GUCCIトートからトート

ブランドバッグのリペア日記

グッチのトートバッグです。

色落ちや汚れなどが全体にあり、持ち手もくたびれています。

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底角は擦り切れて穴が開く寸前です。

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縦長のトートから小さめのトートに作り変えます。

取り外した金具の重量だけでも重いです。

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濃い茶色の革に変更してパーツを作成しました。

内張りも本革で作成しています。

シンプルで使いやすいトートにリメイクされ金具が無くなり軽くなりました。

リメイク前のくたびれ感は無くなり、長く愛用していただけます。

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ヴィトンでMrドーナツ

ブランドバッグのリペア日記

22年前のルイヴィトンのノエというバッグです。

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解体しました!汚れやシミ・シワが多数あります。1989年製造品ですから当然です。

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ミスタードーナツの手帳カバーをモノグラム地で作成します。


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ミスタードーナツのビニール素材からモノグラム地に変わるだけで豪華です。

モノグラム地を折り返して縫製していますので型崩れしにくいです。

ストラップも折り返したモノグラム地を張り合わせて縫製しています。

昔のヴィトンはこのように作られていましたが現行品は切り落とした部分に

塗料を塗って仕上げています。


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内張りも本革とモノグラム地で作成しました。

使わなくなったバッグが毎日愛用できる手帳カバーとストラップに変身しました。

ホックで止めれるようにベロを作成しても可愛いかも?

今回はご要望どうりミスタードーナツのデザインとサイズで仕上げました。

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ヴィトン ボストンでリメイク

ブランドバッグドクターのリペア日記

40年ほど前のヴィトンのキーポルボストンバッグです。(マチを外したところです。)

その昔、U.S.Aでライセンス生産していたvuittonのバッグです。(素材も作りも頑丈です)

後ろ面に回りこんだモノグラムのLV柄が逆さまにならないように

底の中央でモノグラム地を反転させて継ぎ合わせています。

(現行品の後面はLV柄が逆さまです)

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U.S.Aヴィトンの証明タグです。紙製ですので綺麗な状態は貴重です。

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ファスナーや革パーツなど全て取り除きました。(当時の素材は武骨で頑丈ですが重いです)

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元のパーツが縫い付けられていたステッチ穴やビス穴などが多数あります。

モノグラム柄を合わせながら、ステッチ跡などを隠すようにリメイクしなければなりません。

(自由には作れない制約が二重にあるのです。)メラメラ

ステッチ跡や柄合わせを考慮しなければ効率よく素材を使用できますし、

作成寸法も自由に作れるのですが・・・・至難です。

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柄合わせをすれば、ステッチ跡がずれて見えてしまいます。

このままでは、取り付けるパーツがずれて縫い付けられてしまいます。

当時のUSAヴィトンは柄合わせやパーツの取り付けなど、精度が低かったようです。

ヴィトンの作りこみを信じてパーツを作りましたが、全部やり直しです。ガーン

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分かりやすく中央に線引きしてみると、元の革パーツが1㎝ほどずれて付いていたことが判明!

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柄合わせも元の穴を隠すことも妥協できませんので、パーツを全て作り直します。ショック!

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ご要望どうり濃い茶の革を使用してHERMESのガーデンパーティのフォルムに!チョキ

これもご要望どうり前後のポケットを作成。(柄合わせも完璧です。)

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底面も柄合わせしています。
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マチも当然左右対称で柄を合わせました。

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センターのホックもモノグラム地を貼りこんで柄合わせしています!(前後面ともグッド!

(ここまで柄合わせしなくても?)と我ながら思います。

究極の柄合わせです!

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内ポケットも豪華です。 マチのホックを全て外せば収納力抜群です!

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内ポケットの取り外しOK!

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取り外した内ポケットにストラップも付けれます。

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バッグ固定のストラップもありますのでカギやケータイなど取り付けて使用できます。

ホック取り付け部も革ワッペンで補強してます。(革二重でステッチ入り・ニス仕上げ)

HERMESガーデンパーティと比べても細かなパーツまで妥協なしです。

(HERMESガーデンパーティは円形の革を挟み込んでるだけです。)

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ケータイポーチも作成しました。

バッグの外にぶら下げてもカワイイです。

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ケータイポーチだけで使用してもカワイイです!

