ハンティングワールド財布の修理

アメーバblogから400以上の記事の引っ越し作業も無事に完了いたしましたので、
今回の記事から新しいブログで記事を投稿します。

 

少しづつ勉強して見やすいサイトに進化させていきたいです。
これまでのblog同様、よろしくお願いします。

それでは、new blog のスタートです。


ハンティングワールドの二つ折り長財布です。
本体はとても綺麗な状態ですが外周のテーピング革に損傷があります。


折り曲げ部の革は擦り切れて欠損しています。
糸がほどけて口が空いている部分は少しですがテーピング革が擦り切れて破れている部分は大きいです。


反対側の折り曲げ部も同様です。


本体とテーピング革の損傷具合のバランスが不思議な感じです。
まるで新しい財布に古いテーピング革を取り付けた様なバランスです???


製造時テーピング革を切りそろえる工程で本体のマチ革まで切り裂いていました。
製造工程で少しくらいは刃物が入る事がある部分ですが今回は完全に切断されています!

予定外の作業になりますが薄い内布だけで持ちこたえている状態ですので放置できません。


部分的な加工でも対応可能とお伝えしましたが、全交換のご依頼をいただきました。

丁寧に使用されている方ほど最善の修理方法を選択されることが多いです。
今回は製造時のマチ革の切断もありましたのでテーピングの全交換は良い選択です。


テーピングの損傷だけが目立つ状態でしたので原因を探るために革の厚みを計測しました。
0.33ミリの厚みしかなく薄すぎるようです。

テーピング革が薄いために製造時にマチ革まで切断してしまっていたようです。


テーピング革の厚みがありすぎるとスッキリ感がなくなります。
今回は0.62ミリに厚みを加工してテーピング交換します。

元のテーピングの約2倍の厚みですし丈夫な革を使用しますので耐久性もアップします。


テーピング革の作成交換の完了です。


生産時に切り裂かれていたマチ革も復元強化加工を施し組み立ててあります。


全体的に擦れて色落ちしていたテーピング革が新品になると引き締まった感じがします。

安心してご使用いただける状態になりましたので引き続き大切にご使用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

ルイヴィトン・ドルーオの修理

大切なブランドバッグのリペア日記

ルイヴィトン・ドルーオ( drouot m51290)です。

ショルダーベルトが切れて外れています。目

大切なブランドバッグのリペア日記

ショルダーベルトが切れていない側は本体の付け根革が切れています。ショック!

シヨルダーベルトも付け根革も負担の掛かり傷みやすい部分です。

今回は負担が掛かる4か所とも復元強化加工のご依頼をいただきましたので頑丈に仕上げます。メラメラ

大切なブランドバッグのリペア日記

切れていない側のショルダーの付け根ですが内側の芯材が切れているようで長くはもたない状態です。

大切なブランドバッグのリペア日記

こちら側の付け根革は直営店で修理した形跡があります。目

しばらくは使用出来る状態ですが安心してご使用いただくためにこの部分もやり直します。

大切なブランドバッグのリペア日記

直営店で修理した部分を解体したところです。

革を繋ぎ合せて縫製し直していた様です。

内面には芯材などの補強はされていない様で繋ぎ合せた部分の接着が剥がれています。目

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一度も修理されていない側も解体してみました。

内側には補強芯が張り合わされ組み立てられていたようです。

しかし、金具を通す部分は芯材が擦り切れて欠損し金具との摩擦で革が黒くなっています。ガーン

芯材が擦り切れて無くなっていたので革が切れてきた様です。

大切なブランドバッグのリペア日記

付け根革を縫製するには本体の内張りを解体しないと加工出来ません。あせる

ファスナーや両側マチの刻印入りカシメ金具も取り外さなければ正しい修理はできない構造ですので、

残念な修理加工が施されて取り返しがつかない状態にされることが多いバッグです。

ドルーオの修理は正確な加工が出来る修理店の選択が重要です。

今回のバッグは直営店での修理がされていましたので損傷はありませんでした。にひひ

大切なブランドバッグのリペア日記

シヨルダーベルトの先端も解体しました。

取り外した金具は元通りに組み付けるのですが、通常はカシメ金具は再利用出来ないパーツです。

しかし、刻印入りの重要なパーツですので再生して元通りに復元します。メラメラ

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ショルダーベルト側も付け根革側も復元強化加工の完了です。

強化芯を入れて仕上げていますが長く使用していると金具で摩耗して切れてしまう心配があります。

強化芯材が直接金具に擦れないように内側にもヌメ革を張り合わせて芯材を挟み込んでいます。チョキ

大切なブランドバッグのリペア日記

新品のヌメ革で部分作成していますが違和感のない様に仕上げています。

修理前の画像と比べていただけると頑丈さが伝わるかなぁ~ニコニコ

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錆びて変色していた刻印入りカシメ金具もピカピカに磨いて再生しています。

