残念!修理のやり直し。

ブランドバッグドクターのリペア日記

ヴィトンのスピーディのファスナー引き手が取れる修理は多いです。
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金具は破損していますし摩耗も激しく折れる寸前です。(金具部分は交換です)

問題は革ですが刻印入りカシメ金具を外してみると緑の錆が付着していて

亀裂もあり、ちぎれてしまいそうです。

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伸びて変形した上に切れそうな革をキズのない最高級のヌメ革で作成しました。

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革の厚みも1.5倍にして開閉のたびに引っ張られる部分ですから強度を上げています。

廃業したフランスのコスティル社の貴重な革で作成していますし、繊維の方向も考えて

切り出した革は簡単には切れたりしません。

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今回の修理はお得意先の商社からの依頼のため、商社の先には百貨店など

小売り業者様が存在し、その先にこのバッグの使用者がいます。

(使用者との間に二つ以上の業者がいる遠い存在です。)

修理業者としましては切れそうな革をそのまま使用することなど論外です。

お世話になっているお得意様ですから、サービスで新品作成しました。(これがクレームに!)ショック!

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今にも切れそうな革に付け直しました。

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バッグの持ち主から修理を預かった小売店は仕上がりの状態もみないで、

「お客様の了解をいただいていないので切れそうな元の革に戻してほしい。」と・・・商社へ連絡。

無料サービスでも「革が変更されているのは何故ですか?」と

お客様に問われると説明も出来ないし対応する能力がないのです。

商品知識がないと説明は難しいかもしれませんが、残念な出来事です。

使用されている方と直接のやり取りができれば、

喜んでいただけた修理内容だと思うのですが・・・

品質ダウンは品物だけではないのかも・・・・残念!

しかし、当社はバッグにとって最善の修理を施し続けることに変更はありません。メラメラ

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索