ホツレとコバ仕上げ


両面にカブセがあるルイヴィトンのモノグラム財布です。

 

 

 

 


本体の折り曲げ部は糸が擦り切れて口が空いています。

口が空くまでメンテナンスせずに使用していたために、
モノグラム地から内部材が飛び出したようにサイズが合わなくなっています。
サイズが合わなくなったものを縫い合わせるのは難しくなります。

また、モノグラム地には亀裂が発生して欠損も見られ重症です。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 


両面にあるカブセの折り曲げ部も傷みやすい部分で糸が擦り切れています。

 

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

両面にカブセがあり本体の折り曲げ部と合わせると6か所あります。
6か所ともホツレや擦れが見られることからも財布で最も傷みやすい部分が、
折り曲げ部であることが理解できると思います。

財布では一番傷みやすい部分ですしモノグラム地が欠損した箇所もありますので、
強化加工を施しておくのが賢明ですが今回は縫い直しとコバ仕上げのみの加工を
ご依頼いただきました。

 

 

 


合成皮革の内張りも劣化が見られますが今回は見送られました。

 

 

 

 

 


外周ホツレ部の縫い直しとコバ面の仕上げ直しの完了です。

 

 

 

 

 


カブセの折り曲げ部のホツレとコバ面も改善。

 

 

 

 


ホツレ部の縫い直しとコバ面の仕上げ直しだけですので、
強度や耐久性は長年使用されてきた状態のままですが、
口が空いたまま放置するよりは重症化を抑える効果があります。

内部材の擦れや合成皮革素材の劣化などは放置したままですが、
最高品質時代の財布ですので出来る限り良い状態を保てるように工夫しながら、
大切に長くご愛用ください。

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クロコとオースト


コンテスのオーストリッチとモラビトのクロコダイルのバッグです。
いずれも年代物ですが最高峰の素材を使用した最高峰のブランドです。

 

 

 

 


モラビトはショルダーや本体のコバ面の塗料が剥がれて白くなっています。

使い込んだ経年感が好みとのことですので加工しませんがコバ面は重要ですので、
早めに仕上げ直す方が良い状態を保ちやすくなります。

 

 

 

 


ショルダーはホックで長さを変えれる構造ですが、
他店様で2か所だけ別のホックに交換されていますので短くできません。

 

 

 

 


凹側のホックもタイプが違う金具に交換されています。
凸凹のホック8か所を交換して2WAYで使用できるようにします。

 

 

 

 


コンテスのオーストリッチのバッグは持ち手に穴あきが見られます。
これはクイルマークと呼ばれる羽が生えていた部分が欠損したものです。

 

 

 

 


擦れて剥がれた部分や毛羽立ちも補修します。

 

 

 

 


クイルマークの欠損や毛羽立ちを補修して加工完了。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


モラビトのショルダーベルトも短い状態で使用可能になりました。

 

 

 

 


8か所とも交換していますのでロングで使用することも可能です。

 

 

 

 


今回はご依頼箇所のみの加工でしたので経年感だけでなく、
強度や耐久性は長年愛用した年代物の状態のままです。

出来る限り悪化させないように注意しながら活用ください。

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(お手紙紹介です)

本日ぶじに受け取りました!
2つとも、本当に理想の、状態にしてくださり、感謝しきれません。
ブログを拝見し、感激しながら何度も何度も読み返していました。
二つとも、きらきらと輝き、まるでとても喜んでいるように見えました。
レザークリエーションさまに、託して本当に!良かったです!
おっしゃってくださるように、モラビトのコバの部分…
早いうちに、絶対に、手当てしていただかなきゃ、と思ってまいりました
ちかいうちに、必ずコバの手当て、依頼させていただきますね(´▽`)
この度は、修理だけでなく、
ご丁寧な梱包、あと◯◯◯◯◯、ありがとうございました(o⌒∇⌒o)
活用させていただきますね
ありがとうございました

大阪府 A 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
2点とも高品質な良いバッグですので、
出来る限り良い状態を保てるように工夫しながら、
大切に長くご愛用ください。

モノグラム財布


ルイヴィトン モノグラム財布とショルダーバッグ(アマゾン)です。

 

 

 

 


20年近く頑張ってくれた付け根革は作製交換が必要です。

 

 

 

 


こちら側は切れていませんが革が劣化していて時間の問題ですので交換します。

 

 

 

 


内ポケットの中の合成皮革はベタツキ劣化。

 

 

 

 