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シンプルなバッグですのでショルダーベルトの先端と付け根革を強化しておけば、

トラブルの少ない良いバッグです。

大切にご使用ください。

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ルイヴィトン M53338 書類バッグの修理

大切なブランドバッグのリペア日記
ルイヴィトン・ドキュメント・バンドリエール( M53338) 書類バッグです。
1986年2月製造ですから26年以上経過したバッグです。

当時のヴィトン製品は文句のつけようが無いほど丈夫で高品質ですので凛とした雰囲気があります。ラブラブ

大切なブランドバッグのリペア日記
持ち手が限界を通り越しています。

ショルダーを取り付ける金具も錆びて変色しています。目

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持ち手の下に厚みのある床革が貼り合わせてあります。ガーン

大切なブランドバッグのリペア日記
それなりには有効な修理ですが、ヴィトンには似合わない修理方法です。

大切なブランドバッグのリペア日記
表側にはボンド系の樹脂で固められた個所があります。

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革を張り合わせ厚みのある状態で使い続けて来られたので、正規の寸法ですと頼りなく感じます。

当社で作成する持ち手は製品より頑丈ですが、
今回はデザインは変更せずに正規品よりガッチリした厚みで作成します。メラメラ

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さすがに古いバッグですので本体の外周コバ面はモノグラム地が剥がれています。目

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底面もコバが割れています。

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ご使用には支障ないのですが、このまま使い続けるとモノグラム地がひび割れて欠損します。
モノグラム地を張り合わせ、外周のコバ面を補修した後、仕上げ直します。

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今回は加工しませんが内ポケットの中は劣化しています。ショック!

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内ファスナーポケットの内張りは切り取られて無くなっています。ショック!
おそらく、ベタ付き劣化の症状が出たために取り除かれたのだと思います。

良い品だけに修理するべき部分はしっかり修理して良い状態にしてあげたいバッグですが、
今回は持ち手と外周のコバの加工を施します。

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カブセを解体して持ち手の取り付け部を内側から見たところです。
カブセの裏には鉄の芯材があり、持ち手の付け根金具と連結固定されていました。

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長年頑張ってくれた持ち手とはサヨナラです。 良く頑張ってくれました!

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試しに持ち手を解体して芯材を見てみるとバキバキに折れて硬化しています。ショック!

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ヴィトンらしさや見た目はともかく素人加工で張り合わされた革で耐えていたようです。あせる

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カブセの付け根も負担が大きく傷みやすい部分です。
強化加工を施しておくのがベストですが・・・・・・・

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持ち手の作成が完了しました。

バキバキに折れてしまうような芯材は使用せず見えない内側の芯材も本革を使用しています。チョキ

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変色して錆びていた金具もピカピカに磨き直しました。あせる

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外周のコバ面も綺麗です。

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痛みが出やすい底角もスッキリです!

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コバ面が仕上がると頑丈すぎるくらい丈夫なモノグラム地は、まだまだ活用いただけそうです。音譜

大切なブランドバッグのリペア日記
本来の持ち手よりは、かなりガッチリした仕様にしましたが、
デザインを変えていませんので違和感なく安心感があります。

2度と新品購入できない高品質時代のバッグですので大切にご使用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

 

(お手紙紹介です)

本日、受け取りました。
仕上がりの良さにビックリです。
以前LVのリペアセンターにてモンソーの持ち手の交換をした事がありますが頼りなく感じていました。
PCにてかなりの時間をかけて検索し(有)レザークリエーション様に辿り着きました。
依頼して良かったです^^
全部、直しとくべきでしたね・・・
全体的にバリッとして大満足です^^
現在使用しているコンセイエが頼りなく感じています(笑)
正直、半年間は長かったですが本当に依頼して良かった。
またお世話になりたいと思います。
可愛いストラップ付けていただき感謝いたします。
ありがとうございました。
 静岡県 S様

see by chloeのホツレ直し

大切なブランドバッグのリペア日記

シーバイ・クロエのバッグです。

本家本元のクロエの廉価シリーズでコーチなどと同じで中国製の製品です。

低価格設定でブランドのロゴマークが付いていれば購買意欲をかきたてられる気持ちは理解できます。

しかし、ブランドバッグ品質では無くブランドロゴマーク付きの中国製バッグですから、

気楽に活用しながらお洒落を楽しむアイテムですね!

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購入してすぐに縫製不良がありご自身で縫い直されています。目

当然、内張りがありますので内張りも一緒に縫いつけています。ガーン

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一生懸命縫い直した感じが伝わってきますが、余計な針穴が追加されていてガタガタです。ショック!

