ルイヴィトン・ボヤージュの修理

 
ルイヴィトンのボヤージュ voyage m60119 です。

外周ファスナーが底面を回り込む構造です。
 
中身を詰め込み過ぎると自然にファスナーが開いてきてゾッとすることがあります。
 
内側の合成皮革素材は劣化していてベタベタです。
 
いつものように、バラバラに解体しました。
 
合成皮革はべた付き劣化しないように本革に交換します。
 
劣化した合成皮革のべた付き汚れが本革部材に付着して色移りしています。
この汚れを取り除くのが大変なんです・・・・
 
油断していましたがカードポケットの内張りも合成皮革なんで6か所とも交換が必要です。
 
合成皮革素材を全て剥がし取ったところです。
ここまで解体して、これから作業の本番です。
 
汚れを取り除き、合成皮革を本革に交換して組み立てました。
 
持ち手を固定しているループ革は接着されているだけで、
持ち手が外れるトラブルが多いので持ち手を金具で固定しています。

ショルダーベルトを取付けることが可能ですのでポシェットにもなりそうです。
 
内張りのべた付き劣化の心配もなくなり、
ファスナーが自然に開いてしまうトラブルの対策も万全ですので安心して使用できます。

このバッグが作成された当時のヴィトンは感動するほど丈夫です。
最高品質のヌメ革や高品質なモノグラム地で丁寧に作成された良いバッグですので、
しまい込むことなく大切にご使用ください。

 

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ルイヴィトン・マカサー財布の修理


ルイヴィトン・マカサーの財布(M60168)です。

カブセ外周の黒いテーピング革などデザインはクールでカッコいいです!


内側にもモノグラム地が使用されていて派手ですね!


折り曲げ部は糸が擦り切れてコバの塗料が剥がれて口が空いています。

普通に使用していれば傷んでしまう部分の損傷です。
とても丁寧にご使用されていますので大きな損傷もなく良いタイミングの修理です。


カブセ付け根の折り曲げ部もコバの塗料が割れて少し口が空いています。

この部分は早急に修理が必要なタイミングではありませんが、
「お気に入りの財布なので大切に長く使用したい!」・・・と
4か所すべての折り曲げ部強化のご依頼をいただきました。


頑丈にするために大きく解体して強化加工します。

この財布には残念ながら芯材や補強芯などは一切使用されていないようです。


折り曲げ部だけの予定でしたがコバの塗料がテープを剥がすように、
簡単に取れてしまいました。

コバの塗料が剥がれると良くわかりますが、カブセ外周の黒いテーピング革は、
表面に張り合わせて縫製しているだけで巻き込まれていないようです。

テーピング革というよりもデザイン上の飾り革でした。

 


またまた、ご依頼とは関係ない部分ですが、小銭入れ上部のコバ塗料も
テープを剥がすように取れてしまいます。


しっかりと仕上げなおしておきました。


折り曲げ部の強化加工も完了です。

元のミシン目通りに組み立て直し外観の変化は感じませんが丈夫になっています!


剥がれてしまったカブセ外周のコバ面も仕上げなおしました。

 

 


丁寧に使用していても傷んでしまう折り曲げ部ですが、
この部分をチェックしておけば財布は良い状態を保てます。


最近のアイテムだけに素材の耐久性に不安があり、
「これで大丈夫!」と太鼓判はおせませんが、かなり頑丈に仕上げています。

 


この財布の持ち主の様に丁寧に使用できるならお勧めの財布です。

クールなマカサーラインのアイテムはカッコ良く使用できないと残念です。
耐久性や機能性よりカッコ良さがマカサーです。

ホツレやヤブレなど損傷がある状態ではマカサーの良さも半減します。
マカサーラインのアイテムをご使用の方は丁寧に扱いカッコいい状態でご使用ください。

 

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ヴィトン・ダミエ長財布のファスナー交換


ルイヴィトン・ダミエの財布(zippy wallet N60015)です。


ファスナーが開閉できない状態です。


今回は修理しませんが折り曲げ部は傷みやすい部分です。
すでに、ダミエ地の欠損も見受けられますので早めのメンテナンスが最善です。


こちら側もコバの塗料や縫製糸が擦り切れています。


内側にファスナー付き小銭入れがあり大きく開くので便利に使用出来るアイテムですね!


