持ち手の付け根


daniel&bobの大きなバッグです。

 

 

 

 


擦れや汚れも含めて使い込んだ雰囲気を楽しむバッグです。

 

 

 

 

 


大きなバッグですので荷物が重くなり底面は平らではない状態。

 

 

 

 


当然ながら底面だけでなく持ち手にも負担が掛かります。

 

 

 

 

 


負担が大きな持ち手の付け根はそろそろ限界です。

持ち手全体の強化や作成交換も検討されましたが、
今回は付け根部の4か所強化加工のご依頼です。

 

 

 

 


この辺りにも亀裂が見られます。

 

 

 

 

 


内張りを解体して持ち手を取り外しました。

 

 

 

 

 


擦れや汚れなど使い込んだ雰囲気はそのままに強度アップさせます。

 

 

 

 


持ち手付け根を解体して芯材の素材や状態を確認します。

 

 

 

 


持ち手の付け根を4か所とも解体。

弱ったり切れたりした部分を縫い込むだけで修理完了とする業者が多いですが、
当社では解体して強化芯材を入れ込んで組み立て直します。

手間も時間も掛かりますし技術も必要で重要な作業です。

 

 

 

 


残念ながら芯材は床革でした。
繊維が荒い床革では強度不足ですので強化芯材を入れ込んで組み立て直します。

 

 

 

 


組み立て直して付け根4か所の強化加工の完了です。

 

 

 

 


デザインや構造は変えることなく強化しています。

 

 

 

 


強化したので持ち手は自立しています。

長く重みのある持ち手ですので使用していれば付け根も柔軟になりますが、
強化芯材を入れ込んでいますので簡単に切れる心配はありません。

大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索