。

この部分は背中に擦れるので後側だけと傷みやすい部分です。
バッグの種類で傷みやすい部分は色々なんですが、
リュックならではの損傷ですね。

 

 

 

 

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本来ならこのパーツの作成交換だけで良いのですが、
瞬間接着剤を使用されたようでパイピング革まで硬化しています。

 

 

 

 

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パイピング革と擦り切れて破れたパーツを部分的に作成交換しました。

底面のヌメ革パーツを全交換する事も可能で見た目もスッキリしますが、
部分的に作成交換の方が安上がりですね。

瞬間接着剤を使用すると縫製糸を抜き取るのに苦労します。
場合によっては部分修理が不可能になることもあり、
そもそも瞬間接着剤で修理することは不可能です。

 

 

 

 

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活用すればするほど傷んでしまうのは避けられないパーツですが、
もう一度穴が空き修理するのは10年以上先の事ですので気にせずに使用しましょう。

 

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犬に噛まれたヴィトンの財布

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ルイヴィトンの財布M61207です。

まだまだ、綺麗な状態なんですが・・・・

 

 

 

 

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折り曲げ部もコバの塗料は剥がれていますが糸のホツレはありません。

 

 

 

 

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小傷など使用感はありますが内側も問題ない状態です。

 

 

 

 

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後面から見ると左角がちぎり取られて欠損しています。

 

 

 

 

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かなり残念な状態で、このままでは使用できません。

通常の使用では考えられない損傷ですのが、
当社ホームページやブログの読者様なら原因は明確ですね!ワンワン!!

 

 

 

 

 

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当然ながらモノグラム地だけでなく内側の革も欠損しています。

なんとか違和感なく使用できる状態に復元したいと考えていますが、
欠損した部分は食べちゃったのでしょうか?ワン!

 

 

 

 

 

 

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単純に見れば1箇所の角の修理なんですが、
モノグラム地と芯材と革部材をそれぞれ加工して組み立て直す必要があります。

 

 

 

 

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なんとか元の形状に復元完了です。

 

 

 

 

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強化芯材を入れ込んで組み立てていますので強度的にも安心です。

 

 

 

 

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この状態なら違和感なくご使用いただけるのではないでしょうか?

少し目を離すとガブガブされることがありますので、
手の届かない所に置いてあげてください。

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ルイヴィトン二つ折財布の折り曲げ部

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ルイヴィトンの二つ折財布です。

 

 

 

 

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折り曲げ部の修理のご依頼ですが・・・・

内側に張り合わされた革部材まで欠損してボロボロです。

 

 

 

 

 

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反対側の折り曲げ部も同様に。。。使用困難な状態ですねぇ~。

とても良い時代に最高品質の素材で作成された良い財布なので、
もっと早い段階でメンテナンスを繰り返しながら良い状態を維持して欲しかった品です。

既に手遅れとも言える状態ですが引き続き愛用いただける状態に加工します。

 

 

 

 

 

 

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内部材の革も良い素材が使用されていますが折り曲げ部は欠損しています。

 

 

 

 

 

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カードポケットの変形から使用状況がわかりますが、
カードポケットが少ないモデルなのでカード時代の現代では仕方ないかなぁ~。

最近の品で、ここまでカードを重ねるとポケットが裂けてしまいますねぇー。

 

 

 

 

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財布では傷みやすい部分の筆頭箇所ですので強化芯材を入れ込みます。

 

 

 

 

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ボロボロの手遅れ状態でしたが、なんとかご使用いただける状態に復元しました。
強化芯材を入れ込んで縫製していますので強度的には新品時以上です。

 

 

 

 

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修理して使い続けたいと思える品に出会えることは多くありません。

幸運にも大切に思える品と出会えたら、出来る限り早い段階でメンテナンスしながら
良い状態をキープして使い続けるのが最良です。

「これぞルイヴィトン! 」と呼べる素晴らしい財布ですが、
これまで酷使してこられましたので今後は労わるように大切に愛用ください。

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ルイ・ヴィトン タイガ サシャ グラシエ M32630 ショルダーバッグの修理