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全てのリメイク品に元のミシン穴やビス跡などが残らない様に作成しています。

HERMESガーデンパーティPMとTPMのサイズの中間ぐらいのサイズになっています。

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40年前のUSAヴィトンの証明ワッペンもモノグラムで専用ケース作成しました。

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ボストンバッグの残骸です。

バッグが小さくなっても、モノグラム素材は大量に使用しているのが判ると思います。

モノグラム模様の柄合わせには多くの素材を無駄にしないと作成できません。

柄合わせがなければ隅々まで素材を使用できるのですが・・・

たとえば、小さなバッグでも財布ぐらいなら作れると誰もが思いがちですが、

素材が足りなくてリメイク出来ないケースが多いのです。

世界に一つだけのバッグです。

大切にご使用ください。

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・お手紙紹介

  有限会社レザークリエーション様

 いつもお世話になっております。
今、画像を見てびっくりしました。
思い道理にリメイクしていただき本当に有難う
ございました。
又 小物も色々お考え頂き嬉しいです♪♪
早速 持って歩きたいです。

愛知県 E様

E様

前回のエルメスのバッグに続いてのご依頼ありがとうございました。

リメイクした跡(ミシン穴など)が完成したバッグからは

何処を探しても見当たらない様に作りこみました。

使いやすいバッグでカワイイですし、少しゴージャスです。

使用頻度は自然と多くなると思います。

小物類も丁寧につくりこみましたので

ご活用ください。

ありがとうございました。

有限会社レザークリエーション

ハンティングワールドの修理

ブランドバッグドクターのリペア日記

ハンティングワールドのトートバッグです。
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後側の持ち手中央が折れ曲がっています。

中の芯が折れているだけでなく補強材も傷んでいるようです。(まずは、持ち手の解体です。)

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補強材もボロボロです。

折れた芯の交換だけでは持ち手は再生出来ない状態です。
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持ち手の中身を全て取り除きました。

芯材や補強材を耐久性のある部材に取り替えて持ち手を組み直します。

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反対側の持ち手と比べると綺麗な円を描くように持ち手が再生されました。(持ち手再生完了です)

つづいて・・・・
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本体の天部分が擦れて内張りのデニム地が破れて茶色の芯材が見えています。

このままでは内張りが本体から外れてしまうのも、時間の問題です。

高価なバッグですが、みすぼらしく見えてしまいます。

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前側やマチの天部もこのような状態です。

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天部分を全て解体して内張り天部にのみ本革テーピング加工します。

内外関係なく天部全体にテーピングするのであれば、

一度、内張りを解体して本体から外す必要は無くなり作業は簡単に出来ます。

しかし、外観のデザインが変更されてしまいますし、スッキリ感がなくなります。

ブランドバッグドクターのリペア日記

内張りのマークワッペンや携帯ポケットのカブセベルトなども本革ですし、

内張り天部全体の革テーピングも違和感なく仕上がっています。

(内張りは内張りだけでテーピング)のプランは成功でスッキリです。ニコニコ

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外観に内張り天部のテーピングは、何も影響なく強度と豪華さがアップしました。

次に修理するのは、前側もちての再生加工かな?

大切にご使用ください。

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GUCCIプチリメイク!

ブランドバッグドクターのリペア日記

グッチのトートバッグです。

内ポケットや中央のファスナー付きの間仕切りポケットなど、

入れるアイテムごとに仕分けして収納したい方には便利なトートバッグです。

しかし、何もかも一つの所に収納したい方には不向きで、

いろんなポケットに手を入れて探さないと見つからない不便さもあります。

ブランドバッグドクターのリペア日記

中央の仕切りを取り除きシンプルになりました。

いろんなものをポンポンと収納できますし、探し出せます。

内張りを元どうりに復元もできますし、

取り外し可能なように加工もできます。

依頼者のように不便さを感じて使用していなかったバッグが

プチリメイクでお気に入りのバッグに変わります。

使わないバッグが使えるバッグに生まれ変わります。

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エルメスだってイメチェン!

ブランドバッグドクターのリペア日記

ほとんど使用されていないような状態のエルメスです。

シンプルで使いやすいバッグですが面白味がなく地味です。

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本体から革ベルトのパーツを取り外し、オレンジ色に変えていきます。

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左のベルトはお客様がサンプルとして同梱してくれたベルトです。

中央はサンプル同様に革の切り目(厚み部)や糸もオレンジで仕上げたものです。

右のベルトは革色のみオレンジで切り目ニスや糸はバッグ本体と一体感をもたせました。

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糸や切り目のニス色を統一すると、エルメスらしさがアップしました。

地味なバッグが違和感なくお洒落です。

長さのあるパーツばかりで全ての糸を取り除き、一目一目もとのミシン穴を

縫い直した苦労が報われる仕上がりです。

ブランドバッグドクターのリペア日記

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余談ですが、後ろ側のセリエ金具とセリエ金具の間だけ

革ベルトの厚みが少しだけ厚くなって、金具の穴を通らなくなっています。

前側からベルトを絞ったときにベルトの先の長さ(バランス)が変わらない様にです。叫び

このような配慮がエルメスなのです。

ベルトの色を変えるだけでも、イメージチェンジはできるプチリメイクでした!

黒い財布を赤い糸で縫い直したり、

内張りを和風に変えるなどリメイクのアイデアは沢山あります。

オーダーメードよりリーズナブルにオンリーワン感覚をあじわえるプチリメイクの

ご提案、ご依頼お待ちしています。にひひ

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