ルイヴィトン・アマゾンの修理


ルイヴィトン・アマゾン(M45236)です。


ショルダーの付け根革が切れています。


反対側は使用出来る状態ですが、「せっかく当社に依頼するのだから・・・・」と
両側とも修理するご依頼を承りました。


内張りを解体して中から見たところです。

モノグラム地に本革を張り合わせて補強した後、付け根革を縫い付けています。
内張りを解体しないと見えない部分ですが、しっかりと革を貼り合わせてある様子から、
かなり几帳面な職人さんが丁寧に作り上げたバッグの様です。

 


しっかりと補強加工された上で付け根革を縫い付けてあったので、
モノグラム地に亀裂も無く良好な状態です。

腕の良い職人が作成したバッグを見極めるのは難しいかもしれませんが、
当社のブログを参考にしていただけると幸いです。

 


小さなパーツですが両面ヌメ革のダブルフェース仕様で、
強化芯材も挟み込んで作成してあります。


刻印入りカシメ金具も元通り再生していますのでピカピカです。
モノグラム地には強化加工の追加を施して、より頑丈に仕上げています。


丁寧な作業が施されたバッグですので、長く愛用できる品です。

付け根革の作成や取り付け部の強化加工は万全ですので安心してご使用いただけます。
大切にご使用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

有限会社 レザークリエーション 様

こんばんは。

お世話になっております。

今日、バッグが届きました。

思っていた通りというか、それ以上にしっかりきれいに仕上がっていて、

感動しました!

ベルトが切れた時は、もう元通りには無理ではないかとあきらめていたので。。

とてもうれしいです。

東京都 K 様

ヴィトン・トロカデロのショルダー切れ修理


ヴィトンのトロカデロ(TROCADERO M51274)です。

2004年3月にフランスの工房で作成されたバッグなんですが・・・・????
かなり完成度の高いバッグで良い職人が手掛けた品のようです。


ショルダー側の付け根が切れています。

何故か本体側に縫い付けてある、付け根革は良い状態を保っています。???
修理した形跡はありません。???


同様に負担が掛かる部分ですので反対側ショルダーの先端も当社的には心配な状態です。

こちら側もショルダーと比べ、本体の付け根革は良い状態を保っています。???
やはり、修理した形跡はありません。???

 

 


今回、修理加工する側を解体しました。

切れているショルダーの先端部分は革の繊維がモロモロでフヤケタ様になっています。
先端部を部分作成してショルダー付け根を復元強化加工します!


内側から強化芯材やヌメ革を張り合わせて頑丈に仕上げました。

当社で使用するヌメ革は最高品質の高価な革ですが、
このバッグの本体に使用されているヌメ革は当社使用の革と同等の品質です。???

ところで、一枚目の画像から続く???の意味ってわかりませんよねぇ~???

このバッグの年式からショルダーベルトの素材と作り込みには納得なんですが・・・・
バッグ本体の仕様と製造された年式に???なんです。

 

 


2004年3月にフランスの工房で作成されています。

 


本体に使用されているヌメ革とショルダーベルトのヌメ革は別物です。


このヌメ革パーツも「これぞ!ルイヴィトン」と呼べる最高品質の素材です。


内側のファスナー付きポケットの内張りは合成皮革ではなく・・・「なんと!本革です。」
 

 


外側の前ポケットも合成皮革では無く本革仕様です!


このバッグが完成した経緯は想像の域を脱しませんので控えますが、
事実として最高品質のヌメ革で作成されたバッグです。

多くのバッグや財布を修理していると、
ごく稀に製造年式の仕様に合わない驚くような品質の品を発見することがあります。
いったい、どんな職人が、どのような想いで作成した秘密の特別仕様なんでしょう?

そんな職人が居る事を想像すると嬉しくなります。。。

昔は当たり前だった仕様も今では奇跡の品です。
大切に長くご使用ください。

 

 

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

お世話になっております。

思い出がいっぱい詰まった大切なバッグが

生き返って戻ってきました。

とてもきれいに修理してもらい嬉しく思っております。

ありがとうございます。

お心遣いいただきありがとうございました。

山形県 K様

ヴィトン・ダミエの財布N61734 折り曲げ部の損傷


ルイヴィトン・ダミエの財布N61734です。
型崩れや擦れキズなど各部に損傷が見られます。

ズボンの尻ポケットに財布を入れて使用すると型崩れ等の損傷は避けようがありません。
男性は尻ポケットに財布を入れてダメージを与えるケースが多く、
女性は中身を詰め込み過ぎてダメージを与える事が多いです。

車の運転時など尻ポケットから財布を取り出すだけでもダメージは軽減します。
女性は普段は使用しないカード類などを減らすだけで良い状態を保てます。

ためして、ガッテン!


カブセ裏は革がダブついています。
折り曲げ部のホツレを放置しておくと余計な部分にまで悪影響を与えてしまいます。

 

 


カブセ付け根の折り曲げ部は糸がホツレて口が空いています。

この状態になるまでメンテナンスしないで使用を続けると、
画像の様にダミエ地に亀裂が入り表面が欠損してしまいます。


反対側の折り曲げ部もダミエ地が欠損しています。

 

 


こちらは底角の折り曲げ部ですが角が擦り切れてダミエ地が無くなっています。

内側の芯材や革がダミエ地より飛び出したように見えます。
ステッチで縫い留められていないとダミエ地は縮んでしまいますので、
内側の部材とサイズが合わなくなってしまいます。

この様な状態まで進行すると縫い直す部分が無くなっているので縫製不可能です。
当然、直営店でも縫い直し加工は引き受けてくれません。

 

 

 


折り曲げ部の復元強化加工を承りましたので、
強化芯材を入れ込みながらダミエ地を再生しました。

 

 


かなり残念な状態でしたが復元強化加工で違和感なく仕上がっています。

 

 

 


内側部材とサイズが合わずに縫製に苦労しましたが整いました!