外周のファスナー交換完了です。
最高品質のファスナーを使用していますので開閉もスムーズです!


ファスナー開閉が出来るようになり使用出来る状態になりましたが、
折り曲げ部は未修理のままですので丁寧に使用される事をお勧めします。

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ルイヴィトン・アマゾンの修理


ルイヴィトン・アマゾン(M45236)です。


ショルダーの付け根革が切れています。


反対側は使用出来る状態ですが、「せっかく当社に依頼するのだから・・・・」と
両側とも修理するご依頼を承りました。


内張りを解体して中から見たところです。

モノグラム地に本革を張り合わせて補強した後、付け根革を縫い付けています。
内張りを解体しないと見えない部分ですが、しっかりと革を貼り合わせてある様子から、
かなり几帳面な職人さんが丁寧に作り上げたバッグの様です。

 


しっかりと補強加工された上で付け根革を縫い付けてあったので、
モノグラム地に亀裂も無く良好な状態です。

腕の良い職人が作成したバッグを見極めるのは難しいかもしれませんが、
当社のブログを参考にしていただけると幸いです。

 


小さなパーツですが両面ヌメ革のダブルフェース仕様で、
強化芯材も挟み込んで作成してあります。


刻印入りカシメ金具も元通り再生していますのでピカピカです。
モノグラム地には強化加工の追加を施して、より頑丈に仕上げています。


丁寧な作業が施されたバッグですので、長く愛用できる品です。

付け根革の作成や取り付け部の強化加工は万全ですので安心してご使用いただけます。
大切にご使用ください。

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(お手紙紹介です)

有限会社 レザークリエーション 様

こんばんは。

お世話になっております。

今日、バッグが届きました。

思っていた通りというか、それ以上にしっかりきれいに仕上がっていて、

感動しました!

ベルトが切れた時は、もう元通りには無理ではないかとあきらめていたので。。

とてもうれしいです。

東京都 K 様

ヴィトン・ダミエの財布N61734 折り曲げ部の損傷


ルイヴィトン・ダミエの財布N61734です。
型崩れや擦れキズなど各部に損傷が見られます。

ズボンの尻ポケットに財布を入れて使用すると型崩れ等の損傷は避けようがありません。
男性は尻ポケットに財布を入れてダメージを与えるケースが多く、
女性は中身を詰め込み過ぎてダメージを与える事が多いです。

車の運転時など尻ポケットから財布を取り出すだけでもダメージは軽減します。
女性は普段は使用しないカード類などを減らすだけで良い状態を保てます。

ためして、ガッテン!


カブセ裏は革がダブついています。
折り曲げ部のホツレを放置しておくと余計な部分にまで悪影響を与えてしまいます。

 

 


カブセ付け根の折り曲げ部は糸がホツレて口が空いています。

この状態になるまでメンテナンスしないで使用を続けると、
画像の様にダミエ地に亀裂が入り表面が欠損してしまいます。


反対側の折り曲げ部もダミエ地が欠損しています。

 

 


こちらは底角の折り曲げ部ですが角が擦り切れてダミエ地が無くなっています。

内側の芯材や革がダミエ地より飛び出したように見えます。
ステッチで縫い留められていないとダミエ地は縮んでしまいますので、
内側の部材とサイズが合わなくなってしまいます。

この様な状態まで進行すると縫い直す部分が無くなっているので縫製不可能です。
当然、直営店でも縫い直し加工は引き受けてくれません。

 

 

 


折り曲げ部の復元強化加工を承りましたので、
強化芯材を入れ込みながらダミエ地を再生しました。

 

 


かなり残念な状態でしたが復元強化加工で違和感なく仕上がっています。

 

 

 


内側部材とサイズが合わずに縫製に苦労しましたが整いました!

