
定番のブライドルレザーではなく柔らかい牛革のホワイトハウスコックス財布です。

何度か直営店で外面の張り替え交換をされているとのことですが、
すでに折り曲げ部は擦り切れて穴が空いています。![]()

柔らかい繊維のカーフ素材ですので牛革の中では擦れに弱い素材です。

内部材は丁寧に使用されている印象です。

スッキリと仕上がるカーフ素材ですが
今回は革のダイヤモンドと呼ばれるコードバン革で作成交換します。

外面革に張り合わされた布地も同時に本革仕様に変更します。

直営店の修理でボンドのシミが見られます。

この辺りも同様に。。。。。

外面の革の厚みは1ミリ程度。

外周のヘリ返し部は0.4ミリです。
見た目よりも耐久性を重視ということですので厚み20%アップで加工します。

農耕馬の尻革であるコードバンはiphoneと比較しても小さいです。
この財布なら1個しか外面革を作成できません。
機械化が進んでいるので農耕馬の数も少なくコードバンは貴重ですので高価。
革のダイヤモンドと呼ばれる所以です。

外面革のコードバン仕様の完了です。

色あせした元の革と比較すると黒味が違います。

牛革よりも丈夫なコードバンで厚みもましていますので、
お手入れしながら育て上げて大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索
(お手紙紹介です)
受け取りました。非常に綺麗に仕上がっていて感激です。
ありがとうございました。
兵庫県 Y 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
大切に長くご愛用ください。