ご自身で加工する前にご依頼いただいていれば、

内張りや本体に余計な損傷は与えずに済み元通りの状態に戻せたのですが・・・・

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内張りを解体して縫製し直しました。

ご自身で縫っていたものよりは綺麗になっていますが、

損傷を与えられていましたので、この辺りが限界です。

その他、持ち手付け根などにもホツレがありましたので縫い直しています。にひひ

縫製不良やファスナートラブルなどが多いバッグですが品質を求めるバッグではありません。

大切に長くご使用いただくよりも、頻繁に活用されるべきバッグです。

出来るだけ軽い状態で活用されると、しばらくはご使用になれると思います。

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ヴィトン・オルセー orsay (M51790)の修理

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ヴィトン・オルセー orsay (M51790)です。

すでに廃番商品になっているセカンドバッグですが綺麗な状態です。

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構造上、こちらの面はLV柄が逆さまになるのですが大きなポケットが付いていて重宝します。ニコニコ

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ポケットの内張りは合成皮革のベタ付き劣化で手も入れられない状態です。ショック!

本体の内ポケットも同じ合成皮革ですが、今のところベタ付きはありませんでした。

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バッグを解体して内張り交換しました。

当社ではあまりお勧めしていない合成皮革仕様ですが、出来る限り耐久性のあるものを採用しました。

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オルセーを見る度にポケットがある面が正面っぽいのにモノグラム地が逆さまなのが不思議です?

通常ファスナーは右から左に開けるので、ポケット側が正面のはずなんですが・・・・

同じ様に一枚のモノグラム地が反対面に回り込む構造のスピーディなどもLV柄が逆さまです。

何故でしょう?・・・・不思議です?

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ルイヴィトン・ベルトカット加工

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ルイヴィトン・ダミエ・グラフィットのベルトです。

5㎝短くするカット加工を施します。

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バックル金具の裏面から見たところです。

バックル付け根の革にはヴィトンのロゴマークなどが刻印されています。目

裏側ですので装着すると見えない部分ですが、5㎝カットすれば完全に無くなってしまいます。ショック!汗

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バックル金具を取り外しました。

「マイナスドライバーでビスを取り外せばバックル金具が取り外せて簡単に短く加工出来そう!」・・・・と、

安易なチャレンジ精神で挑戦される方が多いのですが、ビスが回せずに破損させてしまう事が多いです。

その上、取り外したベルトの先端は複雑な形でして0.5㎜サイズが違うとバックルがグラグラします。

運良く、この状態までたどり着ければ・・・(必ず失敗しますが・・・)にひひ

「後は5㎝短くカットして先端の形を作ればバックル金具を取り付けて完成!」・・・・と思うでしょっ!

プロの修理屋さんでも「それで、ハイ完成!」というカット加工をされている修理店が多いですが・・・・パンチ!

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当社では、ここからが加工の本番です。

まずは、ベルトの付け根を大きく解体して剥がします。

「ベルトを短くカットする作業なのに、なんで関係ない部分を解体してるの?」と思った人!手をあげて!

手をあげた修理屋さんの多い事、多い事。あせる

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裏側から見て見ると芯材には上質の床革が使用されています。クラッカー

高価なベルトだけに革の繊維方向なども考慮されて作り込まれているようですね!

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先端には黒い補強芯が張り合わされています。目

ベルトとバックルを連結する先端は負担が大きく重要な部分ですので強化されているのです。クラッカー

(当社としましては充分とは言えない強化加工ですが・・・・・)

ベルトを解体することなくカット加工すると強化された部分は切り落としてしまいます。

次にバックル金具を取り付ける部分には強化加工はされていませんので、すぐに切れてしまいます。DASH!

構造を熟知していないと安易に短く加工してバックル金具を取り付けてしまいます。

「ちょっと器用な方の素人加工」は表面的な加工で内容が伴いません。

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ベルトの5㎝カット加工の完成です!

どんな強化加工を施したかは秘密です。ラブラブ

当社の加工ですから、やり過ぎに決まってますけど・・・・にひひ

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バックル金具の取り付けビスも新品時同様に簡単には取り外せないように固定しています。チョキ

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5㎝切り落とせば無くなるはずのヴィトンの刻印も元の位置に残せるように工夫しました。ニコニコ

大切なブランドバッグのリペア日記

構造を熟知している直営店では強化加工の問題や刻印の事もあり、カット加工は引き受けてくれません。

構造を無視して安易なカット加工を施す修理店よりは親切心を感じます。音譜

今回は無謀なチャレンジをした損傷も無く、良い状態でしたのでスムーズに加工できました。

安心してご使用ください。

*補足、注意事項です

穴あけポンチやキリなどでベルトの調整穴を増やしてしまう事も要注意です。爆弾

カット加工と同じで安易な加工は取り返しがつかない状態になる事も・・・・

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索