底面など各部に黒い汚れが見られます。

ヌメ革の汚れや傷がクリーニング加工で消えることはありませんが、
ベタベタしたモノグラム地の汚れは取り除きたいと考えています。

 

 

 

 


付け根革と内張りを解体。

 

 

 

 


劣化した合成皮革は対面の革にも付着しています。

合成皮革が劣化すると改善することはありませんので、
対面などに悪影響を与える前に修理するのが理想です。

 

 

 

 


付け根革の縫い付け部も内側から強化しておきます。

 

 

 

 


財布は20年以上経過していますのでリニューアルリペア加工が必要。
小銭入れの中の合成皮革が劣化していますが難易度の高い加工になります。

 

 

 

 


ポケットや札入れ部も劣化して対面に色移りしています。

 

 

 

 


コバ面の塗料は剥がれ落ちてモノグラム地と内部材が剥がれています。

特に問題はないように思えますが部材が剥がれて単体になると、
強度や耐久性が大きく低下して悪化スピードが速まります。

 

 

 


モノグラム地が単体になったことで欠損が発生しています。
コバ面のメンテナンスをしていれば防ぐことができる損傷です。

 

 

 

 


リニューアルリペア加工ですのでバラバラに解体。

最高品質時代の財布ですが直営店修理ですと、
内部材を現行品質の素材で交換されてしまいますので、
良い時代の財布やバッグは慎重に思案が必要です。

 

 

 

 


ベタツキ劣化しないように合成皮革素材は本革で作成交換しながら、
色移りした部分も改善させます。

現行素材で中身を全交換するほうが何倍も楽で早いのですが、
当時の貴重な素材を出来る限り残してあげたい財布です。

 

 

 

 


欠損部やコバ面も改善してリニューアルリペア加工の完了です。

 

 

 

 


本革の内張りになりベタツキ劣化の心配がなくなり品質アップです。

 

 

 

 


札入れ部やポケットも同様に。。。。

この財布からベタツキ劣化する合成皮革素材はなくなり、
各部の強化加工で耐久性や強度も増しています。

 

 

 

 


アマゾンの付け根革の作成交換も完了。

表だけでなく裏面にもヌメ革を張り合わせて強化芯材を挟み込んでいますので、
手間も材料も2倍以上で縫い付け部も強化していますので、
古いバッグには安心な加工です。

 

 

 

 


各部に付着した黒いベタベタ汚れも綺麗に取り除きました。

 

 

 

 


20年も活用すれば十分に頑張ってくれたと評価できるのですが、
買い替えることができない品質ですので丁寧に取り扱いながら、
長くご愛用ください。

 

 

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)
レザークリエーション様

先程
お願いしておりましたバッグと財布を
無事に受け取りました

丁寧に梱包して頂き
またお心遣いにも感謝致します

バッグと財布
本当に綺麗に生まれ変わって
驚いております!

日記も同時に拝見し
どれだけ丁寧に慎重に
心を込めて
大変な作業をして下さったかが分かり
本当に嬉しく感謝しております

こちらでお願いして
本当に良かったと思います

これからさらに大切に
長く使って行きたいと思います

また何かありましたら
お願いしたいと思っております
その際には
どうぞ宜しくお願い致します

ありがとうございました

大阪府 W 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
合成皮革素材がなくなりベタツキ劣化の心配が無くなったことで、
安心して長く活用いただけます。
出来る限り良い状態を保てるように工夫しながら、
大切に長くご愛用ください。

エルメスのベアン


エルメスのベアン長財布とキーケースです。

 

 

 

 


キーケースは傷みやすいアイテムですので色褪せや擦れがあり、
表皮が剥がれた部分には汚れが染み込んで黒くなっています。

 

 

 


金具や鍵で擦れる内側も同様に。。。。

 

 

 

 


縫製糸も擦り切れてホツレが見られます。

 

 

 

 


コバ面も仕上げ直しが必要です。

 

 

 

 


ベロ革の外周からは白い芯材が露出しています。
強化加工を施しておくのが理想ですが今回はホツレ縫い直しとコバ仕上げで
対応します。

 

 

 

 

 


財布は折り曲げ部に擦り切れ欠損が見られます。

 

 

 

 


ベロ革の下に隠れている部分と比較すると全体の薄汚れがわかります。

 

 

 

 


内部材にもホツレがあり糸も色が抜けています。
長財布は全体を解体してリニューアルリペア加工を施します。

 

 

 

 


バラバラに解体。

 

 

 

 