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ルイ・ヴィトン タイガ サシャ グラシエ M32630 ショルダーバッグです。
シンプルなバッグですがお洒落に活用できそうなバッグですねぇ~

 

 

 

 

 

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ショルダーベルト先端の付け根革が完全に切れています。

 

 

 

 

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裏面は完全に切れていましたが表面も半分以上切れています。

負担が掛かる部分ですのでミシン目が切り取り線のようになってしまいます。

 

 

 

 

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こちら側は、もうしばらく大丈夫かな?
ショルダー側の付け根より本体側の付け根革が心配です。

 

 

 

 

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今回は1箇所のみのご依頼ですので解体して強化芯材を入れて丈夫にします。

 

 

 

 

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切れていた革も復元強化加工で再生しています。
新品時以上の強度に仕上げていますので頑丈です。

 

 

 

 

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今回は1箇所だけの加工でしたが近いうちに他の3箇所も強化しておくのが安心。
底角付近も擦れが目立ちますので破れてしまう前にメンテナンスしましょう!

大切にご使用ください。

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ルイヴィトン・M52452エピ/ジェモの修理

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ルイヴィトンのエピ/ジェモM52452です。
かなり大きなトートバッグでA4サイズなら楽々入ります。

 

 

 

 

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前後の持ち手付け根の片側だけに取り付けられた樹脂製のパーツが特徴的。

 

 

 

 

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底角やマチの外周は擦れていますので補修補色加工します。

 

 

 

 

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丁寧に使用されていますが大きなバッグですので仕方ない損傷です。

 

 

 

 

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凛としたクールなバッグですので外周のスレは気になりますねぇ~。

 

 

 

 

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マチと本体の縫い合わせ部です。

 

 

 

 

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こちらも同様の症状です。

 

 

 

 

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こちらはマチ部材だけでなく本体のエピ革が擦り切れて欠損しています。
マチの天部は4箇所とも破れていますので復元強化加工で丈夫にします。

 

 

 

 

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解体からスタートです。

 

 

 

 

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負担がかかる部分ですが芯材などは使用されていないようです。

 

 

 

 

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このような状態になると修理は不可能と断られてしまいます。
もう少し早めのメンテナンスがベストです。

 

 

 

 

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大きな損傷がないように見えていた部分も亀裂があり重症化する寸前です。

 

 

 

 

 

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この部分に強化芯材を入れ込んで組み立て直します。

 

 

 

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マチの復元強化加工の完了です。

 

 

 

 

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両側のマチの天部には強化芯材を入れ込んで新品時より頑丈です。

 

 

 

 

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スレスレ状態だった外周も補修補色加工完了です。

 

 

 

 

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マチの構造には少し疑問を感じるところもありますが、
丈夫に仕上げていますので安心してご使用ください。

直営店や他店で断られるような加工も出来る限り対応させていただいていますが、
革が擦り切れて破れたり欠損したりしてからメンテナンスするより
軽傷な内にメンテナンスする方が良い状態のまま強化できます。

手遅れになってからの手術より日頃のメンテナンスが、
大切なバッグを長く愛用する秘訣です。

大切にご使用ください。

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ルイヴィトン サンクルー ショルダーの修理

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ルイヴィトンのサンクルーです。

シンプルなショルダーバッグですが質実剛健な構造で「鞄」と呼べるバッグです。
現行品に多い「袋物構造」と違い本来のヴィトンらしさが味わえるバッグです。

 

 

 

 

 

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右側の付け根革が切れてショルダーベルトが外れています。

20年近く前の品ですので最高品質の革が使用されています。
今回はパーツを新しく作成せずに元の革のまま復元強化加工します。

 

 

 

 

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内張りがありますので縫製するためにはバッグ本体の解体も必要です。

付け根革は一枚革の構造で芯材などは使用されていません。
切れた部分をつなぎ合わせて裏側から補強加工を施して組み立て直します。

 

 

 

 

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付け根革の復元強化加工の完成です。

 

 

 

 

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裏側にもヌメ革を貼り合わせて芯材をサンドしていますが厚みは元のままです。

 

 

 

 

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新品時より丈夫に仕上げていますが貴重なバッグですので、
大切にご使用ください。

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