 

 


芯材を入れ込んで縫製していますので丈夫になっていますが、
使用状況が悪いと損傷は避けられない部分です。

 

 


外周コバ面は全体的に擦り切れて芯材が見えていましたが、
折り曲げ部以外のコバ面も仕上げ直してあります。

ホックもユルユルでしたので調整して磨いておきました。

 

 


今回は折り曲げ部4か所の復元強化加工ですが、
一枚目の画像と比べると全体的にリフレッシュしたように見えます。

ルイヴィトンの高価な財布ですしホツレて口が空いたままのご使用は残念です。
少し丁寧に使用されるだけで良い状態を保ちながら長く愛用出来ます。
大切にご使用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

 

 

ウエストポーチ(HERGOPOCH )のファスナー交換


丈夫なシュリンク革で作成されたHERGOPOCH(エルゴポック)のウエストバッグです。


ファスナーが擦り切れて破れていますので交換します。
ファスナー交換を詳しく説明しても、今更・・・という感じなので省略しますが・・・・

当社では珍しい日本製のバッグの修理でしたので掲載しました。


丈夫な素材と丁寧な造り込みで頑丈に仕上げられた良いバッグです。

日本製のカバンも捨てたもんやないでぇ~
なかなか、エぇーカバンやし、お勧めやでぇ!(Can you speak osaka弁?)

という事で、大切にご使用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

GUCCIセカンドバッグのリニューアルリペア


年代物のグッチのセカンドバッグです。


ストラップ持ち手など補修した形跡もあり、各部の革パーツは素材自体が限界を超えているようです。

マチのベロ革は糸が擦り切れ表面の革が無くなっていますが、裏面の革はしっかりと残っています。
後ほど説明しますが、古いバッグが丁寧に作成されていた事が証明できる部分です。


長年、愛用されてきた事がわかる状態ですが、
丁寧に作り込まれた良いバッグだから、ここまでの耐久性があるんです!

全体リニューアルリペア加工で良い状態に復活させ長く愛用していただけるように品質アップさせます!


引き手革が無くなりファスナー自体も開閉不可能な状態です。


内張りの合成皮革は全体的に劣化しています。

それでは、解体作業からスタートです!


劣化した内張りを取り除き、ファスナーや本革パーツを取り除きました。


取り除いたパーツは変形していますが、一つ一つ正規のサイズで作成して組み上げます。


マチの部分に裏面の革だけが残っていた、先ほどのベロ革パーツです。


小さなパーツですが縫い込まれる部分が幅広で大きくなるようにT字型に作成されていました。

製品になると縫い込まれて見えない部分ですが、小さなパーツにまで工夫が凝らされて、
しっかり縫製されています。


まずは高級感のある本革素材で内張りを作成しました!

ビンテージのGUCCIのタグ革は元通りに取り付けてあります。


本体に組み付けたところです。
高級感だけでなく合成皮革の様な劣化は2度としませんので安心して長く使えます。


全面のファスナー付きポケットの内張りも本革仕様です!


長年の間、頑張ってくれた沢山のパーツたちとはお別れです。


全ての革パーツを新品時より丈夫に強化加工を施し組み上げています。

ホツレ・ヤブレ・擦り切れ・素材の劣化・革の硬化・ファスナー破損など、
品質をアップさせながら改善させてあります!


ストラップ持ち手やマチの取り付け部分は負担が大きなところです。
10年以上使用すれば頑丈さをご理解いただけると思います。


ベロ革パーツは残っていた裏面革パーツを再生強化して再利用しています。
このバッグを丁寧に作り上げた職人さんに敬意を表し再利用させていただきました。

*新品の革と強化芯材を再利用の革パーツに貼り合わせていますので頑丈さに問題はありません。


限界を超えていたバッグでしたが、リニューアルリペア加工で甦りました。

当時の品質を超える仕様で生まれ変わっていますので、大切に長くご使用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

ブルガリ二つ折り財布の折り曲げ部リペア

 
ブルガリの二つ折り財布です。

 
小銭入れとカードポケットを装備した定番のシンプルデザインです。

 
下側の折り曲げ部です。

革が擦り切れて傷んでいる事がわかります。
丁寧に使用されていても財布は折り曲げ部から損傷が始まります。

 
こちらは、上側の折り曲げ部ですが一見、大きな損傷ではない様に見えます。

 
糸をほどいて解体してみると、革は擦り切れて穴が空いています。

擦り切れて革に穴が空いていても気が付きにくいので重症になるまで放置されている事が多いです。

 
下側の折り曲げ部も革は擦り切れて穴開き状態です。

擦り切れて穴が空いた革を再生した後、内側から強化芯材を入れ込んで組み立て直します。

 
下側の折り曲げ部の復元強化加工の完了です。

完成すると元通りなので外観からは伝わりませんが強化して丈夫になっています。

 
上側の折り曲げ部も、こんな感じです。

革に穴が空き擦り切れて毛羽立った状態から復元強化加工で再生しました。
この後、少し補色加工して見た目を整えるのですが、
折り曲げ部の場合は見た目よりも強度アップさせている事が重要です!

財布の傷み具合は「折り曲げ部でチェック!」が基本です。
早め早めのメンテナンスで大切に長くご使用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索