擦れや汚れが見られるベロ革は芯材交換からスタート。

 

 

 

 


小銭入れの中の汚れは避けられないものですが、
出来る限り内部材まで綺麗にしながら各部を強化して組み立て直します。

 

 

 

 


各部に強化加工を施しリニューアルリペア加工の完了です。

 

 

 

 


擦り切れ欠損が見られた折り曲げ部もスッキリ改善。
強度も増して丈夫になっています。

 

 

 

 

 


ヨレヨレだったベロ革も復元強化加工で丈夫にスッキリです。

 

 

 

 


キーケースのホツレ部も縫い直しコバ面の仕上げ直しも完了。

 

 

 

 


使用すれば擦れや汚れは避けられない小物類ですが、
丁寧に取り扱えば長く活用できる状態に復活しています。

大切に長くご愛用ください。

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ラコステのリュック


名刺入れとパスケースとリュックです。

 

 

 

 


黒の名刺入れは合成皮革の内張り劣化があり本革で作成交換します。

 

 

 

 


バラバラに解体が必要で大掛かりな加工になります。

 

 

 

 


ポロのパスケースには石川島播磨重工と東芝のロゴが入っています。

 

 

 

 


こちらも全体を解体する大掛かりな加工になりそうです。

 

 

 

 


外周のテーピング革も作成交換が必要。

 

 

 

 


ラコステのリュックは2個のマグネット金具で開閉する仕様です。

 

 

 

 


開閉の度に負担がかかる取付け部が裂けています。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 


パスケースの解体。

 

 

 

 


合成皮革の劣化だけでなく布地も劣化して破れています。

 

 

 

 


黒の名刺入れも解体。

 

 

 

 


リュックのカブセを解体して凸側のマグネットを取り外したところです。

 

 

 

 


内側から強化加工を施してマグネットを付け直します。

 

 

 

 


復元強化加工の完了です。
取付け部は新品時より丈夫になりましたので安心して開閉いただけます。

 

 

 

 


黒の名刺入れも劣化した合成皮革の内張りを取り除いて組み立て完了。

 

 

 

 


本革仕様ですのでベタツキ劣化の心配がありません。

 

 

 

 


予定が大きく狂ったパスケースも加工完了です。
布地の内張りやファスナーポケットの全交換などが追加で必要になりました。

 

 

 

 


少し厚みを増した革でテーピング革を作成。

 

 

 

 


元のファスナーポケットは幅が足りていなくて外周ステッチまで届いていないサイズ。
接着だけで耐えていたようですので全体を作成交換しました。

 

 

 

 


3点とも当社で加工した部分は安心して活用いただける状態に復活しましたので、
大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)
本日、受けとりました。
今回で3回目になりますが、いつもながらの完璧な仕上がりに驚くばかりです。
修理は新しく作るよりも難しいと思いますが、
新品になって戻って来たといっても過言ではありません。
慣れ親しんだものを再び使うことができ、とても嬉しいです。
ありがとうございました。

静岡県 O 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
当社で加工した部分は新品時より丈夫になり、
合成皮革から本革に素材変更したことで品質もアップしています。
大切に長くご愛用ください。

水たまり


雨が降ると玄関先に大きな水たまりができてしまいます。
水深2センチですが年配の方や女性は飛び越えるのも難しく困っていました。

年に5日ほどしか来店客を迎えることがない当社ですので、
長年放置していたのですが自転車や歩行者の通行の妨げにもなっています。

たまたま撮影していると黄色い雨具を着た市の職員が歩いてきましたので嘆願。
溝を掘るとか傾斜をつけるとか高低差を計測しながら思案されていました。

 

 

 

 

 


歩道の下には用水路が流れているそうで排水溝を作ることで対策するとのこと。

用水路の擁壁は厚みがあり狭い穴の中で壁を壊すのは困難な様子でしたが、
「プリズンブレイク工法だ!」などと言いながら楽しそうに工事されていましたので、
「そんな工法があるのですか?」と声をかけると、
私の存在に気が付き照れ笑いしながら「そんな工法はありません。」・・・・

 

 

 

 


雨が染み込むタイプのアスファルトですが目詰まりすると水が溜まるようで、
排水溝の設置が確実で長持ちするとのことです。

 

 

 

 

 


玄関の正面からは少しずらして排水溝を設置してもらったので、
水たまりが無くなるのか不安でしたが激しい雨が降っても出入りできるように、
改善しました。

こんなことなら、もっと早くお願いすればよかった。