 

 


芯材を入れ込んで縫製していますので丈夫になっていますが、
使用状況が悪いと損傷は避けられない部分です。

 

 


外周コバ面は全体的に擦り切れて芯材が見えていましたが、
折り曲げ部以外のコバ面も仕上げ直してあります。

ホックもユルユルでしたので調整して磨いておきました。

 

 


今回は折り曲げ部4か所の復元強化加工ですが、
一枚目の画像と比べると全体的にリフレッシュしたように見えます。

ルイヴィトンの高価な財布ですしホツレて口が空いたままのご使用は残念です。
少し丁寧に使用されるだけで良い状態を保ちながら長く愛用出来ます。
大切にご使用ください。

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ルイヴィトン・ドルーオの修理

大切なブランドバッグのリペア日記

ルイヴィトン・ドルーオ( drouot m51290)です。

ショルダーベルトが切れて外れています。目

大切なブランドバッグのリペア日記

ショルダーベルトが切れていない側は本体の付け根革が切れています。ショック!

シヨルダーベルトも付け根革も負担の掛かり傷みやすい部分です。

今回は負担が掛かる4か所とも復元強化加工のご依頼をいただきましたので頑丈に仕上げます。メラメラ

大切なブランドバッグのリペア日記

切れていない側のショルダーの付け根ですが内側の芯材が切れているようで長くはもたない状態です。

大切なブランドバッグのリペア日記

こちら側の付け根革は直営店で修理した形跡があります。目

しばらくは使用出来る状態ですが安心してご使用いただくためにこの部分もやり直します。

大切なブランドバッグのリペア日記

直営店で修理した部分を解体したところです。

革を繋ぎ合せて縫製し直していた様です。

内面には芯材などの補強はされていない様で繋ぎ合せた部分の接着が剥がれています。目

大切なブランドバッグのリペア日記

一度も修理されていない側も解体してみました。

内側には補強芯が張り合わされ組み立てられていたようです。

しかし、金具を通す部分は芯材が擦り切れて欠損し金具との摩擦で革が黒くなっています。ガーン

芯材が擦り切れて無くなっていたので革が切れてきた様です。

大切なブランドバッグのリペア日記

付け根革を縫製するには本体の内張りを解体しないと加工出来ません。あせる

ファスナーや両側マチの刻印入りカシメ金具も取り外さなければ正しい修理はできない構造ですので、

残念な修理加工が施されて取り返しがつかない状態にされることが多いバッグです。

ドルーオの修理は正確な加工が出来る修理店の選択が重要です。

今回のバッグは直営店での修理がされていましたので損傷はありませんでした。にひひ

大切なブランドバッグのリペア日記

シヨルダーベルトの先端も解体しました。

取り外した金具は元通りに組み付けるのですが、通常はカシメ金具は再利用出来ないパーツです。

しかし、刻印入りの重要なパーツですので再生して元通りに復元します。メラメラ

大切なブランドバッグのリペア日記

ショルダーベルト側も付け根革側も復元強化加工の完了です。

強化芯を入れて仕上げていますが長く使用していると金具で摩耗して切れてしまう心配があります。

強化芯材が直接金具に擦れないように内側にもヌメ革を張り合わせて芯材を挟み込んでいます。チョキ

大切なブランドバッグのリペア日記

新品のヌメ革で部分作成していますが違和感のない様に仕上げています。

修理前の画像と比べていただけると頑丈さが伝わるかなぁ~ニコニコ

大切なブランドバッグのリペア日記

錆びて変色していた刻印入りカシメ金具もピカピカに磨いて再生しています。

大切なブランドバッグのリペア日記

シンプルなバッグですのでショルダーベルトの先端と付け根革を強化しておけば、

トラブルの少ない良いバッグです。

大切にご使用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索