ルイヴィトン ダミエの手提げバッグ(tadao N51192 )です。
中央部が凹んだように大きく変形が見られます。
機能的に問題ありませんが持ち手は擦れが見られます。
表面も同様に。。。。
ゴミの溜まり具合や持ち手の状態から酷使されていることがわかります。
この角度から見ると変形具合がよくわかります。
底角はパイピング革が擦り切れて欠損して芯材が露出しています。
もっと早い段階で修理するのが良いのですが、
底角4か所の部分的な加工で修復しようと思います。
同様に。。。。
こちらは芯材が切れています。
擦り切れて芯材が露出していた底角の加工完了です。
全体のパイピング革を交換することも可能ですが、
使用すれば擦れてしまうのは同じ底角ですので部分的な加工が可能なら、
本体への負担が少ない部分加工が最善です。
前後面の変形も補正完了。
強化加工で前後面は強度もアップしていますが、
良い状態を保ち続けるには、どのような加工よりも取り扱い方が重要です。
擦れや型崩れは使い方を工夫するだけで進行を遅らせることができます。
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索
(お手紙紹介です)
レザークリエーション様
お世話になります。
遅くなりましたが今朝、鞄を受け取りました。
非常に綺麗に修理して頂いてありがとうございます。
修理お願いしてよかったです。
どうもありがとうございました。
神奈川県 G 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
便利に使用できる良いバッグですので、
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。